【独自】上司による同僚の悪口「違法なパワハラ」 広島県の元職員訴訟、
高裁が逆転判決 県に22万円賠償命令
2026年10月1日(木) 17:47 中國新聞
上司から同僚たちの悪口を継続的に聞かされて精神的苦痛を受けたなどとして、広島県の元職員女性が県に330万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が1日、広島高裁であった。末永雅之裁判長は悪口を「違法なパワハラに該当する」と認定。女性の請求を棄却した一審広島地裁判決を変更し、県に22万円の支払いを命じた。
末永裁判長は上司の悪口を「その時その時の不満や怒りの感情を身近にいる部下に対して一方的に吐き出すものと言わざるを得ない」と指摘。「優越的地位に基づき、業務上の必要性がない批判や不平を、社会通念上相当性を著しく欠く態様で、長期間にわたって継続しており、大きな心理的負担を与えた」としてパワハラに該当すると結論付けた。
県の担当課は「県の主張が認められず残念。関係部署とも協議し、対応を決めたい」とコメントした。
上司に他の職員などの悪口を繰り返し聞かされる
元広島県職員の訴えに広島高裁が「違法なパワハラ」認定
2026年10月1日(木) 19:09 広島ホームテレビ
広島県の元職員が、上司から職場の不満や悪口などを繰り返し聞かされたなどとして県に損害賠償を求めた裁判で、広島高裁は一審の判決を変更し、県に22万円の支払いを命じました。
この裁判は、上司が2022年3月ごろから約10カ月にわたり、元職員に対して他の職員や事業関係者への悪口や批判などを繰り返したことがパワーハラスメントにあたるとして、元職員が精神的苦痛を受けたと訴えていたものです。
広島高裁は1日の判決で、元職員が直属の部下で発言を聞かざるを得ない立場だったことや、業務上の必要性を欠く批判や不平を長期間にわたって続けた行為は、違法なパワハラにあたるとしました。
その一方で、上司が元職員への呼び方を変えたり、話しかけなくなったりしたことなどについては、違法性を認めず、パワハラによる慰謝料などとして22万円の支払いを県に命じました。
上司による同僚の悪口継続はパワハラ 広島県に22万円の賠償命じる
2026年10月3日(土) 1:02 テレビ新広島
上司から同僚たちの悪口を継続的に聞かされ、体調不良となった広島県の元職員の女性が県に損害賠償を求めた裁判で、広島高裁は女性の請求を棄却した一審の判決を変更し、県に22万円の支払いを命じました。
判決などによりますと、元県職員の女性は2022年3月ごろから2023年1月ごろまでの間、当時在籍していた部署の上司から他の同僚職員に対する悪口や批判を継続して聞かされ、聴力の低下や適応障害を発症するなどしたとして、おととし、県に330万円の損害賠償の支払いを求め、訴えを起こしていました。
一審の広島地裁判決は今年2月、「違法とまではいえない」などとして女性の訴えを退けていました。
今月1日の控訴審で広島高裁は「他の職員に対する悪口等は、優越的地位に基づいて、長期間にわたって継続的に行われたものであり、大きな心理的負担を与えた」と指摘。
その上で「違法なパワーハラスメントに該当する」として原告の訴えを一部認め、女性に対し22万円を支払うよう、県に命じました。
一方で、女性の相談を受けて上司を異動させなかったことが不当だとする訴えなどについては退けました。
《カウンセラー松川のコメント》
上司による他者に関する愚痴や罵倒を無理矢理聞かされたとしての訴訟。
パワハラとしては珍しいケースです。
更に、上司の言動に嫌悪感を示したのでしょうか、
上司からの呼び方が変わったり、話しかけなくなったことも訴えています。
どの程度の状況だったかは報道からでは知りえませんが、
愚痴の多い上司が褒められる訳もないのは当然として、
これで大きな心理的負担なのかは少々疑問に感じます。
昔は上司の愚痴を聞くのも部下の仕事の一つみたいなものでしたが、
世の中が変わったのでしょうね。
被害者の方へ
高裁で逆転判決して良かったですね。
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