自殺した自動車販売会社社員…
「パワハラで適応障害」判決は自殺との因果関係”認めず”
2021年1月28日(木) 19:50 北海道文化放送
自動車販売会社の男性社員がパワーハラスメントが原因で自殺したとして、父親が会社を訴えていた裁判で、札幌地裁は1月28日、パワハラは認めましたが、自殺と因果関係は認められないとしました。
この裁判は2017年、札幌トヨタに勤めていた石崎来輝さんが自殺したのは先輩のパワハラが原因だとして、父親が会社に対し4300万円の損害賠償を求めていたものです。
1月28日、札幌地裁の高木勝己裁判長は「パワハラが原因で適応障害を発症した」とし、会社に44万円の支払いを命じましたが、自殺との因果関係は認められないとしました。
原告・石崎来輝さんの父親:「本人が亡くなっていることに札幌トヨタに責任があるということをちゃんと認められた判決が出てほしかった」
札幌トヨタは「控訴を含めた対応を検討する」としています。
《カウンセラー松川のコメント》
札幌地裁は「適応障害の原因はパワハラであるも自殺の原因は適応障害でない」と
判断していますが、それでは自殺の原因は何だったと判断したのでしょうか?
言葉は悪いですが、
被告の札幌トヨタは控訴せず44万円の支払いで済ますのが安上がりだと思います。
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