部下4人を大声で度々しっせき、パワハラで50代警部が訓戒処分
滋賀県警
2023年3月13日(月) 19:51 京都新聞
滋賀県警は13日までに、県内の警察署に勤務していた50代男性警部が、部下にパワハラを繰り返したなどとして所属長訓戒の内部処分にした。処分は2月22日付。
県警はプライバシーを理由に警部の所属を公表していない。
県警監察官室によると2021年3月~22年12月ごろ、部下4人に対し、ほかの職員がいる前で大声でしっせきする行為を度々行った。同室の調べに対し、警部は「部下に成長してほしいとの思いで指導した」と話したという。
また、昨年8月、当時捜査していた事件の関係者が荷物を運ぶ際、警部が私用の車で運搬を手伝っていた。同室は「捜査の公正さに疑問を生じさせかねない行為」としている。
井上和幸監察官室長は「ハラスメントおよび適正捜査に関する指導教養を徹底し、再発防止に努める」とした。
「成長してほしかった」部下を大声で叱責
滋賀県警がパワハラで50代男性警部を訓戒処分
2023年3月13日(月) 16:32 朝日放送
滋賀県内の警察署に勤務していた50代の警部が、部下を大声で叱責するパワハラをしたなどとして訓戒の処分を受けていたことが分かりました。
訓戒の処分を受けたのは、滋賀県内の警察署に勤務していた50代の男性警部です。
警察によりますと、警部はおととし3月から去年12月ごろまでの間、4人の部下に対し、大声で叱責するなどのパワハラ行為をしたということです。
警部は県警本部の監察官室の調べに対し、「部下に成長してほしいという思いを持って指導していた。(部下の)心情にまで思い至らなかったのを反省している」と話したということです。
また去年8月には、事件の関係者が荷物を運ぶ際、警部が所持する車を使い、運搬を手伝ったということです。
県警本部は、警部が事件関係者の荷物運搬を手伝ったのは、結果として捜査の公正さに疑問を生じさせかねない不適切な行為だったとしています。
県警本部は、こうした一連の行為を受け、警部を2月22日付けで所属長訓戒の処分としました。
監察官室長は、「幹部職員に対するハラスメント及び適正捜査に関する指導・教養を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
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