新入社員が求める“適切なアドバイス”
“適切”に困惑する先輩社員 良好な関係はコミュニケーションから
2026年4月25日(土) 21:00 福島テレビ
日々の寒暖差や環境の変化で注意が必要なのは…5月病。組織コンサルティング企業の調査によると、5月病の回復まで半年以上かかった人は24.7%にあたる。そして、心のストレスを抱えているのは、新入社員だけではないようだ。
■新入社員のホンネ
福島県郡山市で開かれたのは、挨拶のしかたや名刺交換の手順を学ぶ新入社員のビジネスマナー研修。
ここで入社して約2週間という新入社員に、理想の先輩との関係を聞いてみた。
・「厳しく指導して頂きたいんですけど、時には優しい指導もあったらうれしい」
・「なんでも否定されると、こちらも動きづらいので、そんな先輩は嫌かな」
新入社員が期待するのは『適切なアドバイス』のようだ。
■先輩社員のホンネ
一方、先輩方は…
・「本人のためにはなると思うけど、言ったらまずいだろうなと思って、ぐっと飲み込んでいることは多々ある。我々の頃は怒られてなんぼだった。もう、そういう時代なんでしょうね」
・「私よりちょっと上の方はガツガツ言うタイプの人が多いけど、下になってくるとゆとりじゃないですけど、そういう人達の性格も考えないといけないので難しい」
■ハラスメント?判断難しく
ハラスメントに関する講習などを行っている、福島県労働委員会の大橋雅人さんは、昨今の『ハラスメントへの意識の高まり』が先輩たちの指導に影響を与えているという。
「仕事上必要な指導なのか、パワーハラスメントなのか、その判断はとても難しいものがある」と大橋さんは話す。
■パワハラとは?
厚生労働省の指針によると、パワハラとは『優越的な関係を背景』に『業務上必要かつ相当な範囲を超え』『労働者の就業環境が害される』というすべての要件を満たす言動となっている。
『パワハラかどうか』は、その前後の状況や人間関係などを含めて総合的な判断が必要。先輩社員は相手の人格を尊重して信頼関係をつくる“育てる”という意識が必要だとしている。
■コミュニケーションがカギに
福島県労働委員会の大橋さんは「日頃から職場でのコミュニケーションを大事にして信頼関係を築いていくことが、能力を十分に発揮できる、安心して働ける職場づくりに繋がっていくんではないか」と語る。
危惧されるのはハラスメントという言葉の先行…人間関係を構築したうえの思いやりある指導が必要だ。
《カウンセラー松川のコメント》
ハラスメントは総じて、受け手次第です。
パワハラ要件の1つである
「業務上必要かつ相当な範囲を超え」この判断も主観です。
客観的な判断は当然ですが、この様な概念的で曖昧な表現では
結果として判断する者である、上司や社内委員会の委員、
第三者委員会の委員や行政の担当者とか裁判所の担当判事による
被害者とか加害者以外の者による主観となる訳です。
それはセクハラやマタハラでも判断基準は同様です。
ハラスメントの有無が曖昧さや誰かの主観による判断で決まる以上、
根絶も無理なのです。
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