広島地検・男性検事自殺 法務省が「公務災害」と認定
2023年12月5日(火) 14:05 日本テレビ
4年前、広島地検の男性検事が自殺した件で、法務省が「公務災害」と認定したことが分かりました。
広島地検の男性検事は4年前、自宅で自殺しているのが見つかり、遺族は、長時間勤務や上司からのパワハラがあったなどとして、「公務災害」を申請していました。遺族の代理人弁護士によると、法務省は9月22日付で、「公務災害」に認定したということです。
「客観的な業務内容や時間外勤務の状況などを踏まえた」などとする一方、上司の言動に対する評価はなかったということです。
遺族は、弁護士を通じ「再発防止策の策定は不可欠」とした上で、「このような対応で、本当に再発防止が期待できるか疑問」とコメントしていて、今後は、国に対し損害賠償を求める方針です。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2021年11月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 上司「修習生以下だ」、ノートに「たえられません」と記し29歳検事自殺…遺族が公務災害申請 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
2年以上を要しての認定。長い時間を要したと思います。
認定の要因が「業務内容や長時間勤務」であり、
上司のパワハラについては対象外と逃げた感があります。
公務災害と認定させただけでも勝ち取れたと思いますし、
相手が法務省や検察では、これが限界と感じます。
御遺族の皆様へ
公務災害認定への道も長かったと思います。
本来ならば遺書に残した内容を全て認めて欲しいのは当然ですが、
相手が日本国政府であり、
しかも捜査権を有している検察の上部組織である法務省では
これ以上の追求は裁判所を通しても非常に難しいと思います。
非常に残念ですが「法務省に公務災害を認めさせた」
これだけでも大きな収穫であったと納得される方が良いと思います。
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