伊勢崎市消防本部 セクハラ行為の職員 停職1年の懲戒処分に
2023年12月26日(火) 18:20 NHK
伊勢崎市消防本部の男性職員が、先月、同僚の職員の体を触るなどのセクハラ行為をしていたとして、消防本部は職員を停職1年の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、伊勢崎市消防本部の40歳の男性職員です。
消防本部によりますと男性職員は先月2日、同僚など8人で県内のレジャー施設に出かけた際、1人の同僚職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたということで、当事者が上司に報告して明らかになりました。
職員は当時、ビールや日本酒などを飲んでいたということで、「申し訳ない」などと話しているということです。
伊勢崎市消防本部は26日付けで、職員を停職1年の懲戒処分にしたうえで、消防司令補から消防副士長に2階級、降格させました。
また、直属の上司などあわせて5人を文書による訓告処分としました。
伊勢崎市の臂泰雄市長は「市民の信頼を裏切るような事態になったことは誠に遺憾だ。市全体を挙げて、より一層の綱紀粛正と服務規律の徹底に努める」とコメントしています。
今回の処分について、伊勢崎市消防本部は会見で、セクハラ行為をした動機やレジャー施設の場所、そして、被害者の性別などについて「被害者保護」を理由に明らかにしませんでした。
同僚にセクハラ 消防司令補を処分上限の停職1年、2階級降格に
群馬・伊勢崎市消防本部
2023年12月27日(水) 15:00 上毛新聞
伊勢崎市消防本部は26日、勤務時間外にセクハラ行為をしたとして、同本部の消防署に勤務する男性消防司令補(40)を停職1年の懲戒処分とした。階級を2階級降格させ、消防副士長とする分限処分も行った。いずれも同日付。
同本部によると消防司令補は11月2日、県内のレジャー施設で、同僚の消防職員に対して身体に触るなどのセクハラ行為をした。当時は同僚ら計8人で飲食し、消防司令補は缶ビールや日本酒、ハイボールを飲んでいた。被害に遭った職員が上司に相談して発覚。消防司令補はセクハラ行為について認めており、同本部の聞き取りに対し「被害者に申し訳ない」と話しているという。
1年間の停職は、同市の条例が定める処分の上限となる。同本部は「総合的に判断し、重い処分が必要だと結論付けた」としている。副消防長、消防署長、副署長、直属の上司2人の計5人を文書訓告としたほか、1月に同本部の全職員を対象としたハラスメント研修を実施する。
丹野武志消防長は同日会見し「市民の信頼を大きく損ない、裏切るような事案が発生したことに深くおわび申し上げたい」と謝罪した。
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