「少年刑務所でパワハラ」国を提訴 刑務官、暴行でけが・うつ病に
2026年4月17日(金) 19:45 朝日新聞(岡田将平)
上司からパワーハラスメントを受け、暴行によるけがを負ったり、うつ病を発症したりしたとして、佐賀少年刑務所(佐賀市)の刑務官だった男性が国に280万円の損害賠償を求め、佐賀地裁に提訴した。17日、第1回口頭弁論があり、国側は請求棄却を求めた。
訴状によると、男性は2020年ごろから、「殺すぞ」と言われるなど、上司からパワハラを受けたと主張。21年3月には、刑務所内の柔道場で、上司に稽古相手に指名され、男性が倒れこんだところ、後頭部を強く3回殴られ、けがを負ったという。同年7月にはうつ病と診断された。
上司は暴行罪で罰金刑を受け、刑務所から減給処分を受けた。暴行によるけがやうつ病は25年6月に公務災害と認定された。
訴状では、上司の男性に対する言動は公権力の行使に含まれ、暴行やパワハラによる精神的負荷でうつ病を発症したとして、国家賠償法に基づき、慰謝料などの支払いを求めている。
佐賀少年刑務所は提訴について「コメントを差し控える」としている。
上司から「おい、殺すぞ」佐賀少年刑務所パワハラ訴訟、第1回口頭弁論
国側は請求棄却求める 佐賀地裁
2026年4月18日(土) 12:12 佐賀新聞
佐賀少年刑務所(佐賀市)に当時勤務していた刑務官の40代男性が、上司からパワハラや暴行を受けてうつ病を発症するなどしたとして国に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、佐賀地裁(新宮智之裁判長)であった。国側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
訴状によると、男性は2020年ごろから、同じ部署の男性上司から「おい、殺すぞ」「仕事、お前が全部やれよ」などと言われたり、大声で怒鳴りつけられたりした。21年3月には柔道の訓練中に同じ上司から暴行を受けてけがを負い、その後、うつ病を発症したとしている。
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