2023年3月11日土曜日

▼市課長が部下に「能力低い」と叱責、精神的不調になれば「ずる休み」と疾患名公表

市課長が部下に「能力低い」と叱責、
精神的不調になれば「ずる休み」と疾患名公表

 

2023年3月11日() 6:32 読売新聞

 

 長崎市は10日、市土木部の男性課長が、部下3人に執拗(しつよう)な叱責(しっせき)などを繰り返すパワハラに相当する行為があったと明らかにした。3人は精神的な不調で休職し、うち1人は退職したが、市はパワハラと認定せず、口頭での注意などとした。

 

 市人事課によると、課長は2019年4月から現職。21年にかけ、3人の職員に「能力が低い」と叱責したり、説明を遮って高圧的な態度を取ったりし、3人とも精神的な不調をきたした。また、他の職員に聞こえるように休んだ職員の精神疾患の名前を公表し、「ずる休み」などと発言。退職者以外の2人は別の部署に異動した。

 

 市総務部長や人事課長は21年夏~秋に計3回、この課長に口頭で注意指導や警告をした。市は、3人の休職と「パワハラに相当する」とする課長の言動に因果関係があるとしながらも、パワハラとは認定せず、懲戒処分にはしていない。

 

 市は「被害者の意向や状況を踏まえて総合的に判断した。警告後、休職者が出ておらず、一定の効果があった」としている。一方で、課長による継続した威圧的な発言に関する情報が市に入っており、この課長への聞き取りを進めている。

 

 

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【長崎】長崎市課長 部下3人にパワハラ行為の疑い

 

2023年3月10日() 20:21 長崎文化放送

 

長崎市土木部の男性課長が部下にパワハラ行為をした疑いがあることが10日、分かりました。

 

長崎市によりますと男性課長は業務報告や会議などの際、部下3人に対し「能力が低い」「しゃべるな」などの暴言を繰り返していました。また病気で休んだ職員の精神疾患の診断名を課内で公言し、「仮病」「ずる休み」といった趣旨の発言をしました。部下の1人目は2020年秋ごろから、2人目は翌年夏ごろから休職し、3人目も秋ごろから出勤出来なくなりました。3人のうち1人は退職、2人は別の部署に異動しました。市の総務部長らはこの課長に対し2021年夏から秋にかけて3回、口頭での注意や指導、警告をしました。その際、「反省の様子はあった」ということです。市は「相談者の意向を踏まえ、懲戒やけん責などの処分はしていない」としています。

 

 

 

部下に暴言「能力低い」「サボり屋」 長崎市課長をパワハラ認定せず

 

2023年3月10日() 18:33 朝日新聞

 

 長崎市土木部の男性課長が、複数の部下に「能力が低い」といった暴言や高圧的な態度を繰り返していたことがわかった。被害を受けた職員3人が休み、うち1人は退職した。市は、「パワハラに相当しかねない言動もあった」としながらも、パワハラと認定せず、口頭注意にとどめたという。

 

 市によると、男性課長は課内の部下3人に対し、他の職員がいる前で「能力が低い」と叱責(しっせき)したり、部下の説明を遮って高圧的な態度をとったりしていた。さらに、病気で休んだ職員の精神疾患の診断名を他の職員に聞こえるような場所で公言。「サボり屋」などとも発言していたという。

 

 

 

長崎市役所の男性課長がパワハラか

 

2023年3月10日() 12:06 テレビ長崎

 

長崎市役所の男性課長が部下に対し、パワハラ相当の行為をしていたことが分かりました。

 

パワハラ相当の行為をしたのは長崎市土木部の男性課長です。

 

市によりますと、男性課長は2019年から2021年にかけて、部下に「能力が低い」「しゃべるな」などと威圧的な態度をとったり、大声で叱責するなどの行為を繰り返しました。

 

被害を受けた部下のうち3人が一時休職し、うち1人はその後退職したということです。

 

市は「職員3人が休んだ事と課長の言動には関係性がある」と判断し、男性課長に3回、口頭注意をしました。

 

一方、男性課長の行為については「パワハラ相当」とするものの「パワハラ」にはあたらないとして、懲戒やけん責などの処分はしていません。

 

男性課長は市の聞き取りに対し「反省している」と話しているということです。

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