2026年4月6日月曜日

残業月120時間超で精神疾患発症し死亡、「公務災害」認定…長野・佐久市の51歳係長

残業月120時間超で精神疾患発症し死亡、「公務災害」認定
…長野・佐久市の51歳係長

 

2026年4月6日() 20:03 読売新聞

 

 長野県佐久市の男性職員が2022年5月、精神疾患を発症して自殺したのは月120時間を超える残業などが原因だったとして、地方公務員災害補償基金長野県支部審査会が「公務災害」に認定したことがわかった。3月9日付。妻と代理人弁護士が6日、東京都内で記者会見を開いて明らかにした。市土木課の男性係長(当時51歳)は19年の台風19号災害の対応などで、亡くなる直前の2か月は残業が月120時間を超えていたという。妻が22年7月に申請したものの、同僚の証言などを理由に認められず、24年4月に再審査を求めていた。



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2か月間にわたり月に120時間以上の残業
公務災害の「過労死と認定」長野・佐久市職員の50代男性自殺
遺族は市に損害賠償求め訴訟起こす方針

 

2026年4月7日() 15:29 信越放送

 

4年前に佐久市職員の50代の男性が自殺したのは、時間外労働による公務災害の過労死と認定されたことがわかりました。

 

公務災害による過労死と認定されたのは、2022年の5月に自殺した佐久市の職員の当時51歳の男性です。

 

地方公務員災害補償基金長野県支部審査会は男性の死亡について、2か月間にわたって月に120時間以上の残業をしていたことによる公務災害の過労死と認定しました。

 

男性は市の土木課に勤務していて2019年の台風19号による道路損壊の対応のために休日や、夜間、早朝の勤務が相次ぎ、亡くなる前まで忙しかったということです。

 

遺族は市に損害賠償を求めて訴訟を起こす方針を示しています。

 

市は「公務災害の認定を厳粛に受け止める内容を精査し適切に対応する」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

2か月間の残業時間数が月間120時間を超える。
これだけなら該当する方はいらっしやると思います。
問題なのは、その時間での作業量や作業内容です。
2019年の台風19号は気象庁が「令和元年東日本台風」と命名するほどに
大きな被害をもたらした台風でした。
その様な台風への対策から復旧等まで担う土木課の作業量は
想像を絶することでしょう。
誰に頼ることも出来ない中での対応ならば過剰ストレス環境であり、
心身に及ぶ影響も大きかったと思います。
当初の申請では「同僚の証言などを理由」に公務災害が認められなかったとのこと。
一体、どの様な証言をしたのでしょうか?
「大変だったのは被害者だけでなく皆同じであった」とでも証言したのでしょうか。
ところが、職位や担当部署により作業内容や作業量は異なりますし、
ストレス耐性にも個人差はありますので、他者との比較は参考になっても、
特にこの様な特殊状況下では絶対的な判断基準とはなりません。
再発防止が難しいと言うより無理な案件なだけに、
雇用者としては最大の補償をすることで、
安心して働ける環境作りをして欲しいと願います。

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