「私的な懇親会に秘書課職員を随行」、
奈良・大和高田市長の不信任案を否決
…一方で辞職勧告決議は2回目の可決
2026年10月1日(木) 12:37 読売新聞
奈良県大和高田市の堀内大造市長がコロナ禍に秘書課職員を私的な懇親会に随行させた問題などを巡り、30日の市議会本会議で市長に対する不信任決議案が提出され、採決の結果、否決された。続いて辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決となった。堀内市長への辞職勧告決議は今回で2回目。また、市長の給与を35%減(1か月)とする条例改正案も可決され、閉会した。不信任決議と違い、辞職勧告決議には法的拘束力がない。
不信任決議案の提案理由で、市議は職員の随行について「職務専念義務違反に当たり、政治倫理に反する」と断じ、市長の市政運営に関しては「市の前進を阻害し、市民に不利益をもたらす」と述べた。
その後の採決は議長を含め、賛成11、反対6となり、可決に必要な出席議員の4分の3を下回った。辞職勧告決議案は、賛成13、反対3で可決された。
この問題で、市議会は調査特別委員会を設置。29日の一般質問では、市議が「職員は市長の誘いは断れず引き受けていた。ねぎらいではなく、仕事の延長だと感じているそうだ。パワハラではないのか」などと追及。堀内市長は「本当に配慮が必要だったと反省している」などと述べていた。
閉会後、堀内市長は記者団に「不信任案が出されたということを、可決、否決問わず、重く受け止める。多くの課題が残されているので、残り任期の間、しっかり市政運営に当たりたい」と述べた。
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