2026年4月13日月曜日

生理中も重い装備に激しい動き…女性ならではの不調に不安や葛藤 男性が大多数を占める消防職員を対象にした研修会 職場全体で適切な配慮を

生理中も重い装備に激しい動き…女性ならではの不調に不安や葛藤
 男性が大多数を占める消防職員を対象にした研修会
 職場全体で適切な配慮を

 

2026年4月13日() 19:24 テレビ静岡

 

女性が働きやすい職場環境を作ってもらおうと、男性が大多数を占める消防職員を対象にした研修会が開かれました。テーマは「女性の生理」です。

 

放水訓練を行っているのは、静岡市消防局・葵消防隊唯一の女性隊員だった櫻井美貴さん(取材当時)。

 

総重量10kgにもなる防火服を着て、厳しい訓練に臨みます。

 

つかの間の休憩時間。

 

すると、ここで櫻井さんが足早に建物の中へと入っていきました。

 

静岡市消防局 葵消防隊(取材当時)・櫻井美貴 隊員:

今、お手洗いに行ってきました。きょう生理が2日目だった。なかなか訓練の間だと長時間の休憩がないと(トイレに)行けないから行けてよかった、いま

 

実はこの日、生理中だった櫻井さん。

 

激しい動きが求められる消防の現場。

 

女性ならではの生理に関する悩みを抱えている隊員も少なくありません。

 

静岡市消防局 葵消防隊(取材当時)・櫻井美貴 隊員:

トイレに行けないというのもあるが、長時間放水する姿勢だけでも腰が重いので体力面が一番キツイ

 

火災現場で隊員の身を守る大切な装備である防火服も、重さによる生理痛の悪化やトイレに行く際に着脱がしにくいことも負担になります。

 

人を助ける仕事がしたいと消防士になった櫻井さんですが、女性ならではの不調を相談をすることには不安や葛藤があるといいます。

 

静岡市消防局 葵消防隊(取材当時)・櫻井美貴 隊員:

不安にはなる。日勤とか中の仕事をすれば良いと思われているのではと考えることもある。言葉に出すのはこわいので言えないが

 

こうした中で開かれたのは「女性の生理」に理解を深める研修会です。

 

生理ケア&月経カップアドバイザー・木下綾乃さん:

ここに大さじ1杯の赤い水を垂らしていきます。どのように染み込んでいくか見てください。まだ全部染み込んでいない。結構ぬれました

 

この日は県下消防本部から約130人の消防職員が参加しました。

 

男性が多数を占める消防の現場。

 

男性の理解と配慮は必要不可欠です。

 

研修会では生理ケアアドバイザーが女性の体の仕組みや生理用品の種類、生理中の不調などについて説明していきました。

 

男性参加者:

生理用品、それもつければ終わりだと思っていた。つけることで不快な思いや漏れる心配が生理期間中ずっと続いているということを初めて知った

 

男性参加者:

何がどういう風に大変か具体的に知ることができた。生理に対する理解が深まった

 

働く世代の約8割の女性が働いているいま、生理を個人の問題として片付けず、職場全体で正しい理解と配慮を広げていくことが求められています。


《カウンセラー松川のコメント》

職場環境として、トイレや更衣室とか仮眠室や浴室を男女別々に設置する。
これは女性を職場に迎える為に必要な配慮であり、
「一緒に使わなければ良い」とか「仕切りが有れば解決」では済みません。
これが女性への配慮です。
そして、生理に対して「大したことはない」「辛いのは本人のわがまま」と
安直に判断するのも良くないです。
しかし、消防や警察などの公安職は、
市民の安全を守り救い社会の安寧を維持する仕事なので、
連続した活動を長時間継続しなければならない場合もあります。
延焼防止の為の消火活動であれば待った無しです。
消火を中断した分だけ延焼してしまい、それを取り返すことは出来ません。
「装備の重さが辛い」「トイレに行けない」
これは今に始まったことではありません。
そう言う甘えの思考が、女性の活動を阻害しているのです。
即ち「女性の敵は女性」なのです。
生理を理由に活動を緩和したいのは本末転倒。
それを希望するならば、退職をお勧めします。
自分の命を犠牲にすることはありませんが、
人を救う為に自分が辛いのは避けたいならば、適性が欠格していますから。

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