2026年4月15日水曜日

上司2千万円支払いで和解 消防職員パワハラ自殺 1審認定の求償金債務は5400万円

上司2千万円支払いで和解
 消防職員パワハラ自殺 1審認定の求償金債務は5400万円

 

2026年4月15日(水) 18:17 産経新聞

 

上益城消防組合(熊本県御船町)が、上司のパワハラが原因で令和元年に自殺した男性職員=当時(46)=の遺族に支払った1億円余りの損害賠償金の一部を上司個人に求償した訴訟の控訴審は、15日までに福岡高裁(河合芳光裁判長)で和解が成立した。1審判決が認めた約5400万円の求償金債務が上司にあると確認し、うち2千万円を支払う。14日付。

 

遺族が組合に賠償を求めた訴訟で令和6年、熊本地裁判決は自殺とパワハラの因果関係を認めて賠償を命じ、確定した。組合は上司相手に提訴し、7年の1審熊本地裁判決は上司の重過失を認定。組合が負担した賠償金約1900万円の5割の支払いを命じていた。

 

1審判決によると、男性は未経験の部署に異動後、上司から後輩や同僚の前で繰り返し叱責を受けるなどし、令和元年5月、パワハラの告発状や遺書を残して自殺した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

消防組合の職員自殺、
8800万円損害賠償金を負担した組合が
パワハラした元上司に同額を求償した訴訟が和解

 

2026年4月16日() 10:06 読売新聞

 

 熊本県御船町の上益城(かみましき)消防組合の男性職員の自殺を巡り、約8800万円の損害賠償金を負担した組合がパワーハラスメントを行った元上司に同額を求償した訴訟は、福岡高裁で和解が成立した。14日付。1審・熊本地裁判決は元上司に約5500万円の支払いを命じ、元上司側が控訴していた。組合側によると、元上司に同額の債務があることを確認した上で、元上司が2000万円を組合に支払う内容という。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2025年7月17日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラ自殺の賠償金…当時の上司に5500万円支払い命じる 熊本地裁
これの続報です。
地裁判決では加害者である元上司に5,500万円を組合に支払う判決を下したのに、
組合は3,500万円も減額し判決の半額にも満たない2,000万円で和解です。
上益城消防本部は御船町・嘉島町・甲佐町・山都町で構成、
1本部2署管下1出張所態勢、職員100名(吏員96名)、
年間予算約27億円規模の消防本部です。
この本部で年間予算の1.3%である3,500万円も
更に余計な支出を許せるのが不思議です。
何処にそんな余裕があるのでしょう?
和解をするのは組織の勝手かも知れませんが、
それならば和解条項を全面的に公開し、3,500万円も減額した根拠も示すべきです。
消防本部の予算は4町が拠出していますが、その4町の資金源は町への納税者です。
交付金等にしても、国からならば国への納税者、
県からならば熊本県への納税者が負担していのです。
本部も担当者も「自分が直接に支払う訳ではない」と
他人事にするべきではありません。
こんなことをしていれば、ハラスメントの根絶なんて、そもそも無理です。


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