2026年10月22日木曜日

▼競走馬育てるきゅう務員自殺で労災認定…パワハラと過重労働「駆け足のごとくやせていった」

競走馬育てるきゅう務員自殺で労災認定
…パワハラと過重労働「駆け足のごとくやせていった」

 

2026年10月22日(木) 14:45 日本テレビ

 

川崎競馬場のきゅう務員が自殺したのはパワハラや過重労働が原因の労災と認定されたとして、遺族らが22日会見し、きゅう務員の労働環境の改善を訴えました。

 

22日会見した遺族と弁護士によりますと、川崎競馬場のきゅう務員で競走馬の飼育などをしていた43歳の男性が2024年に自殺したことについて、業務上の心理的負荷が原因だとして今年6月、労災と認定されたということです。

 

遺族の弁護士によりますと、労働基準監督署による労災の調査で、男性が亡くなる前に、17日間連続で勤務していたことや、上司にあたる調教師から人格を否定するようなパワハラを受け、うつ病を発症していたことなどが認められたということです。

 

また、遺族は、男性が亡くなる当日にも、調教師から「死ね」「きゅう務員はゴミ以下」などの暴言を吐かれ、長時間叱責されていたと主張しています。さらに、きゅう務員の労働契約は調教師個人との間で結ばれていて、労働時間の管理などが十分に行われていない実態があるとして、競馬を主催する組合などにも職場環境の改善を求めていく考えです。

 

亡くなったきゅう務員の母親(74)

「休みもなくてね、大変疲れておりました。亡くなる2年前くらい目に見えて髪の毛がぬけていき、最後会ったときはスキンヘッドになっておりました」「哀れでなりません」「駆け足のごとくやせていった」

 

遺族側は今後、上司にあたる調教師を提訴する考えを示しています。

 

一方、調教師の代理人弁護士は日本テレビの取材に対し、「ハラスメントにあたるようなことはしていない」と回答しています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「ゴミ以下」 上司からパワハラ、自死した厩務員に労災認定

 

2026年10月22日(木) 15:06 毎日新聞(宇多川はるか)

 

 川崎競馬場(川崎市)の厩舎(きゅうしゃ)で勤務していた厩務員の男性(当時43歳)が自死したのは、上司にあたる調教師からのパワハラや時間外労働の急増などが原因だとして、川崎南労働基準監督署が労災認定した。遺族らが22日、記者会見して明らかにした。

 

 遺族の代理人弁護士によると、男性は競走馬の育成や飼育管理に従事していたが、2024年2月に自宅で亡くなった。遺族側は周囲の証言などから同年1月以降、他の厩務員もいる状況で調教師から大声で「死ね」と言われたほか、担当していた馬の脚の状態について報告しなかったことなどを理由に叱られたり、「厩務員はゴミ以下」「犬猫以下」と怒鳴られたりしたとして労災を申請。労基署は「人格や人間性を否定する発言があったと推認される」としてパワハラを認めた。

 

 また、同年1~2月に17日間の連続勤務があったことを確認。亡くなる2カ月前の時間外労働が約42時間、1カ月前が66時間と時間外労働が急増したことも心理的負荷につながったとして、自死との因果関係を認定した。

 

 男性の母は会見で「起きてはならないこと。息子の死を無駄にしたくありません。厩務員の方々の環境が改善されることを願っています」と話した。

 

 調教師の代理人弁護士は毎日新聞の取材に対し「詳細は精査中のため具体的なコメントは差し控える」としつつ、パワハラについて「ハラスメントにあたることはしていない」と否定した。

 

 

 

厩務員自殺を労災認定 川崎競馬場でパワハラ 労基署

 

2026年10月22日(木) 15:18 時事通信

 

 川崎競馬場の厩舎(きゅうしゃ)で勤務していた男性厩務(きゅうむ)員=当時(43)=が自殺したのは上司からのパワハラなどが原因として、川崎南労働基準監督署が労災認定したことが22日、分かった。

 

 遺族の代理人弁護士が東京都内で記者会見し、明らかにした。

 

 代理人によると、厩務員の男性は2015年8月から男性調教師の下で勤務。24年2月に自殺し、労基署は業務上の心理的負荷で精神疾患を発症したとし、今年6月に労災認定した。男性は他の厩務員の前で大声で叱責され、死亡当日には「死ね」「厩務員はごみ以下」「この業界で働けなくしてやる」などと長時間怒鳴られたという。

 

 労基署の調査では、24年1~2月に17日間連続で勤務し、死亡直前の時間外労働が増加していたことも確認された。

 

 会見に同席した男性の母親(74)は「強烈なハラスメントで休日もなく追い込まれ、どんなにつらく悔しかったかと思うと許せない」と声を震わせた。

 

 

 

川崎競馬場の厩務員の自殺 調教師のパワハラなどによる労災を認定

 

2026年10月22日(木) 15:58 テレビ朝日

 

川崎競馬場の厩務(きゅうむ)員の男性の自殺について、労基署はパワハラと連続勤務による労災と認定しました。

 

遺族の母親

「どんなにつらく悔しかったかと思うと、家族としてやりきれなく許せない気持ちです」

 

 川崎競馬場に勤務していた当時43歳の男性厩務員は2024年2月、自殺しました。

 

 遺族は翌年、上司にあたる調教師らからのパワーハラスメントと2週間以上の連続勤務などでうつ病を発症したとして労災を申請し、今年6月、労基署は労災を認めました。

 

 遺族側は調教師から「死ね」「厩務員はごみ以下」などの暴言があり、パワハラは数年間にわたって続いていたとしています。

 

 調教師の代理人はANNの取材に対して「ハラスメントにあたるようなことはしていない。詳細を確認中なのでコメントを差し控える」としています。

 

 遺族は今後、厩務員の待遇改善を調教師や競馬組合などに訴える方針です。

 

 

 

川崎競馬場のきゅう務員が自殺
 パワハラなどが原因として労災認定
 遺族はきゅう務員の労働環境改善求める

 

2026年10月22日(木) 17:56 東京放送

 

川崎競馬場で馬の世話をするきゅう務員として働いていた男性が、上司である調教師からパワハラを受けて自殺したとして、労働基準監督署が労災と認定していたことがわかりました。

 

上司からのパワハラや2週間以上にわたる連続勤務が原因でうつ病を発症し、自殺したとして、今年6月に労災認定されたのは、川崎競馬場できゅう務員として働いていた当時43歳の男性です。

 

代理人によりますと、男性は2015年から上司にあたる男性調教師のもとで働いていましたが、2024年に調教師から大声で叱責を受け、「死ね」と言われたということです。

 

また、亡くなる当日には、「きゅう務員はゴミ以下」「この業界でどこにも働けなくしてやる」などの暴言も受けていたといいます。

 

さらに労基署の調査では、亡くなる直前に17日間連続の勤務が確認されました。

 

遺族側はきゅう務員の労働環境について、調教師個人と契約が結ばれ、労働時間の管理などが適切に行われていないとして、環境の改善を求めています。

 

亡くなった男性の母親

「どんなに辛く悔しかったかと思うと、家族としてやり切れなく許せない気持ちです。きゅう務員の方々の環境など改善されますよう願っております」

 

一方、上司にあたる調教師の代理人は「パワハラにあたるようなことはしていないと認識している。資料を精査していないので、具体的なコメントは差し控える」としています

 

 

 

川崎競馬場の厩務員自殺で労災認定 パワハラなどでうつ病発症
 遺族が労働環境改善訴え「やりきれなく許せない気持ち」

 

2026年10月23日(金) 3:53 フジテレビ

 

川崎競馬場の厩務(きゅうむ)員だった男性が、パワーハラスメントなどによってうつ病を発症し自殺したことについて労災認定を受けたとして、遺族が会見を開きました。

 

亡くなった男性の母親:

どんなにつらく悔しかったかと思うと、家族としてやりきれなく許せない気持ちです。厩務員の存在があまりにも軽いのではないか。

 

遺族の代理人弁護士によりますと、2024年2月、川崎競馬場の厩務員だった男性(当時43)は、調教師から「死ね」「厩務員はゴミ以下」などのパワハラを受けたほか、17日間の連続勤務をするなどしてうつ病を発症し、その後自殺したということです。

 

川崎南労働基準監督署は6月、こうした業務による強い心理的負荷が原因でうつ病を発症したとして労災認定しました。

 

男性の母親は「息子の死を無駄にしたくない」として、厩務員の労働環境改善を訴えていくとしています。

 

調教師側の代理人弁護士はFNNの取材に対し、「ハラスメントにあたるようなことはしていないと認識している。労災認定の資料について精査できていないので具体的なコメントは差し控える」としています。

 

 

 

調教師から「死ね」「ゴミ以下」 自死した厩務員にパワハラ労災認定

 

2026年10月23日(金) 7:00 朝日新聞(遠藤花)

 

 川崎競馬小向厩舎(きゅうしゃ)(川崎市幸区)で働いていた厩務(きゅうむ)員の男性(当時43)がうつ病エピソードを発症し、2024年2月に自死したのは、上司にあたる調教師からのパワーハラスメントや長時間労働が原因だったとして、川崎南労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。遺族の代理人弁護士らが22日、記者会見して明らかにした。認定は6月25日付。

 

 男性は24年2月11日に自宅で自ら命を絶った。労基署の調査復命書によると、男性は1月21日、他の厩務員らの前で調教師から大声で「死ね」と言われた。2月4日ごろにも叱責(しっせき)され、自死した11日には「厩務員はゴミ以下」「犬猫以下」などの暴言を受けたという。

 

■川崎競馬場 競走馬を飼育

 

 男性は1月18日~2月3日、17日間連続で勤務。うつ病エピソード発症前の時間外労働は、2カ月前の約43時間から1カ月前には約66時間に増えていた。

 

 厩務員は競走馬の育成や飼育管理などを担い、競走馬を管理する調教師と雇用契約を結ぶ。男性は15年8月から雇用されていた。遺族代理人の笠置裕亮弁護士は、厩舎では雇用主である調教師が労働時間の管理などを怠り、厩務員が労働法の保護を受けられていない実態があると指摘。「こうした事態を防ぐための一丁目一番地は、労働時間や労働者の健康状態を使用者が管理することだ」と話した。

 

■調教師側は「パワハラしていないと認識」

 

 男性の母(74)は会見で「亡くなる2年ほど前から、目に見えて髪の毛が抜けていった。どんなにつらく、悔しかったかと思うと、やりきれない」と涙ながらに語った。「息子の死を無駄にしないよう、厩務員の労働環境を改善してほしい」と訴えた。

 

 調教師の代理人弁護士は「ハラスメントにあたる行為は行っていないという認識。資料を精査していないので具体的なコメントについては差し控えたい」とした。

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