2023年3月17日金曜日

「口頭指導だけでは変わらないと考え…」東京消防庁職員を懲戒処分 後輩への暴行暴言“やめちまえ”

「口頭指導だけでは変わらないと考え…」
東京消防庁職員を懲戒処分 後輩への暴行暴言やめちまえ

 

2023年3月17日() 19:43 TBS

 

東京消防庁の30歳の男性職員が後輩2人の尻を蹴ったうえ、「やめちまえ」などと暴言を吐くなどのパワハラ行為したとして懲戒処分を受けました。

 

減給の懲戒処分を受けたのは葛飾区の本田消防署に勤務する消防副士長の男性職員(30)で、去年6月から7月にかけ後輩の署員2人に対してパワハラ行為に及んだということです。

 

東京消防庁によりますと、男性職員は訓練の成果が出ない後輩2人に対し、数十回にわたり尻を蹴ったうえ、「やめちまえ」などの暴言を吐き、後輩のうち1人が上司に報告して問題が発覚しました。

 

調査に対し男性職員は「口頭での指導だけでは変わらないと考えた」「本当に申し訳ございませんでした」と話しているということです。

 

東京消防庁は「職員への教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

後輩2人の尻を数十回蹴る 消防副士長「思い通りの成果得られず」

 

2023年3月17日() 18:02 朝日新聞(増山祐史)

 

 後輩の尻を蹴るなどパワハラ行為をしたとして、東京消防庁は17日、本田(ほんでん)消防署(東京都葛飾区)の男性消防副士長(30)を減給100分の203カ月)の懲戒処分とし、発表した。

 

 消防庁によると、副士長は昨年67月、複数回あった訓練で後輩署員2人の尻をそれぞれ数十回ずつ蹴ったほか、訓練とは別の場で「辞めちまえ」などと発言。「(2人が)思い通りの成果が得られなかった」と話しているという。

 

 また消防庁はこの日、特殊詐欺事件に関わったとして逮捕、起訴された野方消防署の消防士、一戸赳児被告(23)について懲戒免職処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

「身体で覚えてもらった方が早い」
「最早、身体で覚えてもらうしかない」
公安職ばかりでなく民間企業でもありがちな発想です。
確かに一理ありますが、現代では許されない理屈となってます。
さて、パワハラ報道ですが、蹴るとは足を使う行為であり、
消防の世界で資機材を足で扱うのは足用の資機材くらいな物です。
資機材を大切に扱わないと「愛護の精神が足りない」と叱責されたり、
腕立て伏せを命じられたりする程です。
資機材に対してでさえ足で扱うのが御法度なのに、
人間に対して許される訳がありません。
上に立つ者として、今一度考えるべきでしょう。

被害者の皆様へ
とんでもない先輩に遭ってしまいましたね。
しかし、暴力行為をきちんと処分されたのは評価して良いと思います。
これからも、訓練に励んで頂き、
優秀な消防吏員として成長して欲しいと願ってます。

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