ハラスメントの被害者6人 30代消防士長を免職 魚沼市が懲戒処分 《新潟》
2023年12月4日(月) 16:05 テレビ新潟
魚沼市は4日、複数の職員に対しハラスメント行為を行ったとして30代の消防士長の懲戒処分を発表しました。
処分されたのは、魚沼市消防本部の30代の消防士長で4日付けで免職処分です。
また管理監督責任の立場にあったとして、消防本部消防長が減給1か月(月額の10%)、次長、消防署長など6人を戒告としています。
市消防本部によりますと免職の処分にされた30代の消防士長は、2016年度からことしにかけて職場内での優位性や立場を利用して、複数の職員に対し、繰り返しハラスメント行為を行い、被害者の人権と尊厳を傷つけ、精神的、身体的苦痛を与え、職場全体に不快感を与えたということです。
消防本部のハラスメント相談窓口へ11月14日、職員を通じ相談があったことから事案が発覚しました。
その後の調査で、被害をうけていたのは職員6人で、年度ごとでは2021年度をのぞき2016年度以降毎年1人または複数人の被害が確認されていてのべ15人に上っているといいます。
30代の消防士長はハラスメント行為について認めているということです。
魚沼市の内田幹夫市長は「職員がこのような不祥事を起こしたことについて、市民の皆様の信頼を裏切り、心からお詫び申し上げます。ハラスメントを防止するための研修を何度も実施し、日頃より綱紀粛正の徹底を通知していたにもかかわらず、このような事態が起きたことを深刻に受け止めております。このようなことが二度と起こらないよう、職員一人ひとりが全体の奉仕者であるという自覚を強く持ち、市民の皆様からの信頼回復と再発防止に全庁をあげて努めてまいります」とコメントを発表しています。
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消防本部で7年間にわたってハラスメント行為
消防士長を懲戒免職【新潟・魚沼市】
2023年12月4日(月) 17:33 新潟テレビ21
魚沼市消防本部の消防士長の男性(30代)が7年間にわたって同僚らにハラスメント行為を繰り返していたとして、懲戒免職となりました。
魚沼市消防本部によりますと消防士長は、2016年度から今年度までの7年にわたって、職場内での優位性を利用して、職場の内外で同僚らにハラスメント行為を繰り返していました。
11月14日、被害を受けた職員から話を聞いた職員から、消防本部の相談窓口に相談が寄せられ発覚しました。
本人や関係職員に聞き取りを行ったところ、計6人に対し合わせて15回のハラスメント行為が発覚。消防士長自身も行為を認めました。
魚沼市は「被害者の人権と尊厳を傷つけ、精神的・身体的苦痛を与え、職場全体に不快感を与えた」などとして、4日付けで消防士長を懲戒免職としました。
また、管理監督責任として、魚沼市消防本部・消防長らも戒告処分としています。
魚沼市の内田幹夫市長は「公務員としてあるまじき極めて恥ずべき重大な行為。市民の皆様の信頼を裏切り、心からお詫び申し上げます。」とコメントを発表しています。
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