2025年12月25日木曜日

消防職員、セクハラで停職 愛知・岡崎、部下の体触る

消防職員、セクハラで停職 愛知・岡崎、部下の体触る

 

2025年12月25() 12:27 共同通信

 

 愛知県岡崎市消防本部は25日、勤務中に部下の股間を触るなどのセクハラ行為があったとして、消防署に勤務する50代の男性係長を停職3カ月の懲戒処分とした。「コミュニケーションの一環でやった」と話しているという。

 

 同本部によると、48月に複数の男性職員の体を触るほか、耳に息を吹きかけるなどの行為を繰り返した。

 

 9月中旬、被害を受けた職員から消防のハラスメント窓口に相談があり、発覚した。

 

 

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職場で尻や股間を触る…
消防署の50代男性職員が複数の同僚男性にセクハラで懲戒処分
「コミュニケーションの一環」

 

2025年12月25日() 16:20 東海テレビ

 

 愛知県岡崎市の消防署に勤める50代の男性職員が、複数の男性の同僚に対して尻を触るなどのセクハラをしたとして、懲戒処分を受けました。

 

 岡崎市によりますと、市内の消防署に勤務する男性職員(50)は今年、複数の男性職員に対して、職場で尻や股間を触る、耳に息を吹きかける、着替えをのぞき見るといったセクハラ行為をしたということです。

 

 今年9月、ハラスメント相談窓口に複数の通報があり、市の聞き取りに対して男性職員は、「職員を元気づけるためにコミュニケーションの一環としてやった」などと話しています。

 

 市は、25日付けで停職3カ月の懲戒処分としました。

 

 男性職員は、過去にも同僚の女性職員に対して、LINEで数十回にわたり容姿について触れるメッセージを送るセクハラ行為をしていて、今年3月末に懲戒処分を受けていました。

 

 

 

「職員を元気づけるため…」
同性部下の体触る 耳に息を吹きかけるなどのセクハラ50回以上
 愛知・岡崎市の消防係長を停職処分

 

2025年12月25日() 17:10 中部日本放送

 

部下などに対し、股間を触るなどのセクハラ行為を50回以上繰り返したとして、愛知県岡崎市の消防署に勤務する、50代の男性係長が停職の懲戒処分を受けました。

 

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、岡崎市の消防署に勤務する、50代の男性係長です。岡崎市消防本部によりますと、この男性係長は今年4月から8月までの間に、複数の男性職員に対し、お尻や股間を触る、耳に息を吹きかける、着替えを覗き見るなどの行為を繰り返したということです。

 

また、同僚の男性職員がパソコンのマウスの操作中に手を重ねるなど、これらのセクハラ行為はあわせて50回以上にものぼるということです。

 

今年9月中旬に、被害を受けた職員が相談窓口へ届け出て発覚しました。男性係長は消防本部の調査に対し、「職員を元気づけるためのコミュニケーションの一環だった」「認識不足で反省している」と話しているということです。

 

この男性係長は、今年3月にも、異性の同僚に対しSNSで体型や容姿に関するメッセージを送り、精神的苦痛を与えたとして「戒告」の懲戒処分を受けたばかりでした。


《カウンセラー松川のコメント》

今事案の加害者、今年3月には異性の同僚にセクハラで懲戒処分を受けたばかり。
同性ならばセクハラにならないとでも思ったのでしょうか?
このレベルの人には、小学生同様「水着で隠れている部分には触らない」と
説明しないとダメなのでしょうね。
50代のしかも係長が、この程度の認識だとすると、
岡崎市消防本部は徹底したハラスメント教育をする必要があります。

被害者の皆様へ
同性愛者でなければ気持ち悪かったと思います。
また、同性愛者であっても好意を抱いていな者からの接触は
やはり嫌だったと思います。
今般の懲戒処分で加害者が心を入れ替えてくれるのを期待しましょう。
ダメなら即申告の強い意志も持ってくださいませ。

2025年12月22日月曜日

消防長「結果を真摯に受け止める」 江津邑智消防組合のトップがパワーハラスメント 複数の部下に対し指導の必要範囲を超えた発言 島根県江津市

消防長「結果を真摯に受け止める」
 江津邑智消防組合のトップがパワーハラスメント
 複数の部下に対し指導の必要範囲を超えた発言 島根県江津市

 

2025年12月22日() 18:51 日本海テレビ

 

1222日、島根県の江津邑智消防組合のトップが部下に対して威圧的な発言を繰り返すなどパワーハラスメントを行ったとされる事案に対し、調査委員会による調査が行われ1件がパワハラとして認定されました。

 

中村中 江津市長

「このたびは、誠に申し訳ございませんでした」

 

第三者調査委員会によってパワーハラスメントを行ったと認定されたのは江津邑智消防組合の55歳の消防長です。消防長は2022年から2023年にかけて複数の部下に対し指導の必要範囲を超えた発言をしていたということです。

 

2023年、職員の代表者が江津市と江津邑智消防組合の公平委員会に8件の措置要求書を提出し、審査の結果、3件をパワハラとして認定。

 

これを受け第三者の調査委員会が実態調査を行い3件のうち1件が、パワハラに該当するとしました。

 

具体的には、裁判員裁判に出席するため休暇を取得した部下に対して消防長は「なぜ新しい消防車が入る大切な時期に裁判に出るんだ。自分の職責を理解しているのか」と強く叱責したなどとされる事案で調査の結果、部下が裁判員裁判に出席したことで業務上の支障の恐れはなかったことなどからパワハラに認定されました。

 

これを受けて消防長は組合に対し「結果を真摯に受け止める」と話したということです。

 

組合の体質について記者から質問されると。

 

第三者調査委員会 中井洋輔 委員長

「ハラスメント被害を訴えにくいというところに一番問題があったのではないかと考えている」

 

第三者委員会では、再発防止策として消防組合に対して相談窓口の新設や、全職員に対するパワハラ研修の定期的な実施などを提言しました。

 

江津市は年度内には消防長の処分を決定するとしています。

 

 

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消防長のパワハラ1件認定
 「なんで大切な時期に裁判員に出るんだ」と職員叱責の事案
 第三者委 過度な忖度を行う風土「否定できない」 ほか6件は認定せず
 島根・江津邑智消防

 

2025年12月23日() 6:00 山陰中央新報

 

 江津邑智消防組合(島根県江津市渡津町、127人)のパワーハラスメント(パワハラ、上司から部下への嫌がらせ)事案について調べていた第三者調査委員会(中井洋輔委員長)が22日、調査結果を公表した。識者らでつくる外部委員会が3件を認定したのに対し、第三者委は調査対象とした7件中、認定したのは消防長(55)が裁判員に選ばれた職員を詰問した1件のみにとどめた。

 

 認定した1件は2022年11月から23年1月にかけて、消防長が裁判員に選ばれた職員に「なんで新しい消防車が入る大切な時期に(裁判員に)出るんだ。自分の職責や立場を理解しているのか」と叱責(しっせき)した事案。車両導入業務に支障が出る恐れがない上、裁判員の選任手続き期日当日の朝、職員を職場に呼び出して業務に当たらせたことも含めて認定した。

 

 調査委は職員から申し立てがあり、識者らでつくる「江津市及び江津邑智消防組合公平委員会」に提出された8件のうち、1件を除く7件を対象に調査。2024年8月から25年12月1日まで計12回会合を開いて調査したほか、関係者へのヒアリングや全職員を対象にした無記名回答方式のアンケートを実施した。

 

 公平委が認定した県外での訓練参加後に新型コロナに感染した職員に対して威圧的な発言をした事案や、市外での大会に出場した職員を侮辱する言動の2件は認定できないとした。

 

 同組合消防本部で開かれた記者会見した弁護士の中井委員長は、組合内での昇進など人事権が実質的に消防長に把握され、その一存に左右されている可能性を示し、「(消防長への)過度な忖度(そんたく)を行う風土が生まれる土壌となっている可能性も否定できない」と述べた。

 

 中村中管理者は「ハラスメントを許さない組織風土の構築と職員が安心して働ける環境づくりに一層努める」と話し、謝罪した。

 

 

 

裁判員裁判の手続きで休暇取った職員を呼び出す
…消防長の行為をパワハラ認定、処分検討

 

2025年12月23日() 12:00 読売新聞

 

 島根県江津市及び江津邑智消防組合公平委員会が同組合の消防長(55)による職員へのパワーハラスメント行為3件を認定したことを巡り、同組合が設置した第三者委員会は22日、このうち1件がパワハラ行為に該当するとの調査結果を発表した。同組合は、年度内の消防長の処分を検討する。

 

 第三者委は、職場の了承を得て裁判員裁判に出席した職員に対して否定的な感想などを伝えたり、裁判員の選任手続き当日の朝に、休暇を取得していた職員を呼び出して業務に従事させたりした行為をパワハラ行為と認定した。

 

 調査結果を受け、江津市の組合消防本部で記者会見を開いた同組合管理者の中村中市長は「地域住民の期待と信用を大きく損なう事態だ」と陳謝した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月6日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「言葉の使い方、タイミングは不適切な面があった」江津邑智消防「パワハラ」当事者の消防長が会見(島根)
これの続報です。
裁判員と言う任意とは言え国民の義務を行使する職員に対して
否定的な言動をするのは公務員として問題があると思います。
業務多忙であっても、許可した以上は後出しで不平不満を出すのは卑怯。
この様なことを平然ど行える組織トップが居ることに驚きです。

被害者の方へ
例え1件でも公的にパワハラが認められたのは大きな収穫だと思います。
これは職場環境を向上させる為にも良いことでしょう。

2025年12月10日水曜日

「使えねえな」と部下を大声で叱責 ヘルメットの上から頭をたたく 50代の消防職員2人がパワハラ行為 被害者は休職、療養休暇…消防司令を減給、消防司令補を戒告の懲戒処分

「使えねえな」と部下を大声で叱責 ヘルメットの上から頭をたたく
 50代の消防職員2人がパワハラ行為
 被害者は休職、療養休暇
消防司令を減給、消防司令補を戒告の懲戒処分

 

2025年12月10日() 16:51 長野放送

 

岳南広域消防組合(本部・長野県中野市)は職員がパワーハラスメントに該当する行為を行ったとして、128日付で職員2人に懲戒処分を行ったと発表しました。

 

岳南消防組合によりますと、50代男性の消防司令が減給10分の11カ月、50代男性の消防司令補が戒告の処分を受けました。

 

50代男性の消防司令は20214月、50代の男性部下に「早くしろ」「何してるんだ」と大声で威圧的に叱責、同年6月には同じ部下に、大声で「使えねえな」といった人格を否定する発言をし、叱責しました。

 

被害に遭った部下はうつ状態となり11カ月休職し、復帰後、本部に設置された相談窓口に通報。その後の調査でパワーハラスメント行為と認定されました。

 

50代消防司令補は20248月、30代男性の部下が救助訓練中に手技を誤ったため、ヘルメットの上から手で頭をたたく行為をしました。

 

被害に遭った部下は不眠などを訴え3カ月間の療養休暇を取得、その後、相談窓口への通報し、その後の調査でパワーハラスメント行為と認定されました。

 

処分を受けた2人は、「大変、申し訳ありませんでした」などと話しているということです。

 

いずれの事案も、当時の署長と補佐の2人が管理監督責任者として口頭厳重注意を受けました。

 

岳南広域消防組合の消防長は「職員教育の徹底、組織体制の見直しを含め、再発防止に全力で取り組む」などとコメントしています。



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大声で𠮟責し「使えねえな」
部下へのパワハラで50代の消防職員2人を減給と戒告の懲戒処分
 部下は3か月と11か月の休職 通報窓口に申し出て発覚
 長野・中野市・岳南広域消防組合

 

2025年12月11日() 12:43 信越放送

 

部下に対し、大声で𠮟責して「使えねえな」と言ったり、ヘルメットの上から頭を叩くなどのパワーハラスメントをしたとして、中野市に本部を置く岳南広域消防組合の職員2人が、減給などの懲戒処分を受けました。

 

岳南広域消防組合によりますと、処分は8日付けで、50代の男性の消防司令が減給10分の11か月、同じく50代の男性消防司令補が戒告の処分を受けました。

 

消防司令は、20214月、部下に対し大声で威圧的な叱責を行ったほか、同じ年の6月には、「使えねえな」といった人格を否定する発言をして、再び大声で威圧的に叱責していました。

 

叱責を受けるなどした職員は、20222月から3か月間の療養休暇を取った後、引き続き12月末まで、合わせて11か月間休職し、復職後の202312月に、消防組合に設置されている通報窓口に書面で事案を申し立てました。

 

また、消防司令補は、20248月、訓練中にロープの結び目が不十分など動作を間違えた部下に対し、ヘルメットの上から頭を叩きました。

 

頭を叩かれた職員は、202412月に通報窓口に書面を提出した後、20251月から3か月間の療養休暇を取りました。

 

2つの事案とも、聞き取りや調査を経て消防組合を管轄する中野市が懲戒審査を行いましたが、大声で威圧的な叱責をした消防司令の事案では、証拠が不十分だとして再調査が行われるなどしたため、最終的な処分は、いずれも202511月の懲戒審査で決まったということです。

 

このほか、2つの事案とも、部下の職員に対する監督不行き届きがあったとして、それぞれ当時の署長と署長補佐2人の合わせて6人を口頭厳重注意としました。

 

岳南広域消防組合の柴本賢司消防長は、「消防職員として決してあってはならない行為が生じたことを重く受け止め、職員教育の徹底、組織体制の見直しを含め、再発防止に全力で取り組み、信頼の回復に努めてまいります」などとするコメントを発表しました。


《カウンセラー松川のコメント》

50代男性の消防司令について
4年前の暴言による人格否定で被害者をメンタルヘルス不調に陥れました。
しかし、暴言だけで50代の部下がメンタルヘルス不調になるとは考え難いので
他の職員の前で人格否定となる様な言動が有ったのではないかと思います。
それにしても、療養休暇を使われた時点で
本部はパワハラの可能性を探らなかったのでしょうか?

被害者の方へ
11ヶ月も療養する様な被害ですから、
それは大きな被害と言えましょう。
大変に思いをされましたが、窓口通報も勇気が必要だったと思います。
この経験を活かして、他の職員の皆様にも、通報は大切なことを伝えてください。

50代消防司令補について
30代男性の部下が救助訓練中に手技を誤ったため、
ヘルメットの上から手で頭をたたく行為により、
相手は3カ月間の療養休暇を取得とのこと。
この1件だけで療養休暇に至るとは思えないので、
度重なるパワハラが原因ではないかと思います。
そして、こちらも療養休暇明けでの相談からとのことですが、
療養休暇を使う様な状態になっても、
本人からの通報が無いので対処していなかったのならば、
管理不行き届きとも思えます。

被害者の方へ
暴力で嫌な思いをされた様ですね。
辛い時もあったでしょう。
しかし、この辛さを職場環境改善の為に
活かして欲しいと願っております。


2025年12月5日金曜日

▼「係長の仕事でしょ」部下からも圧迫…自死 遺族側の訴え認める判決

「係長の仕事でしょ」部下からも圧迫…自死 遺族側の訴え認める判決

 

2025年12月5日() 17:40 朝日新聞

 

 福岡県直方市職員だった男性(当時44)が2015年に自死したのは、職場でのいじめや非協力的な言動が原因だったとして、妻(58)が「公務外災害」の認定取り消しを求めた訴訟の判決が5日、福岡地裁であった。中辻雄一朗裁判長は「業務の質的過重性は強度だった」として、認定を取り消す判決を言い渡した。

 

 被告の地方公務員災害補償基金は「判決の内容を精査し、今後の対応について検討して参りたい」としている。

 

 判決によると、男性は156月、これまで未経験だった課の係長に異動し、9月末ごろにはうつ病を発症。翌月に自殺した。

 

 原告側は、自死は公務に起因したものだとして翌年、民間の「労災」にあたる「公務災害」を申請。だが地方公務員災害補償基金の県支部は「公務外」とした。

 

 判決は、男性が業務に必要な知識や経験のある部下や上司から協力が得られず、部下の係員から「それは係長の仕事でしょう」「今ですか」などと反抗的で突き放すような態度を取られ、上司の課長からも人前で「お前はそんなこともわからないのか」「係長も勉強が必要だ」などと言われた点などに着目。部下と上司の両方から「パワーハラスメントに完全には該当しないまでも不適切と認められる言動や精神的圧迫を受けた」と認めた。

 

 3人の部下から距離を置かれ「疎外感・孤立感を深め、強迫観念にかられて資料などを自宅に持ち帰り勉強や作業をせざるを得ないほど精神的に追い詰められていったことが認められる」とも指摘し、うつ病の発症や自殺は公務に起因すると結論づけた。

▼同僚隊員に「不適切な指導」自衛隊熊本病院の50代准陸尉が停職処分に 状況や概要は「明らかにできない」

同僚隊員に「不適切な指導」自衛隊熊本病院の50代准陸尉が停職処分に
 状況や概要は「明らかにできない」

 

2025年12月5日() 16:53 熊本放送

 

自衛隊熊本病院は、同僚隊員に暴言などの不適切な指導をして精神的な苦痛を与えたとして、50代の自衛官を停職処分としました。

 

停職5日の処分を受けたのは、自衛隊熊本病院の50代の准陸尉です。

 

自衛隊熊本病院によりますと、准陸尉は去年4月ごろから8月ごろまでの間、病院の執務室などで、同僚隊員に対して暴言などの不適切な指導を繰り返すなどのパワハラ行為をして、精神的苦痛を与えたということです。

 

去年11月ごろに隊員から相談窓口に連絡があり、発覚しました。

 

准陸尉は聞き取りに対し不適切な指導を認め、「申し訳ない」と話しているということです。

 

自衛隊熊本病院は「ハラスメントの再発防止に向けて、各隊員に指導、教育を行う」とした一方、「暴言を発した状況や概要については明らかにできない」としています。

▼非正規公務員の全国一斉相談開催 雇い止め、ハラスメント訴え

非正規公務員の全国一斉相談開催 雇い止め、ハラスメント訴え

 

2025年12月5日() 12:15 毎日新聞(東海林智

 

 地方自治体や国で1年の期限付きで働く公務員「会計年度任用職員」(非正規公務員)の抱える雇い止めやハラスメントなどの労働問題の相談にのる「非正規公務員全国いっせい労働相談ホットライン」が、7日午前10時から開催される。非正規公務員は雇い止めを恐れて労働問題を抱えながら泣き寝入りするケースが多いとして実施する。

 

 開催するのは、労働組合の全国組織の全国労働組合総連合(全労連)本部と傘下の18地方組織。各地方組織で実施していたものを昨年初めて全国一斉で開催し、138件の相談に応じた。アクセスは600件を超え、不安定雇用の中で声を上げられないでいる状況は深刻だとして、今年も実施することにした。昨年の相談では、セクハラやパワハラなどハラスメントの相談が最多で、次いで雇い止め、賃金格差などだった。

 

 1121日に東京都内で開いた記者会見で、京都府で社会福祉士として相談業務に携わる非正規公務員の女性は「専門職として仕事にやりがいも誇りも持って働いている。けれど、低賃金であり、雇い止めにもおびえる日々だ」と実情を話した。また、都内の女性は「非正規だからと軽んじられ、セクハラなどハラスメント被害に遭っても守られるのは加害者の正規で、私たちではない」と訴えている。

 

 全労連の黒沢幸一事務局長は「相談電話を実情を訴え問題を解決する手段としてぜひ使ってほしい」と呼びかけた。

 

 相談は午前10時~午後7時。無料。電話はフリーダイヤル(0120378060)。電話をかけた地域に近い所に電話がつながる。

2025年12月3日水曜日

▼三豊市議のパワハラ問題 第三者委員会が議長に意見書「ハラスメント行為に該当する」 香川

三豊市議のパワハラ問題
 第三者委員会が議長に意見書「ハラスメント行為に該当する」 香川

 

2025年12月3日() 17:07 瀬戸内海放送

 

 香川県三豊市議会の議員が市の職員に対してパワハラをしたとされる問題で、第三者委員会は「ハラスメント行為に該当する」とする意見書を議長に提出しました。

 

 第三者委員会の三野靖委員長が丸戸研二議長に「意見書」を手渡しました。

 

 この問題は市議会の横山強議員が20259月、議会の一般質問で市が刑事告発をしている事案について、関係職員を名指しした上で個人の尊厳を害する発言をしたとされているものです。

 

 また、答弁書を目の前で破り威圧的な発言を繰り返したとして山下市長が議会に対し、事実関係の調査などを求めていました。

 

 第三者委員会は調査の結果、「ハラスメント行為」や「不適切な行為」があったと結論付け、再発防止策に向けた提言とあわせて提出しました。

 

(第三者委員会/三野靖 委員長)

「三豊市議会の議会改革、三豊市政の発展のための前向きな形での提言」

 

 

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三豊市議パワハラ疑惑問題
 第三者委が「答弁書を破る」など2事案を「パワハラに該当する」認定【香川】

 

2025年12月4日() 11:42 岡山放送

 

三豊市議会の男性議員が市の職員に対してパワーハラスメントが疑われる行為をしたと指摘されている問題で、議会が設置した第三者委員会は、一部の行為についてパワハラに該当すると結論付けました。

 

この問題は、三豊市議会の横山強議員が2025年9月、本会議前の議場内で市の職員が手渡した答弁書を目の前で破り、この職員に対して大声で侮辱的かつ威圧的な発言を繰り返すなどパワハラが疑われる行為があったとして、山下昭史市長が議会に対し事実関係の確認を申し入れていたものです。

 

議会は2025年10月、外部の弁護士らを入れた第三者委員会を設置し、当事者からの聞き取りなど調査を進め、第三者委員会は12月3日、議長に意見書を提出しました。

 

意見書によりますと、パワハラが疑われた行為のうち答弁書を破るなど2つの事案についてパワハラに該当すると結論付けています。

 

議会は今後、政治倫理委員会を設置し、対策や対応について協議するとしています。

▼パワハラ疑惑、教育長は非該当…市長は「審査対象として適当ではない」と答申

パワハラ疑惑、教育長は非該当…市長は「審査対象として適当ではない」と答申

 

2025年12月3日() 14:00 読売新聞

 

 大阪府守口市は2日、瀬野憲一市長と田中実教育長のパワーハラスメント疑惑について、弁護士らでつくる審査会から答申があったと発表した。答申は11月20日付で、教育長の行為について「パワハラにあたらない」とし、市長については「審査対象として適当ではない」とした。

 

 同市では、市のスポーツ関係団体への補助金支出などについて市議会が紛糾し、今年度一般会計当初予算案の成立が約5か月遅れた。複数の幹部職員が5月に田中教育長に収拾策を提案したところ、教育長から不本意な対応をされたり、市長から不当な人事異動を発令されたりした、とそれぞれ市に申し出た。市は7、9月に弁護士2人と大学教授による審査会に調査を諮問していた。

 

 審査会は教育長の対応について、「職務上の優越的地位を背景とするものではなく、合理的対応の範囲内」と判断。市長が発令した人事異動に関しては「人事権の行使が権限の範囲を逸脱または乱用しているかどうかの観点から検討すべきで、(別組織の)公平委員会における審議が適当」とした。

 

 疑惑を巡っては現在、同市議会が特別調査委員会(百条委員会)を設置し、調査を続けている。

 

 

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大阪・守口市のパワハラ 市長「審査対象でない」 教育長「該当なし」
 審査委が答申

 

2025年12月3日() 19:00 産経新聞

 

大阪府守口市の職員が瀬野憲一市長と田中実教育長からパワーハラスメントを受けたとされる問題で、市職員からの申し出を調べる市公正職務等審査委員会が市に答申した。委員会は有識者で構成されており、答申は1120日付。瀬野市長に関しては「審査対象とすることは適当でない」とし、田中教育長については「ハラスメント行為に該当するとは認められない」と結論付けた。

 

守口市では昨年度以降、市スポーツ協会への補助金を市議会が問題視していたにもかかわらず、市教委は今春、調査対象となるはずの協会元副理事長を、市教委事務方トップの教育監兼教育部長に充てる人事を発令。5月には部長級職員8人が連名で教育監交代を求める具申書を田中教育長に提出していた。

 

その後、年度途中で人事異動となる提出メンバーが出るなどしたため、複数人が「不利益な取り扱い」「教育長の言動に強い精神的負担を感じた」といった主張で市に申し出た。

 

答申書によると、市長に関しては人事異動は市長の専権事項であるとし、パワハラか否かの判断は「所掌(管轄)を超える」とした。教育長については、申し出た職員に職務上の指揮監督権限を有していない点を挙げ、「合理的対応の範囲内」などとした。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「異動は市長の職権乱用、報復人事」…パワハラ疑惑の百条委で大阪・守口市幹部が証言
これの続報です。

2025年12月2日火曜日

▼議長のパワハラ疑惑巡り町議ボイコット 議長は質問状 宮城県色麻町

議長のパワハラ疑惑巡り町議ボイコット 議長は質問状 宮城県色麻町

 

2025年12月2日() 17:44 朝日新聞(手代木慶)

 

 宮城県色麻町の町議会が、議長のパワハラ疑惑をめぐり大荒れ模様となっている。

 

 2日に始まった12月定例会では、天野秀実議長に対して不信任決議案が出され、全員賛成(欠席1)で可決された。対して天野議長は引き続き議事を進行しようとしたため、出席していた町議全員が議場を退出して議会をボイコットした。夕方に予定されていた議会運営委員会も開かれず、混乱が広がっている。

 

 騒動の発端は、8月の議会運営委員会で天野議長が約15分遅刻した際、議会事務局長の50代男性に「日程があるたびに電話をよこしなさい」などと強い口調で詰め寄り、書類を机にたたきつけるなどしたことという。こうした行為がパワハラにあたるとして、9月定例会でも天野議長に対する不信任決議案が可決されていた。

 

 これに対し、天野議長は1128日、11項目の公開質問状を議会に提出。パワハラ行為と判断するにあたりどのような調査をしたのか、第三者による確認はあったのかなどを問うている。

 

 天野議長は朝日新聞の取材に「事務局長が被害を訴えているわけではなく、調査もされずにパワハラとされるのは納得がいかない。不信任とするのは根拠が不十分ではないか」などと話した。

 

 

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議長の“パワハラ疑惑”で議員が定例議会ボイコット
 町は専決処分で補正予算を執行へ 問題はないのか? 宮城・色麻町

 

2025年12月3日() 14:06 東北放送

 

宮城県色麻町議会の男性議長が職員にパワハラ行為をしたとして2度目の不信任決議案が可決されました。しかし、議長は辞任の意思を見せておらず、これに反発する議員が本会議をボイコットする事態となりました。

 

石垣綾香記者:

「きょうも議会が開かれる予定でしたが議場に議員の姿はありません」

 

色麻町議会では定例会の12月会議が2日から4日の日程で行われることになっていました。議会事務局によりますと2日、職員へのパワハラ行為があったとして天野秀実議長に対する2度目の不信任決議案が提出され可決されました。しかし、天野議長がそのまま議事を進行しようとしたため、議員全員が議場から退席して空転する事態に発展しました。3日も一般質問が予定されていましたが、議員全員が欠席し、休会となりました。

 

色麻町議会 天野秀実議長:

「町民に対する予算も含まれているのでしっかりと審議していただきたかった。正常化するためにも粛々と議長としての職務を遂行してまいりたい」

 

天野議長については、今年8月の議会運営委員会で男性事務局長に対し書類を机に叩きつけ「日程がある度に電話をよこしなさい」などと発言した行為がパワハラに当たると指摘され不信任決議案が可決されました。一方、天野議長は「議会は被害者から聞き取りをしておらず不信任決議案は根拠が不十分なまま決議された疑いがある」と主張し、議会側に公開質問状を送っています。自身の進退も回答を待ってから検討するとしています。

 

■補正予算は専決処分で

 

色麻町民:

「早く正常化するように、できるだけ早く当事者に辞めてほしい」

色麻町民:

「今のクマとかいろいろ問題があって、町の人が困っている部分もあるでしょうから そういうものの解決になるような話い合いをしてほしい」

 

本会議は4日までの予定でしたが、議員の出席が見込めないとして4日の本会議も開催されないことが決まりました。提出されていた補正予算案5件は、町長の専決処分で執行される見通しです。

 

議長のパワハラ疑惑に端を発しているとは言え、議員の欠席により補正予算案が専決処分されることに問題はないのでしょうか。

 

地方行政に詳しい拓殖大学の河村和徳教授は、「議会の停滞を招いている現状は望ましくない。地方自治法89条には、議員は住民の負託を受けて職務の遂行をすることが記載されている。現在の状況が住民の負託にこたえていることになるのか考える必要がある。議会を閉会することや専決処分を安易に取り入れることは議会の存在意義が問われるため適切ではない。議会の倫理条例にパワハラに関する規定を設けるなどの法整備も必要ではないか」と指摘しています。

 

 

 

パワハラ問題の議長に2度目の不信任決議
 色麻町議会で全員退席し休会〈宮城〉

 

2025年12月3日() 19:00 仙台放送

 

12月2日、宮城県色麻町議会では、天野秀実議長に対する不信任決議案が、全会一致で可決されました。

 

天野議長をめぐっては、議会事務局長に対しパワーハラスメントに該当する行為をしたとして、9月議会で、3人の議員から議長辞任を求める不信任決議案が提出され、可決されていました。

 

天野議長は、法的拘束力がないことなどを理由に、議長職にとどまり続けていて、問題視した議員が再び不信任決議案を提出。

 

全会一致で2度目の可決となりましたが、天野議長がそのまま議事を進行しようとしたため、議員全員が退席し休会となりました。

 

提出されていた補正予算案5件は、町長の専決処分で執行となる見通しです。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼宮城・色麻町職員に「辞めろ」 パワハラ不信任決議の議長が公開質問状「事実認定に疑義」
これの続報です。


▼佐賀県有田町長が出張先で泥酔セクハラ 「町長としてあるまじき行為」関係先に謝罪 町議会、問責決議案提出へ

佐賀県有田町長が出張先で泥酔セクハラ
 「町長としてあるまじき行為」関係先に謝罪 町議会、問責決議案提出へ

 

2025年12月2日() 7:39 佐賀新聞

 

 佐賀県有田町の松尾佳昭町長(52)が9月に出張した際の宴席で接客した女性に、セクハラをしていたことが1日、関係者への取材で分かった。町議会の聞き取りなどに対し、松尾町長は「悪酔いして覚えていない」としつつ、「不徳の致すところ」「町長としてあるまじき行為だった」とセクハラを認め、関係先に謝罪している。町議会の大半の議員が定例会開会日の2日、問責決議案を提出し、責任を問う構えをみせている。

 

 松尾町長は114日に町議会にセクハラの経緯を説明した。松尾町長は9月中旬、町内へ企業進出を検討していた愛知県名古屋市の会社を訪問。会社が設けた宴席で泥酔し、接客した女性の体を触るセクハラをしたという。

 

 同席していた会社トップの不興を買って企業誘致の話は頓挫し、後日、会社を再度訪問して謝罪した。

2025年12月1日月曜日

▼公務中に同僚の首をつかんで揺さぶった暴行罪で警視に罰金命令…ほかの職員にも

公務中に同僚の首をつかんで揺さぶった暴行罪で警視に罰金命令…ほかの職員にも

 

2025年12月1日() 11:25 読売新聞

 

 公務中に同僚職員の首をつかむなどしたとして、暴行罪で略式起訴された福井県警本部勤務の50歳代男性警視が、福井簡裁から罰金10万円の略式命令を受け、30日までに納付したことが関係者への取材で分かった。

 

 起訴状などでは、警視は6月30日、県警本部内で50歳代男性職員の首を両手でつかみ、数回揺さぶったとしている。県警は、この職員を含む5人にパワハラ行為をしたとして、警視を10月31日付で停職1か月の懲戒処分としていた。

▼スポーツ現場のハラスメント、相談件数が過去最多 なくすためのポイントは

スポーツ現場のハラスメント、相談件数が過去最多 なくすためのポイントは

 

2025年12月1日() 10:30 中國新聞

 

 スポーツ現場での暴力や暴言などの「スポーツハラスメント(スポハラ)」がなくならない。日本スポーツ協会に寄せられた相談件数は2024年度、536件と過去最多を更新した。「勝利のためには厳しい指導が必要」といった考え方が依然、根強いことが背景にある。日本スポ協はスポハラの根絶と、選手自身が主体的に競技に取り組むための指導方法の普及に力を入れている。

 

 10月中旬、日本スポ協が大阪府で開いた学校の部活動や地域のスポーツクラブなどの指導責任者向けの講習会。全国から集まった空手道やスケート、テニスなどの監督やコーチたち70人を前に、土屋裕睦(ひろのぶ)・大阪体育大教授(スポーツ心理学)が「プレーヤーが心理・社会的に安全・安心な環境下にあるかがポイント」と訴えた。

 

 講習会は2日間の日程で開催。グループワークでスポハラの実例を基に改善策を話し合ったり、コミュニケーションの取り方を学んだりした。

 

 日本スポ協へのスポハラの相談件数は専用窓口を13年に開設して以降、新型コロナウイルス禍の一時期を除いて増加傾向が続く。過去最多だった24年度の相談内容別の内訳は暴言が41%で最も多く、パワハラ18%▽暴力13%▽セクハラ2%―だった。被害者は小学生48%、中学生18%、高校生12%の順となっており、声を上げづらい立場の子どもが被害を受けるケースが多かった。

 

 スポハラはなぜなくならないのか。日本スポ協は例えば、第三者の目が届かない指導環境▽試合に勝ちたい、勝たせたい感情▽自身も暴力や暴言を受けて強くなれたと思っている指導者の考え方―など「機会・動機・正当化」の三つの要因が重なった時に起きやすいと分析する。

 

 スポハラをなくす対策として指導者には、選手が不快に思っていないか▽第三者が見ても不快に思わないか▽他に手段がないか―の3点を意識するよう呼びかけている。

 

 不快に思っていないかどうかは選手が正直に返事できない可能性も踏まえて本人に確認。選手の同意があっても誰に見られても適切な行為か、別の指導法はないかを常に考えることで不適切な行為を避けやすいという。

 

 さらに、選手とのコミュニケーションには指示通りの行動を求めるだけでなく、主体性を引き出すアプローチの必要性も訴える。土屋教授は「指導者は良かれと思ってやっているが、1から10まで指示し、できないと怒るようになれば不適切な指導につながる」と指摘している。

2025年11月30日日曜日

▼あらゆるハラスメントの防止条例案 福岡・小郡市、市議会に提出へ

あらゆるハラスメントの防止条例案 福岡・小郡市、市議会に提出へ

 

2025年11月30日() 9:45 毎日新聞(前田博之)

 

 福岡県小郡市は122日に開会する市議会定例会に、ハラスメント防止条例案を提出する。法律で規制されないものも含め、セクハラやパワハラなどあらゆるハラスメントを防止する基本理念を定める。こうした条例について加地良光市長は「おそらく全国初だと思う」と話している。

 

 条例案では、ハラスメントを「暴言や暴行、脅迫、過度な要求、性的な言動、その他の違法、不当な言動により、他者に身体的、心理的、性的、経済的な損害や不利益、苦痛を与える行為」と定義した。

 

 基本理念として、ハラスメントは「人格を不当に傷つけ、安全、健康、豊かな生活を侵害し、個人の能力を十分に発揮する機会や可能性を奪うだけでなく、事業者の安定した事業活動の継続にも影響を及ぼす」と記載。「しない、されない、見逃さないという市民意識、社会風土を定着させること」を目標に、「何人も、いかなる場においても、あらゆるハラスメントを行ってはならない」と明記した。罰則はない。

 

 また市の責務として啓発や教育、支援体制整備に加え「ハラスメント防止に必要な施策」を掲げた。対象には市民やそれ以外の通勤通学者、訪問者が含まれ、事業者には非営利の町内会なども含まれる。

 

 市では20238月、市議が市職員を庁内で約1時間怒鳴りつけるなどして、議会で「パワハラともとれる不適切な言動」と問責決議が可決された。その後、防止策が検討され、253月には、市長や市職員、市議を対象にしたハラスメント防止条例を制定した。

 

 さらに市民らを対象にした防止条例を検討委員会で議論。防止措置などが法律で義務づけられたハラスメントは、パワハラやセクハラ、妊娠・出産・育児・介護関連に限定され、あらゆる嫌がらせを対象とした法律や条例は前例がなく、定義に苦労したという。

 

 条例案が可決されれば、2641日に施行される。市の責務は広く、ハラスメントの相談を受けた際は、適切な機関に橋渡しすることを想定しており、具体策は3月議会に示すとしている。

▼顔背け、舌打ち…部下の「不機嫌ハラスメント」で休職 3万円で和解

顔背け、舌打ち…部下の「不機嫌ハラスメント」で休職 3万円で和解

 

2025年11月30日() 7:45 毎日新聞

 

 数字の根拠を尋ねると舌打ちされ、仕事上で意見が対立すると、周囲に聞こえよがしに「顔も見たくない」――。暴力でも罵声でもないが、感情をぶつけることで相手を追い詰める行為は、近年「不機嫌ハラスメント」と指摘されている。

 

 栃木県内の自治体で働く30代の男性職員は部下の女性によるこうした行為により心身の不調をきたし、休職に追い込まれた。男性は今春、慰謝料を求めて提訴し、女性が3万円を支払うことで和解が成立。男性は「相手が部下でもやられたら傷つくし怒りもわく。こうした訴えができることが抑止力になれば」と話す。

 

 昨年春、男性は新しい部署への異動を告げられた。職場は上司と女性の3人で、男性は女性の隣席となった。

 

 資料に記された数字の根拠がわからなかったため男性が女性に尋ねると、舌打ちされ、「覚えていません」と不機嫌な態度を示された。前年に作成された資料で、女性が覚えていないはずはないし、舌打ちされる理由も分からなかった。舌打ちはこの時だけでなく、複数回に及んだ。

 

 ある時は、資料の作成方法について係内3人で協議し、係長の判断により男性の提案した方法が採用されると、女性は周囲にも聞こえる声で「あす休んでもいいですか。顔も見たくないので」と訴えた。男性は自分へのあてつけではないかと思った。係長からはその後、「注意しておいた」と告げられたが、女性の態度に大きな変化はみられなかった。

 

 他にもあった。廊下ですれ違うときには、女性は顔をそむけ、壁を見るようなそぶりをした。「ここは刑務所なのか」。男性は思った。突然、仕事中に「指をなめるの、やめてもらっていいですか」と言われたこともあった。身に覚えはなかった。

 

 男性は、動悸(どうき)や味覚障害の症状が出たため医療機関を受診し、「適応障害」と診断された。昨年4月末から6月末まで休職した。復帰後は、顔をできるだけ合わさないよう、男性には主に外回りの仕事が振り分けられた。

 

 今春に女性が他部署に移ったあとも男性はもやもやした気持ちを抱えていた。

 

 「自分が部下に舌打ちしたり、ぶち切れたりしたら、すぐパワーハラスメントになってしまう。だから、絶対やり返さなかった。でも逆は許されるのか」。

 

 この先、30年近く続くであろう公務員人生、職場内では、どこかでまたその女性と同じ職場になることもある。部下の舌打ちに我慢し続ける人生と、我慢しない人生。男性は昇進が遅れても、我慢しない人生を選択しようと思った。

 

 無料の弁護士相談を受け、「本人を訴えたらどうか」とアドバイスを受けた。行政関係に明るい別の弁護士にも相談。「あまり前例はない」と言われたが、訴訟の方法などを教えてもらい、生成AI(人工知能)を活用し、代理人弁護士を立てない本人訴訟で提訴した。

 

 裁判前に交わす書面で、女性は訴状に対し、「顔も見たくないので」等の発言は覚えていないとし、男性が体調を崩したことも、自分に起因するかは不明とした。

 

 今年8月、県内の簡易裁判所で口頭弁論が開かれた。男性は訴えの内容を証明するボイスレコーダーを提出していた。女性が「顔も見たくない」と言った時の職場でのやりとりを、身を守るためひそかに録音していた。

 

 裁判官が女性に「何か言いたいことは」と尋ねると、「いろいろある」と答えた。そのため、次回の裁判日程を入れようとしたところ、「もういいです。私、勝てないと思うんで。支払いする準備もあります」と述べ和解に至った。

 

 自治体の人事担当者は女性の発言を「不適切」とは認めていたが、特に処分などはなく、定期異動で部署が変わっただけだ。弁護士からは「この程度では逆パワハラにならない」とも言われた。だが、理由のはっきりしない攻撃的な言動や態度は、「不機嫌ハラスメント」ともいえるモラルハラスメントだ。

 

 男性は「部下からのハラスメントに対しては、認定のハードルが高いのではないか。節度のある職場環境が必要なのに、対応が不十分」と訴えている。


《カウンセラー松川のコメント》

変な言動をする者は一定数居ます。
質が悪いのは、懲戒処分に至らない程度の悪質さでの勝手な振る舞い。
しかし、これも度が過ぎれば、職場環境を乱しますから、
管理監督者は口頭注意に留めず、始末書提出等の実績を形で残し、
その蓄積から改悛の情無しでの懲戒処分に移行するのが得策です。
管理監督者としては仕事が増えて「誰得?」かも知れませんが、
職場環境の向上は全ての者にとっての得なのです。


2025年11月29日土曜日

▼「口の利き方気をつけろコラ!」大阪・交野市の“パワハラ内部通報放置”問題 第三者委員会設置に向けた条例案提出

「口の利き方気をつけろコラ!」
大阪・交野市の“パワハラ内部通報放置”問題
 第三者委員会設置に向けた条例案提出

 

2025年11月29日() 10:40 毎日放送

 

 大阪府交野市がパワハラの内部通報を放置していたとされる問題で、第三者委員会の設置に向けた条例案が提出されました。

 

 (提供:被害職員)「口の利き方気をつけろよコラ!誰にぬかしてんねん!コラ!」

 

 この問題は交野市役所の職員らが、幹部職員からパワハラを受けたと内部通報したものの「1年以上にわたり放置されていた」と訴えているものです。山本景市長はこれまで、放置していないと否定しています。

 

 28日の市議会で、山本市長は市の対応などを検証する第三者委員会の設置に向けた条例案や補正予算案を上程しました。

 

 (交野市 山本景市長)「職員の皆様にとって良い職場環境を目指すだけではなくて、あわせて交野市役所の信頼回復に努めさせてもらえたら」

 

 条例案などは議会が閉会する来月23日に採決される予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「泣き寝入りせざるを得ない組織」 パワハラ内部通報を1年以上放置した大阪・交野市 内部通報に『“客観的な証拠”が必要』市の規定にも問題か
これの続報です。


▼三重県、7人を懲戒処分 万引や飲酒運転、パワハラも

三重県、7人を懲戒処分 万引や飲酒運転、パワハラも

 

2025年11月29日() 8:00 伊勢新聞

 

 店舗で商品を盗んだとして、三重県は28日、職員2人を懲戒免職処分とした。また、自転車で飲酒運転をした職員2人を停職1月の懲戒処分に。パワーハラスメント(パワハラ)をした職員を減給10分の13月)の懲戒処分とし、監督責任として上司2人を戒告の懲戒処分とした。

 

 県によると、松阪建設事務所保全室(松阪市)の男性主幹(52)=課長補佐級=は522日午後3時ごろ、明和町内のホームセンターで、マイクロSDカード(約4千円相当)を盗んだ。

 

 男性主幹は当時、美化活動のボランティアに配布する資材を購入するため、公務で店を訪れていた。同僚が支払いをしている間、カウンターの近くにあった商品をポケットに入れて店を出た。

 

 この店が被害届を提出し、警察による任意の捜査で容疑が浮上。男性主幹は警察の事情聴取に対し、容疑を認めた。窃盗容疑で書類送検され、109日に不起訴処分(起訴猶予)となった。

 

 また、男性主幹は平成2510月にも、大阪市のショッピングモールで食品2点を盗み、警察から微罪処分を受けていたことが判明。男性が当時、上司に報告していた記録は残っていない。

 

 志摩建設事務所保全室(志摩市)の川村和彦主査(42)810日午前250分ごろ、伊勢市内のコンビニで、フィギュア4個(約5千円相当)を盗んだとして、伊勢署に逮捕された。

 

 川村主査は平成271221日にも、松阪市内のコンビニで雑誌など3冊を盗んだとして、松阪署に逮捕されていた。当時は翌283月に停職3月の懲戒処分を受けていた。

 

 中央児童相談所(津市)の男性一時保護対応協力員(22)は今年3月、津市内でビールを飲んだ後、自転車を運転。同相談所の男性一時保護対応協力員(20)5月、焼酎を飲んだ後に自転車を運転した。

 

 2人とも警察官に呼び止められたことをきっかけに飲酒運転が発覚。呼気検査で基準値を上回るアルコールが検出され、道交法違反(酒気帯び運転)で罰金10万円の略式命令を受けた。

 

 農業研究所生産技術研究室(松阪市)の男性主幹(52)=課長補佐級=は4―6月、上司や部下ら4人に「お前使えへん」などと、他の職員らがいる前で複数回にわたって怒鳴った。

 

 県は研究所から連絡を受けて把握し、パワハラに当たると判断した。県が職員のパワハラを認定するのは初めて。職員2人が精神疾患の診断を受け、うち1人は5月から休職している。

 

 男性主幹は「業務を失敗されたくなかった。自分を抑えられなかった」などと説明。「パワハラに当たるという認識がなかった。言葉使いが悪い点をただします」などと話したという。

 

 また、県は28日付で、この男性主幹を主査級に分限降任させた。男性主幹の行為を認識していながら防止策を講じなかったとして、男性所長(56)と、男性室長(60)を戒告の懲戒処分とした。

 

 一見勝之知事は「県政への信頼を大きく損なう重大な非違行為で、深くおわびする。具体的で我が事と認識できる研修を実施し、コンプライアンスを徹底する」とのコメントを出した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

松阪建設事務所の男性主幹、万引で免職 三重県が懲戒

 

2025年11月29日() 17:04 夕刊三重新聞

 

農業研究所主幹はパワハラ、減給と降格

 三重県は28日、店舗で万引したとして、松阪市高町の松阪建設事務所保全室の課長補佐級の男性主幹(52)を免職、パワー・ハラスメントをしたとして、嬉野川北町の農業研究所生産技術研究室の同級の男性主幹(52)を減給10分の13カ月間)と主査級への分限降任など、県職員7人を懲戒処分した。

 県によると、松阪建設事務所保全室の男性主幹は、今年522日午後3時ごろ、資材購入のため公務で訪れていた多気郡明和町内のホームセンターで、マイクロSDカード1枚(約4千円相当)を万引。窃盗の容疑で警察の事情聴取を受け、容疑を認めた。窃盗容疑で書類送検され、109日に不起訴処分(起訴猶予)となった。

 また男性主幹は2013(平成25)年10月にも大阪市内のショッピングモールで食品2点を万引したとして、警察から微罪処分を受けていたことが発覚。地方公務員法に基づき、免職処分となった。

 農業研究所の男性主幹は、今年4月から6月ごろにかけて、業務中に部下らに対して「お前使えへん」と怒鳴るなど、人格を否定し、相手を萎縮させるような行為を、他の職員がいる前で複数回にわたって行った。パワハラを受けた職員2人は精神疾患を患い、1人は休職している。県がパワハラ認定し、懲戒処分をしたのは初めて。

 またこれらの行為を把握しながら防止策を講じなかったとして、上司の男性所長(56)と男性室長(60)を戒告の懲戒処分とした。

 他にも、万引をした志摩建設事務所の男性主査を免職、自転車で飲酒運転をした中央児童相談所の一時保護対応協力員2人を停職1カ月の懲戒処分とした。

 

 

 

万引き・パワハラなど 県職員7人を懲戒処分 三重

 

2025年12月1日() 12:50 三重テレビ

 

 三重県は、万引きやパワハラなどで監督責任を含め、7人の職員を免職などの懲戒処分としたことを発表しました。

 

 三重県によると、松阪建設事務所保全室の課長補佐級で52歳の男性職員は、今年5月、明和町内で約4000円相当のマイクロSDカードを万引きしたとして、窃盗の疑いで書類送検されました。

 

 今年10月に起訴猶予で不起訴処分となりましたが、県の聴取で2013年にも、大阪市内で食品2点を万引きしたとして警察から微罪処分を受けていたことが発覚、この男性職員を28日付けで、免職の処分としました。

 

 また、志摩建設事務所保全室の主査で42歳の男性職員は今年8月、伊勢市内で約5000円相当のフィギュア4個を万引きしたとし、10月に窃盗の疑いで逮捕。この男性職員は2015年にも松阪市内で雑誌などを万引きして逮捕され、その後停職3カ月の処分を受けており、三重県はこの男性職員も28日付けで免職の処分としました。

 

 また、面前で怒鳴るなどのパワハラで複数の職員が精神疾患になったとし、男性職員1人が減給処分、酒気帯びで自転車を運転した2人の男性職員が停職1カ月の処分となっていて、パワハラと自転車の酒気帯び運転による懲戒処分は三重県では初めてです。

 

 

 

上司や部下に日常的に「アホ」「バカ」、52歳県職員を懲戒処分
…「パワハラだと認識していなかった」

 

2025年12月1日() 15:26 読売新聞

 

 三重県は11月28日、職員7人を懲戒処分にした。うち1人をパワーハラスメント行為で減給10分の1(3か月)とした。県によると、パワハラ行為による懲戒処分は初めて。他に万引きした2人を免職、自転車の酒気帯び運転で2人を停職(1か月)とした。

 

 発表によると、農業研究所(松阪市)の男性主幹(52)は4~6月、上司や部下計4人に「アホ」「バカ」と日常的に暴言を浴びせるなどした。部下2人が精神疾患の診断を受け1人は休職している。

 

 県の調査に男性主幹は「どなったり、大声で詰め寄ったりする行為をパワハラだと認識していなかった」と説明。県は所長ら2人を戒告とし、上司の主幹研究員を口頭注意した。主幹研究員もパワハラを受けていたという。

 

 また、8月に伊勢市のコンビニ店でフィギュアを盗んだとして県警に窃盗容疑で逮捕された志摩建設事務所の主査(42)と、5月に公務で訪れていた明和町のホームセンターでマイクロSDカードを盗んだ松阪建設事務所の男性主幹(52)の2人を免職とした。

 

 ほかに、酒を飲んで自転車を運転したとして、県警に摘発された中央児童相談所(津市)の一時保護対応協力員の20歳代男性職員2人を停職1か月とした。

 

 人事課によると、今年度の懲戒処分は12人となった。

2025年11月28日金曜日

▼入院患者にセクハラ行為 栗原中央病院の60代男性医師を停職3カ月 接触禁止し担当外れる〈宮城〉

入院患者にセクハラ行為
 栗原中央病院の60代男性医師を停職3カ月 接触禁止し担当外れる〈宮城〉

 

2025年11月28日() 20:18 仙台放送

 

宮城県栗原市で、セクハラで懲戒処分です。

栗原中央病院に勤める60代の医師が、入院患者にセクハラをしていたことが明らかになりました。

 

停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、栗原中央病院に勤める医長級の60代の男性医師です。

 

今年7月下旬、入院患者から申し出があり病院が調査したところ、男性医師が患者へのセクハラ行為を認めたということです。

 

病院は申し出があった時点で、男性医師と患者の接触を禁止し、別の医師が治療を引き継ぎ、患者は退院したということです。

 

また、男性医師は患者に直接、謝罪したということです。

 

セクハラ行為の具体的な内容は明らかにされていません。

 

病院は「法令順守を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。

▼ここ10年で過去最多 今年度7件目の処分… 大麻所持の疑いでの逮捕と性暴力などのハラスメントにつながる不適切行為で2人を処分 島根県松江市・浜田市

ここ10年で過去最多 今年度7件目の処分
 大麻所持の疑いでの逮捕と性暴力などの
ハラスメントにつながる不適切行為で2人を処分
 島根県松江市・浜田市

 

2025年11月28日() 19:01 日本海テレビ

 

島根県教育委員会は、大麻を所持した疑いですでに逮捕・起訴されている島根県松江市の小学校の27歳の教諭の男に対し、懲戒免職の処分を下すなど、あわせて2件の処分を発表しました。

 

島根県教育委員会

「まことに申し訳ございませんでした」

 

1128日付で懲戒免職となったのは、麻薬及向精神薬取締法違反の疑いですでに逮捕・起訴されている、松江市立宍道小学校に勤務する男(27)です。県教委の調べに対し男は、業務上の悩みを抱えていて、大麻を吸ったら寝れるなど、体の症状が改善されたと話しているということです。

 

また、浜田教育事務所管内の小学校に勤務する49歳の男性教諭に対しても、1128日付で減給10分の1の処分を発表しました。

 

この男性教諭は、2021年(令和3年)ごろから昨年度にかけ、家族ぐるみで親交があった家庭の児童生徒3人と、管理職の許可を得ずにラインのやり取りや、自家用車に乗せるなどの行為を繰り返したということです。県教委では、性暴力などのハラスメントにつながる疑念を抱かせる不適切行為として、減給処分としました。

 

島根県教委の教職員の処分は今年度7件目となり、ここ10年で最も多い件数となっています。

▼課長死亡、公務災害を再申請 佐賀吉野ケ里町長のパワハラ発言

課長死亡、公務災害を再申請 佐賀吉野ケ里町長のパワハラ発言

 

2025年11月28日() 17:46 共同通信

 

 佐賀県吉野ケ里町の財政協働課長だった男性=当時(58)=が昨年死亡したのは、伊東健吾町長のパワハラ発言が原因の自殺だとして、遺族は28日、公務災害認定を請求する書類を再び提出した。男性は生前に請求書を出したが、結果が出ていなかった。町の第三者委員会は、町長の発言はパワハラに当たると認めた一方、死亡との因果関係は評価していなかった。

 

 今後、地方公務員災害補償基金の佐賀県支部が経緯を調べ、認定の可否を決める。

 

 遺族は取材に「パワハラと死亡との因果関係を明らかにし、町には誠実に対応してほしい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ9月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「申し訳ありませんでした」佐賀県吉野ヶ里町の職員がパワハラ訴え死亡→町長が謝罪 自殺との因果関係について「遺族と話し調査すべき事項が出てくれば調査したいと思っている」
これの続報です。



▼仙台の60代教諭、セクハラで停職 過去にも処分「忘れかけていた」

仙台の60代教諭、セクハラで停職 過去にも処分「忘れかけていた」

 

2025年11月28日() 17:30 朝日新聞(阿部育子)

 

 仙台市教育委員会は28日、生徒にLINEで私的なメッセージを繰り返し送ったり、不必要に身体を触ったりするなどのセクハラをしたとして、市立学校の60代の男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 市教委によると、教諭は昨年11月、生徒と私用携帯でLINEを交換し、SNS上で学習に関する以外のやり取りが禁止されているにもかかわらず、私的な内容のメッセージを送信。やり取りは200回以上に及び、このうち教諭からは112回送信していた。

 

 やり取りをする中で、生徒が教諭に不信感を覚えていたところ、7月に学校内で教諭から複数回、不必要に体を触られたという。生徒が他の教員に相談し、発覚した。市教委の聞き取りに、教諭はおおむね事実を認めているという。

 

 教諭は過去にも一度、市立学校の教員として戒告の懲戒処分を受けたことがあったという。教諭は「過去に処分を受けたことを忘れかけていた」旨の説明をしているという。

 

 市教委は「二度、懲戒処分を受けるのは例が少ない。処分の重大さの意識が薄いような印象だった」と説明。天野元教育長は「今後改めて綱紀粛正と服務規律の研修を徹底する」とのコメントを出した。

 

 一方、市も同日、宮城野区区民部の男性主査(37)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性は827日、青葉区の路上で10代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕され、その後、不起訴処分となった。

 

 市の聞き取りに「飲む仲間を探しており、歩いている女性に声をかけた」などと話しているという。市によると、今年度で市職員の懲戒処分事案は8件目だという。

 

 

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仙台市の60代の教諭
 生徒に対し体を触るなどのセクハラ行為で停職6か月の懲戒処分

 

2025年11月28日() 19:05 東北放送

 

仙台市立の学校に勤務する男性教諭が生徒に対し、体を触るなどのセクハラ行為をしていたとして停職6か月の懲戒処分を受けました。

 

懲戒処分を受けたのは、仙台市立の小中学校以外の学校に勤務する60代の男性教諭です。

 

仙台市教育委員会によりますと男性教諭は、202411月から20257月まで、勤務する学校の生徒に対し、SNSで私的な内容のメッセージを繰り返し送ったうえ20257月には、同じ生徒に対し、校内で複数回、体を触るなどしたということです。

 

生徒が別の教員に相談し発覚しました。仙台市教委は、男性教諭が過去に別の事案で戒告の懲戒処分を受けていることも踏まえ、1128日付けで停職6か月としました。仙台市教委は、「研修を徹底するなど再発防止に努める」とコメントしています。

 

 

 

生徒へセクハラ行為
… 仙台市の60代男性教員を停職6か月の懲戒処分 仙台市教委

 

2025年11月28日() 19:17 宮城テレビ

 

仙台市教育委員会は勤務する学校の生徒にセクハラ行為を行った60代の男性教員を停職6か月の懲戒処分としました。

 

懲戒処分を受けたのは仙台市の市立学校に勤務する60代の男性教員です。市教育委員会によりますと男性教員は勤務する学校の生徒と202411月からLINEで私的なメッセージのやりとりを100回程度行ったほか、20257月にはその生徒に対して学校の中で必要のない体への接触をしていました。

 

生徒が学校に相談したことから発覚し、仙台市教育委員会は男性教員の行為がセクハラにあたるとして28日付けで「停職6か月」の懲戒処分としました。

 

男性教員は「不快に感じていると気づかなかった。生徒に対し申し訳ない」などと話しているということです。

 

仙台市市教育委員会は教職員の研修を徹底し再発防止に努めるとしています。

 

 

 

生徒にLINEを112回送信 体触るセクハラも
 仙台市の60代男性教師を停職6カ月の懲戒処分

 

2025年11月28日() 20:00 仙台放送

 

仙台市の60代の男性教師が、自身が勤務する学校の生徒に対してセクハラ行為などをしたとして、停職6カ月の懲戒処分を受けました。

 

仙台市の会見

「心よりお詫び申しあげます。大変申し訳ございませんでした」

 

市教育委員会によりますと、仙台市内の学校に勤務する60代の男性教師は、去年11月から今年7月にかけて、禁止されている行為と知りながら、自身が勤務する学校の生徒に112回にわたってメッセージアプリ「LINE」でメッセージを送信し、やり取りしたほか、同じ生徒に対し、勤務時間中に体を触るなどのセクハラ行為をしたということです。

 

市は11月28日付で、停職6カ月の懲戒処分としました。

 

男性教師は「不快にさせたとは思わなかった。申し訳なく思っている。」と話しているということです。

▼足蹴りや胸ぐらをつかむなどの暴行 陸上自衛隊新発田駐屯地が自衛隊員2人の懲戒処分を発表《新潟》

足蹴りや胸ぐらをつかむなどの暴行
 陸上自衛隊新発田駐屯地が自衛隊員2人の懲戒処分を発表《新潟》

 

2025年11月28日() 16:58 テレビ新潟

 

陸上自衛隊新発田駐屯地は28日、所属隊員2人の懲戒処分を発表しました。

 

処分を受けたのは、第30普通科連隊の2等陸士(20)と第30普通科連隊の3等陸曹(24)です。

 

新発田駐屯地によりますと、2等陸士(20)は去年7月、駐屯地において訓練後、同僚の隊員と洗濯機の使用順をめぐり口論になり、足蹴りする暴行を加えたということです。近くにいた上官が現場を確認し発覚しました。

 

また、3等陸曹(24)はおととし9月と去年10月に、駐屯地において訓練後、部下隊員らを指導する際、態度に腹をたて、胸ぐらをつかんだり平手打ちをするなどの暴行を加えたということです。定期的に行われている記入式のアンケートで被害者から被害の報告があったということです。

 

1128日付けで2等陸士(20)は停職6日、3等陸曹(24)は停職31日の懲戒処分を受けました。

 

新発田駐屯地は「隊員がこのような規律違反を起こしたことを重く受け止めています。今まで以上に隊員の服務指導を行い、隊員一人一人のハラスメント根絶意識の強化をはかり、ハラスメントを一切許容しない組織の構築を推進してまいります」とコメントしています。

▼宮城・色麻町職員に「辞めろ」 パワハラ不信任決議の議長が公開質問状「事実認定に疑義」

宮城・色麻町職員に「辞めろ」
 パワハラ不信任決議の議長が公開質問状「事実認定に疑義」

 

2025年11月28日() 16:17 産経新聞

 

宮城県色麻町議会の天野秀実議長が、議会事務局長に「職員を辞めろ」などと発言したのは、パワーハラスメントに当たるとして同議会が9月に不信任決議したことを巡り、天野議長が28日、パワハラ認定した根拠に「重大な疑義がある」として、議会に公開質問状を提出した。1225日までに文書で回答するよう求めたという。

 

県庁で記者会見した天野議長は「私が知る限り、本人を含めた関係者への聞き取りや第三者機関による判断もなく、パワハラ認定した。私自身の社会的評価を低下させるものであり、一歩も引く気はない」と語った。

 

関係者によると、天野議長は8月に開かれた議会運営委員会に約15分遅れて出席した際、事務局長の50代男性に「日程があるたびに電話を寄こしなさい」「俺も議長を辞めるから事務局長も一緒に辞めろ」などと発言し、書類を机に叩きつけたという。

 

同町議会は9月、議長の一連の言動がパワハラに当たるとして、議長の不信任決議案を可決した。決議に法的拘束力はない。天野議長によれば、事務局長は謝罪を受け入れてくれたが、一部の議員が12月議会の定例会で議長の辞職勧告決議案を提出する動きもあるという。

 

 

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パワハラで不信任となった色麻町議長 町に対し11問の質問状提出 宮城

 

2025年11月28日() 19:18 東北放送

 

宮城県色麻町議会の議長が職員に対しパワハラ行為をしたとして、議会で不信任決議案が可決されたことについてです。

 

議長は1128日、根拠が不十分なまま不信任が決議された疑いがあるとして、議会に質問状を提出しました。

 

質問状を提出したのは宮城県色麻町議会の天野秀実議長です。

議会事務局によりますと、天野議長は20258月の議会運営委員会で50代の男性事務局長に対し、書類を机に叩きつけ「日程がある度に電話をよこしなさい」などと発言しました。

 

こうした言動がパワハラ行為にあたるとして、一部の議員が9月議会で議長の辞任を求める不信任決議案を提出し可決されています。

 

1128日に会見した天野議長は「議会は被害者から聞き取りをしておらず不信任とする根拠が不十分なまま決議された疑いがある」と主張。

 

・パワハラ行為と判断するにあたりどのような調査をしたのか

・第三者による確認はあったか

など11問の質問状を議会に提出し1225日まで回答するよう求めています。

 

宮城県色麻町議会・天野 秀実・議長:

「決議についてはかなり主観が入っていると理解している。事実ではなく私の人格や人間性そのものを批判している文言が入っている」

 

町議会はtbcの取材に対し「副議長などと協議し適切に対応したい」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ9月4日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「俺も辞めるからお前も辞めろ」町議会議長が事務局長にパワハラか 不信任案提出へ 宮城・色麻町
これの続報です。


▼「能力の限界だな」「ちんたらせんと」 他の職員の前で怒鳴るなどパワハラ 兵庫・三田署長だった55歳男性警視を処分

「能力の限界だな」「ちんたらせんと」
 他の職員の前で怒鳴るなどパワハラ
 兵庫・三田署長だった55歳男性警視を処分

 

2025年11月28日() 15:20 朝日放送

 

 部下の警察官を無視したり、他の職員の前で怒鳴るなどのパワハラ行為を繰り返したとして、兵庫県警は28日、警察署長だった男性警視(55)を戒告処分にしたと発表しました。捜査関係者によりますと、男性警視は三田署長を務めていたということです。

 

 兵庫県警によりますと、現在、本部警務部付の男性警視(58)は4月から8月ごろまでの間に、当時、署長を務めていた警察署の署員7人に対し、業務の適正範囲を超えて無視したり、他の職員の前で怒鳴ったりなどの精神的攻撃を加えるパワハラ行為をしました。

 

 県警は男性警視が当時勤務していた警察署を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、三田署長を務めていたということです。

 

 男性警視は部下の署員に対し、恫喝とも取れる大きな声で、「能力の限界だな」「こんな内容で決済が出来るか」と怒鳴ったり、事件捜査中に「ちんたらせんと、はよ探さんかい。帰れると思うなよ」などと発言したりしたといいます。

 

 男性警視は「大声で叱責した記憶は無いが、みんながそういうのなら正しい。自分の不徳のいたすところです」と反省の弁を述べているということです。

 

 

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警察官2人を懲戒免職
 麻薬取締法違反の罪で起訴 巡査部長が巡査に「楽になるぞ」/兵庫県警

 

2025年11月28日() 19:10 サンテレビ

 

兵庫県警の警察官2人が大麻を所持していたとして麻薬取締法違反の罪で起訴された事件で、県警は1128日、男2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。

 

巡査部長「楽になるぞ」と巡査に少なくとも1年半ほど前から大麻を譲っていた

 

懲戒免職となったのは明石署の巡査(24)と葺合署の巡査部長(42)で、202510月、自宅で大麻を所持していたなどとして、逮捕・起訴されました。

 

巡査から仕事の悩みについて相談を受けた巡査部長が、「楽になるぞ」と少なくとも1年半ほど前から大麻を譲っていたということです。

 

処分について、巡査は「大切な方を裏切ってしまって後悔するばかり」だと述べ、巡査部長は、「家族や同僚を思うと取り返しのつかないことをしたと毎日後悔している」と話しているということです。

 

このほか県警は、阪神方面の警察署長だった本部警務部門の男性警視(55)が20254月から8月ごろ、部下の職員7人に対し、大声で叱責したり無視したりするなどのパワハラ行為を行ったとして、男性警視を戒告処分にしたと発表しました。

 

県警は、これらの事案に対し、「職員への指導教養と職務倫理の涵養(かんよう)に努めること」や「ハラスメント防止に対する教養に取り組む」とコメントしています。

 

 

 

「能力の限界だな」部下7人を大声で叱責
 兵庫県警、パワハラで50代警視を戒告

 

2025年11月28日() 19:35 産経新聞

 

部下の警察官7人に対し、怒鳴りつけて精神的苦痛を与えるなどのパワーハラスメントをしたとして、兵庫県警監査官室は28日付で、三田署長だった50代の男性警視を戒告処分にしたと発表した。

 

県警監査官室によると、男性警視は三田署長だった今年48月ごろ、同じ署の部下である男性警察官7人に対し、「能力の限界だな」「こんな内容で決裁ができるか」などと大声で叱責したり、挨拶を無視したりして精神的苦痛を与えたなどとしている。

 

8月上旬、別の署員が「署の雰囲気がおかしくなっている」などと監査官室に報告して発覚した。男性警視は「自分の不徳のいたすところです」と話しているという。

 

県警の杉本直之首席監察官は「幹部職員がハラスメント行為により処分に至った事実を重く受け止め、県民の皆さまには深くお詫び申し上げる。引き続き、ハラスメント防止に取り組む」とコメントした。

 

 

 

「能力の限界だな」「帰れると思うなよ」、パワハラ発言の警視を懲戒処分
 兵庫県警

 

2025年11月28日() 20:33 神戸新聞

 

 部下に対するパワハラがあったとして、兵庫県警は28日、当時署長だった男性警視(55)=警務部付=を戒告の懲戒処分とした。対象者を明らかにしていないが、関係者によると前三田署長。

 

 監察官室によると、警視は4月21日~8月、署員7人に対し、執務中に無視したり、ほかの署員の面前で怒鳴ったりした。調査に「不徳の致すところです」と述べている。

 

 7人は男性で、警部と警部補、巡査部長。8月6日、別の署員から「署の雰囲気がおかしくなっている。萎縮している」と監察官室に報告があり、発覚した。

 

 「能力の限界だな」と部下を否定する発言や、大声で「こんな内容で決裁できるか」とどう喝するような言動、行方不明者の捜索で「ちんたらせんと、はよ捜さんかい。帰れると思うなよ」といった発言などが確認されたという。

 

 県警は9月8日付で署長を交代させ、警視を警務部付とした。

 

 また県警は28日、大麻所持容疑で逮捕された葺合署の巡査部長(42)と明石署の巡査(24)を懲戒免職とした。捜査関係者によると、巡査部長は旅行先のタイで吸い始め、約1年半前から巡査に大麻を譲り渡していたと説明。2人とも使用も認めている。

 

 県警の懲戒処分は今年、計32人となった。

 

 

 

「能力の限界だな」と大声でどなるなど部下7人にパワハラ、
元警察署長を戒告処分…
「署の雰囲気がおかしくなっている」と署員が本部に報告

 

2025年11月29日() 11:44 読売新聞

 

 部下7人にパワーハラスメント行為をしたとして、兵庫県警は28日、三田署長だった男性警視(55)を戒告の懲戒処分とした。

 

 発表では、警視は署長だった今年4~8月、署内で「能力の限界だな」などと大声でどなったり、あいさつを無視したりして署員に精神的苦痛を与えた。警視は「大声で叱責(しっせき)した記憶はない」とする一方、調査結果を受け入れているという。

 

 別の署員が8月、「署の雰囲気がおかしくなっている。署員が萎縮(いしゅく)している」と県警監察官室に報告。県警は、9月8日付で警視を警務部付に異動させていた。

「いつでも相談して」もアウト?部下のやる気をそぐNG発言11選

「いつでも相談して」もアウト?部下のやる気をそぐNG発言11

 

2025年11月28日() 7:00 毎日新聞(山本萌)

 

 「昔は(パワハラが)当たり前だった」「最後は君の気持ち次第だ」――。こんな声かけが、部下のやる気をなくさせているかもしれないと、「組織風土」をコンサルティングする「スコラ・コンサルト」(東京都)が警鐘を鳴らしている。

 

【あなたの判定は?】部下のモチベ下げる発言11

 

 2000社以上の企業や公的機関を支援する中で捉えた「部下をげんなりさせる発言」には、どんなものがあるのだろうか。

 

 ◇「いつでもいい」と言われても

 

 「どんなことでも、いつでもいいから相談に来て」

 

 そう声をかけていたのに、相談もないまま、また退職届が出された。

 

 入社3年目までに離職する若手が後を絶たず、理由を尋ねても判然としない。

 

 ある企業が抱えていた悩みだ。

 

 「なんとか若手の離職を食い止めなければ」

 

 危機感を抱いた中間管理職は、「今にも辞めそうな」若手社員らと車座になって、ざっくばらんに話し合う機会をつくった。

 

 出てきたのは、思いもよらない声だ。

 

 「いつ見てもみんな忙しそうで、相談できない」

 

 「いつでもいい、の『いつ』がそもそも分からない」

 

 若手の吐露に驚いた。

 

 「えっ? そこでつまずいていたの?」

 

 相談したくなった時には、最初にメールか(無料通信アプリの)LINEで「今、お電話いいですか」と一報を入れ、相手の承諾をもらって電話するという方法もあるよと話すと、今度は若手が驚いた。

 

 「そんな方法があるんですね」

 

 ◇「上から目線」に部下は敏感

 

 「こんなやりとりを今まで何度も見てきました」と話すのは、「部下のモチベーションを下げる上司の発言」のチェックリストを監修したスコラ社の若山修さん(53)だ。

 

 「会社を良くしようと考える上司は多いですが、一生懸命考えた上での発言でも、部下にどのような影響を与えているかまでは自覚していない人が多い印象です」

 

 スコラ社が今年5月、社員数100人以上の企業に勤める男女2106人を対象に行ったインターネット調査によると、「1年未満で転職したい」と回答した人は、「転職することがありうる」「転職は全く考えていない」などと回答した人たちに比べて、次のように感じている傾向が顕著だったという。

 

 「上司に相談しにくい」「同僚と相談や助け合いをしにくい」「公平性や倫理、コンプライアンスは重視されていない」

 

 若山さんは「管理職であれば双方向のコミュニケーションの重要性については知っていると思いますが、なんとか部下と関わろうとしている人でも上から目線の意識が根幹にあるとうまくいきません」と指摘する。

 

 経験に裏打ちされた発言であっても、自身が若手だった頃の時代背景や今の社会情勢を顧みずに関わろうとすると、「部下をげんなりさせるような」発言につながってしまうという。

 

 ◇どの企業でも「あるある」発言

 

 若山さんがチェックリストを監修した「部下のモチベーションを下げる上司の発言」は「俺は聞いていない」「昔は(パワハラが)当たり前だった」など、全部で11種類ある。

 

 部下に対し何種類使っているかによって「関係良好」「部下と溝ができている可能性大」などと判定する。

 

 特に「古い価値観を語る」と「昔は当たり前だった」は、業界や規模を問わず「ほぼ100%の確率でどの企業でも遭遇します」と断じる。

 

 「こうした価値観が理解できる同世代であればそれほど問題にはなりませんが、ポロッとこぼしてしまった相手が部下や若手の場合、反論できません。自分を理解してもらうことは難しい、という印象を与え、『そう言われても……』以外に受け止めようがないのです」

 

 また、「報連相(報告・連絡・相談)をしっかりしろ」と「どんなことでも、いつでもいいから相談に来て」も「大抵の組織で口にする人が少なくとも1人か2人はいるかな、という印象ですね」と話す。

 

 一見部下のやる気をそぐような発言ではなさそうだが、「しっかり部下から報連相を受けている上司はこのような言葉を口にしません。コミュニケーション頻度が高い部下と低い部下のギャップを、部下のせいにしている場合が散見されます。なんでも、いつでも、という言葉も、新入社員には分かりにくい発言です」と手厳しい。

 

 ◇「対等で気軽に会話」がカギ

 

 では、どのように気をつけていけばいいのか。

 

 若山さんが勧めるのは、立場や役職にとらわれない「フラットな対話」だ。

 

 「なんでも細かく指示を出して管理したり、部下の成長を見据えて良かれと思ってやったりしても、上から目線がにじむ言動は一生懸命関わるほどに部下を疲れさせることになる可能性があります。こうした言葉が口をついてしまうこともあると思いますが、『と、私は思うけど、あなたはどう思いますか』と言葉を継ぐなど、とにかく相手の話に耳を傾ける姿勢が大切だと思います」

 

 また、若い世代に対しても「たまたまイマイチな上司に当たったとしてもこういう発言を知っておくことで、『うわっ、出た』と受け取るくらいの余裕を持って、自分を大切にしてほしいですね」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

「言葉尻を捕らえる」「重箱の隅を楊枝でほじくる」
この様な揚げ足取りの内容で「ハラスメント」だと言われても
それなら「そんな社員は要らない」となるのがオチでしょう。
社会に出ると言うのは、学校生活とは異なる世界へ踏み込むこと。
例えは悪いですが、舞台が練兵場から戦場に変わる様なものです。
権利や義務を声高に言うのは良いですが、
甘えが通用しない社会に出ている自覚も欲しいものです。