2021年1月21日木曜日

市職員に暴言の姫路市議 百条委員会で「パワハラの認識はなかった」

市職員に暴言の姫路市議 百条委員会で「パワハラの認識はなかった」

 

2021年1月21日(木) 19:08 ABCテレビ

 

兵庫県姫路市の市議会議員が市の職員に威圧的な言動を繰り返した問題で、議員は「パワハラの認識はなかった」と主張しました。

 

(松岡市議の音声)「適当なこと言うて、人をあしらいよったらワシもとことんいくで」「あかんのやったら1人くらい飛ばしといてえな。けったくそ悪い」。姫路市の松岡広幸市議はおととし、市に公園のフェンスのかさ上げを要望した際、威圧的な言動を繰り返し、担当した職員の異動を求めました。市は「不当要求行為」と認定しています。21日に開かれた市議会の百条委員会で、松岡市議は発言を認めたうえで、「上司と部下の連携の悪さに対する怒りで、要求を通すためではない。パワハラの認識はなかった」と主張しました。一方、職員らは「市議は優越した立場にあり、パワハラと感じた」「威圧的な言動を伴う要求は他にも何回かあった」と訴えました。松岡市議は、この問題をめぐって市長から「警告書」を出されたことに対し、名誉を傷つけられたとして、損害賠償を求める裁判を起こしています。


《カウンセラー松川のコメント》

柄の悪い議員がいない訳ではありませんが、
議員の求めに対して中途半端な対応をすれば、
議員も苦情を発するでしょうし、威圧的な言葉も出るでしょう。
しかし、議員には役所職員の人事権はありませんから、
果たして[優越した立場]にあったかは疑問です。
出来ない事は「出来ない」と毅然とた態度をとり、
議員だからとおもねる様な対応をするからこそ、
この様な事案に発展しているのだと思います。
議員は住民の代表であり、職員は議員の部下ではないことを
双方が認識して対応するべきです。

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