「娘の尊厳傷つけられたまま」パワハラ原因で自殺した女性教諭の遺族
宮城県に約1億円の損害賠償求め提訴「管理職も対応怠った」
2026年4月13日(月) 13:45 東北放送
2020年に宮城県立高校の女性教諭が、男性教諭からのパワーハラスメントを受け自殺した問題で、女性教諭の両親が、宮城県を相手取りおよそ1億円の損害賠償を求める訴えを仙台地方裁判所に起こしました。
宮城県教育委員会によりますと、県立高校に勤務していた30代の女性教諭は2020年、同僚の50代の男性教諭から「私に対する態度が失礼」「仕事は一切お願いしない」と書いたメモを机に置かれるなどのパワハラ行為を受けていました。女性教諭は2020年10月に自殺し、県教育委員会は男性教諭によるパワハラ行為が原因だったと結論づけました。また、県教育委員会の検証報告書では、2人を引き離すなど必要な対応をしていなかったとして、当時の校長らに重大な過失があったと指摘しています。<パワハラと認定 男性教諭の“メモ”全文>
弁護団は訴訟の目的として「真相の究明」「宮城県側の責任の明確化」「再発防止策」の3点を挙げています。また、女性教諭の両親は「親として娘の尊厳が傷つけられたままにはできません。訴訟に踏み切りました。加害教諭からパワハラがあったとされましたが、半年以上にわたって娘を狙った陰湿ないじめであったことが明らかにされていません。真実が明らかにならなければ再発防止はありえません。これまでの調査と事実認定に不十分な点があることを明らかにしたいと思っています」とのコメントを発表しています。
一方、宮城県は「訴状が届き次第、対応を検討する」とコメントしています。
上司のパワハラで女性教諭が自殺 遺族が約1億円の賠償を求め提訴
2026年4月13日(月) 16:49 東日本放送
宮城県石巻市で女性教諭が上司からパワハラを受けて死亡したとして、遺族が宮城県に約1億円の賠償を求め裁判を起こしました。
「先生の仕事の後始末をするのはもうたくさんです」「不愉快ですので教務部会にも出ないでください」
石巻西高校に勤務していた30代女性教諭は2020年、同じ学校の主任だった男性教諭から心理的に追い詰めるような内容が書かれたメモを受け取り、自ら命を絶ちました。
女性教諭の父親「仕事を楽しみ教職を天職のように思っていました。一体学校で何があったのか。なぜ死ななければならなかったのか」
女性教諭の両親は13日、上司の言動により女性が精神的な苦痛を受けたなどとして県に約1億円の賠償を求めて仙台地裁に訴えを起こしました。
女性教諭の父親「娘の尊厳も傷ついたままです。これまでの調査及び事実認定に不十分な点があることを明らかにしたいと思っています」
県教育委員会は、男性教諭を停職3カ月の懲戒処分としていて「訴状が届き次第適切に対応する」とコメントしています。
パワハラで自死の高校教諭、両親が宮城県提訴 「尊厳傷ついたまま」
2026年4月13日(月) 17:45 朝日新聞(川西めいこ)
宮城県立高校の女性教諭が、同僚だった男性教諭からパワハラを受けて2020年に自死した問題で、女性教諭の両親が13日、県を相手に慰謝料約1億円を求める国家賠償請求訴訟を仙台地裁に起こした。弁護団と仙台市内で会見を開き、明らかにした。
この問題では昨年7月、県教育委員会が調査報告書を公表し、50代男性教諭が業務をめぐり、30代女性教諭を精神的に追い詰めるようなメモ書きや手紙を繰り返し渡し、パワハラをしたと認定。管理職も何度も相談を受けていたのに自死を止められなかったとして、重大な過失があったと結論づけた。
訴状によると、県教委が認定した事案以外にもパワハラはあったとして内容が不十分と指摘。校長と教頭を管理職とひとくくりにせず、女性教諭、男性教諭ともに関わりがあった教頭の責任を明確にするよう求めている。さらに報告書の原案では女性教諭の仕事ぶりに問題があるとされ、尊厳が傷つけられたとも訴えている。
女性教諭の父親(74)は「親として娘の尊厳が傷つけられたままにはできない。調査や事実認定の不十分な点を明らかにしたい」と語った。
県教委は「まだ訴状が届いていないので、届き次第確認して対応する」としている。
「同僚からパワハラ」 自殺した女性教諭の遺族、宮城県を提訴
2026年4月13(月) 18:14 毎日新聞(遠藤大志)
宮城県立高に勤めていた当時30代の女性教諭が自殺したのは、同僚の男性教諭からパワハラを受けたためだったとして、女性教諭の両親が13日、県に約1億円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。両親側は「男性教諭は優越的地位を背景に、女性教諭の人格・尊厳を害し、校長らは必要な対応を怠った」と訴えている。
訴状によると、当時50代の男性教諭は2020年3月ごろから、女性教諭に対して他の教諭の面前で業務上の問題を攻撃的な口調で指摘。「これから仕事は一切お願いしません。先生の仕事の後始末をするのはもうたくさんです」と書いた手紙を机の上に置くなど、パワハラを繰り返したという。女性教諭は20年10月にうつ病になり、自ら命を絶った。
両親側は、当時の校長や教頭がこうした状況を認識していたにもかかわらず、女性教諭の負担を軽減する具体的な対応をしておらず、注意義務違反に当たるとした。
女性教諭の自殺を巡っては、22年10月に公務災害だと認定された。県教委は24年2月、男性教諭を停職3カ月の懲戒処分とし、25年7月に男性教諭のパワハラや、男性教諭を十分に指導しなかった校長らの過失を認める検証報告書を公表した。
両親はこの日、仙台市内で記者会見を開き、「娘は教職を天職のように思っていた」と振り返った。その上で、県教委の報告書の内容は不十分だとし、「真実が明らかにならなければ、娘の尊厳は傷ついたままだ」と強調した。弁護団の長沼拓弁護士は「第三者委員会の設置など具体的な再発防止策を実現させたい」と語った。
県教委は取材に、「訴状をいただいておらず、内容が確認でき次第、対応したい」とした。
【提訴】県立高校の女性教諭が“パワハラ”きっかけに自殺、
両親が県に約1億円の損害賠償
求める・宮城県
2026年4月13日(月) 19:05 宮城テレビ
6年前、県立高校の当時30代の女性教諭がパワハラをきっかけに自殺した問題で、両親が宮城県を相手取り約1億円の損害賠償を求め、仙台地裁に提訴しました。
女性教諭の両親は、13日の提訴に合わせて会見を開き、真相究明や県の法的責任の明確化、再発防止策などを求めました。
訴えによりますと、6年前 石巻西高校に勤務していた女性教諭は、当時50代の男性主任教諭から「仕事は一切任せません」と書かれた手紙を渡されるなどのパワハラを受け、精神的に追い込まれて自殺に至ったとするもので、両親は県に対して約1億円の損害賠償を求めています。
県教委は、この問題で2025年に報告書を出していましたが、これについて訴えでは主任教諭や教頭の責任を曖昧にした不当な報告書だとしています。
女性教諭の父親
「真実が明らかにならなければ、再発防止はありえません。娘の尊厳も傷ついたままです。これまでの調査及び事実認定に不十分 な点があることを、明らかにしたいと思っています」
提訴を受け、県教委は「訴状の中身を一つ一つ確認し、 裁判では必要なことを伝えてい きたい」と、コメントしています。
パワハラ自殺、県を提訴 女性教諭の両親が賠償請求 宮城
2026年4月13日(月) 19:25 時事通信
宮城県内の県立高校で50代男性教諭からパワハラを受け、自殺した30代女性教諭の両親が13日、県に計約1億円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。
訴状によると、女性教諭は2020年、男性教諭から「会議に出ないでください」「仕事は一切お願いしません」などと書かれたメモを机の上に置かれるなど執拗(しつよう)な嫌がらせ行為を受け、同年10月に自殺した。
県教委は24年2月、男性教諭を停職3カ月の懲戒処分とした。昨年7月公表の検証報告書では、男性教諭による一連の行為が女性教諭の人格、尊厳を害するパワハラに当たり、自殺の原因になったと認定した。
両親は「娘の尊厳は傷ついたまま。これまでの調査および事実認定に不十分な点のあることを明らかにしたい」とのコメントを出した。
県教委は取材に「訴状が届き次第、内容を確認して対応していく」としている。
「陰湿ないじめなど真実が明らかにされなかった」
石巻市の女性教師パワハラ自殺 両親が宮城県を提訴
2026年4月13日(月) 19:40 仙台放送
2020年、宮城県石巻市の高校に勤務していた当時30代の女性教師が、同僚の男性教師からパワーハラスメントを受けて自殺した問題をめぐり、女性教師の両親は「真実が明らかにされなかった」として宮城県を相手に訴えを起こしました。
亡くなった女性教師の父親
「仕事を楽しみ教職を天職のように思っていました。娘は争いを好むような子ではありません。ですが、親として娘の尊厳が傷つけられたままにはできません。訴訟に踏み切りました」
訴えを起こしたのは亡くなった女性教師の両親です。
訴状などによりますと、女性教師は2020年、宮城県立石巻西高校に勤務していた際、同僚の当時59歳の男性教師から、「仕事は一切お願いしません。会議には出ないでください」と書かれたメモを机に置かれるなどのパワーハラスメントを受け、自殺しました。
県は男性教師のパワーハラスメントを認定し、当時の基準などに基づき、「停職3カ月」の懲戒処分としましたが、この問題を受けて「免職」の規定が追加されました。
また、去年7月には県の調査報告書が両親に手渡されましたが…。
亡くなった女性教師の父親
「県のやり取りの中で真実が明らかにされませんでした。陰湿ないじめであったとか、教頭の対応についての真実が明らかにならない」
亡くなった女性教師の母親
「1人の問題として考えるのではなく、いろんな方々がみんなで考えていただけるとありがたいと思っています」
訴えのなかで両親は総額およそ1億円の損害賠償や真相究明、第三者委員会による実効性のある再発防止策の策定などを求めています。
宮城県は「訴状が届き次第内容を確認して対応したい」とコメントしています。
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