2026年10月7日水曜日

▼京大院の岸政彦教授が賠償求める 「元学生の投稿で名誉毀損」

京大院の岸政彦教授が賠償求める 「元学生の投稿で名誉毀損」

 

2026年10月7日(水) 17:16 共同通信

 

 生活史の研究で知られる社会学者の岸政彦京都大大学院教授が、交流サイト(SNS)上でアカデミック・ハラスメント(アカハラ)被害を告発した投稿により名誉を毀損されたとして、元学生に330万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、大阪地裁(鷹野旭裁判長)で開かれた。元学生側はハラスメントは事実だと反論し、請求棄却を求めた。

 

 訴状などによると、岸氏は立命館大大学院の教員だった2018年4月から、学生の博士論文の執筆指導を担当。学生は21年3月に退学し、26年2~5月にX(旧ツイッター)上で岸氏の名を挙げて「博論を自分の好みの方法論で書かないと『徹底的にやってやる』と脅されていました」などと投稿した。

 

 

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「アカハラ告発は名誉毀損」
京大・岸政彦教授が立命館大大学院時代の元教え子を提訴
 元教え子側「まぎれもない真実」と反論し争う姿勢

 

2026年10月8日(木) 17:27 毎日放送

 

SNS上でアカデミック・ハラスメント(アカハラ)被害を告発した投稿で名誉を毀損されたとして、社会学者で作家としても知られる京都大学大学院の岸政彦教授が、元教え子に330万円の損害賠償を求めた裁判。

 

7日、大阪地裁で第一回の口頭弁論が行われ、元教え子側は「岸氏からアカハラを受けていたことは紛れもない真実」と請求棄却を求め、争う姿勢を示しました。

 

訴状などによりますと、岸氏は立命館大学大学院の教員だった2018年4月ごろから、元学生の博士論文の執筆の指導を担当。元教え子は、2021年3月に退学しました。

 

元教え子は、2025年ごろからSNS上で自身のアカハラ被害について発信を始め、「論文を提出したら『こんなくだらない方法論使って。博論(博士論文)の時は全部消せよ』と言われました。『徹底的にやってやる』と脅されていました」などと投稿。

 

これに対し岸氏側は「アカハラをした事実はなく、事実無根」と反論。

 

「アカハラ加害者だと指摘され、学内外で社会的評価が大きく低下し、研究活動や執筆活動に多大な支障が生じる可能性が極めて高い」などとして、今年6月、330万円の慰謝料および投稿の削除を求めて大阪地裁に提訴しました。

 

7日に行われた口頭弁論で、元教え子側は、初の顔合わせの研究室という密室で自身の方法論を全否定され、「方法論を放棄しないで博士号を出そうとするなら『徹底的にやってやる』と脅された」と主張。

 

アカハラの結果、博士号を取得できず、退学を余儀なくされ、現在はうつとPTSDのために障害年金を受給しながら暮らしていると窮状を訴えました。

 

そのうえで元教え子は「アカデミック・ハラスメントの撲滅を目指し、もうこれ以上弱者が踏みつけにされないように闘っていく」として、請求棄却を求めました。

 

次回の口頭弁論は、12月23日(水)に行われます。

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