教職員による不適切事案 2025年度下半期の通報97件
学校や教育委員会の対応を第三者委員会が検証=静岡
2026年6月10日(水) 12:30 静岡放送
教職員によるハラスメントや体罰など不適切な事案があった際、学校側が適切に対応できているかを検証する第三者委員会が6月9日に開かれました。
<静岡県教育委員会 小野田秀生教育監>
「今年度は5月に免職2件、減給1件、計3件の懲戒処分を行っております」
県庁で開かれたのは、医師や弁護士など5人の委員で構成する県公立学校第三者調査委員会です。
この委員会は、教職員による児童・生徒へのハラスメントや体罰などが発生した際、学校や教育委員会の対応に問題がないかチェックするため2022年に設置されました。
9日は、2025年10月から2026年3月までに発生した事案について、委員から指導や助言を受けました。
<静岡県教育委員会 小野田秀生教育監>
「引き続き、教職員へのコンプライアンスを徹底し、県民の皆様の信頼回復により一層努めていくことの必要性を強く感じているところでございます」
県教委によりますと、半年の間に、通報窓口には97件の通報が寄せられ、このうち37件が調査対象になったということです。
児童生徒への体罰など通報38件 静岡県教委設置の窓口、昨年度後期
2026年6月13日(土) 11:00 朝日新聞(青山祥子)
ハラスメントや体罰など児童生徒に対する不適切な言動について、静岡県教育委員会が設けた窓口への通報が昨年10月~今年3月に計38件にのぼった。県教委の対応を検証する第三者調査委員会で報告された。
通報の内訳は、不適切な指導(暴言・差別)が29件(前年同期18件)で最も多く、児童生徒性暴力等は5件(同1件)、体罰は4件(同4件)だった。
校種別では小中学校11件(同10件)、高校22件(同11件)、特別支援学校5件(同1件)だった。
今年度の教職員の懲戒処分は5月の免職2件、減給1件の計3件。このうち免職1件は児童生徒へのわいせつ事案で、2月の窓口通報がきっかけで発覚したという。人事主管課への直接通報により、児童生徒への不適切な言動が早い段階で確認され、所属長が職員に指導した事例もあった。
小野田秀生教育監は「通報窓口の周知が進んだこともあり、通報件数は増加傾向にある。教職員のコンプライアンスを徹底し、県民の皆様の信頼回復により一層努めていく必要性を強く感じている」と述べた。
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