2021年1月12日火曜日

大塚海渡騎手が木村師をパワハラで提訴

大塚海渡騎手が木村師をパワハラで提訴

 

2021年1月12日(火) 19:04 スポーツ報知

 

 昨年1月5日の中山7Rでの落馬負傷から復帰を目指している大塚海渡騎手(20)=美浦=が、所属する木村哲也調教師(48)から過去に暴行を受けたとして今月5日に茨城県警稲敷署に被害届を提出し、受理されていたことが12日、明らかになった。父で勢司厩舎の助手を務める哲郎氏がこの日、東京競馬記者クラブ加盟社向けのオンライン会見で説明した。

 

 それによると、19年12月11日と25日に、厩舎など美浦トレセン内で頭部を殴られたとしている。また、木村師から精神的苦痛も受けたとして、慰謝料など約850万円の損害賠償請求を水戸地裁に提訴しており、第1回口頭弁論が20日に予定されている。同席した代理人の高倉太郎弁護士は「(木村師側の回答が)手を出した事実はあったとされながらも、教育目的で、パワーハラスメントに該当するような行為ではない、というような回答だったので、訴訟提起せざるを得ないと判断した」と説明した。

 

 同騎手は現在、落馬負傷による慢性硬膜下血腫の治療を行っており、哲郎氏は「昨年末に頭の出血は減少傾向になり、年を明けてから少しずつ運動を再開して、乗馬にもまたがっている。徐々に復帰に向けて進めていくというような状況です」と話した。

 

 JRA報道室は「係争中であることは把握していますが、警察による捜査中の事案でもあるので、現時点ではコメントを差し控えたい」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

競馬の事はよく分かりませんが、
調教師は馬が競馬を出来る様に、そして良い競馬馬となる様に
育てる仕事だと思ってましたが、
騎手に暴力を振るってまで教育をするとは驚きました。
20歳の若手騎手が相手だからと言って、
48歳の調教師が暴力で騎手を教育するのは無理筋な話だと思います。
この様な暴力事案を起こしてしまったのなら、
潔く悪事を認めた方が良いと思います。

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