2023年3月13日月曜日

県防災ヘリの航空隊でパワハラ 先輩隊員2人が後輩に暴言や頭を叩くなど… 山梨県

県防災ヘリの航空隊でパワハラ
 先輩隊員2人が後輩に暴言や頭を叩くなど… 山梨県

 

2023年3月13日() 18:23 山梨放送

 

山梨県の防災ヘリ「あかふじ」で災害救助などに当たる県消防防災航空隊で、暴力行為などのパワーハラスメントがあったことが複数の関係者への取材で分かった。

 

県消防防災航空隊は県の防災ヘリ「あかふじ」で災害時の救助や山林火災の消火などに当たる組織で、隊員の一部は県内各地の消防本部から派遣されている。

 

複数の関係者によると、派遣された隊員のうち男性隊員が去年6月以降、訓練の際に先輩隊員2人から頭を叩かれたり、「航空隊をやめろ」などと暴言を吐かれたりするパワーハラスメントを受けたという。

 

男性隊員は去年12月、県に被害を申し立ていた。県は調査した結果、複数の事案でパワハラがあったと認定。県は近く調査結果を消防本部に説明するという。



※ 他社のニュースも掲載致します

ヘルメットの上から手で頭を叩くなど 暴行や暴言などパワハラ8
 山梨の消防防災航空隊

 

2023年3月17日() 19:09 テレビ山梨

 

山梨県は2022年の9月から12月にかけ消防防災航空隊で暴行や暴言など8件のパワハラがあったと明らかにしました。

 

パワハラが発覚したのは防災ヘリによる救助活動や山林火災の消火などを担う県の消防防災航空隊です。

 

県によりますと202212月「40代の隊員2人からパワハラを受けている」という30代の隊員の訴えを受け、聞き取りや訓練映像の検証などをした結果、8件のパワハラを確認したということです。

 

パワハラをしていたのは指導的役割だった2人の隊員で、20229月から11月にかけ、訓練中にヘルメットの上から手で頭を叩いたのが6件、「隊員を続けるのか」といった趣旨の暴言が2件あったという事です。

 

防災危機管理課 伊藤公仁課長「(航空隊)全体としてパワハラへの意識が薄かった」

 

県は再発防止に取り組むとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

常備消防での事案ではありませんが、
各道府県の防災航空隊は飛行や機体管理をヘリコプター航空会社が担い、
捜索や救助に関しては県内の消防本部からの出向者で構成されています。
今般の事案も加害者被害者共に隊員は消防からの出向者なので
記事カテゴリーも「消防」としました。
さて、事案内容ですが、公安職では相変わらずの暴力と暴言。
言葉は悪いですが、真新しい内容ではありません。
自身が所属する消防本部内でも、この様なパワハラ加害をしていたのでしょうか?
それとも、外部機関での勤務で気が大きくなっての蛮行だったのでしょうか?
些細な違いかも知れませんが、加害者の行動を理解する上では大きな違いです。

被害者の皆様へ
防災航空隊は県内の様々な消防本部からの出向者が数年在籍する、
一期一会の組織とも言えます。
それだけに、我慢する方と「旅の恥は搔き捨て」とばかりに自己を解放する方と
いらっしゃるでしょう。
今般は運悪くパワハラを働く先輩に出会ってしまい大変だったと思います。
しかし、ここで戻らずに続けた事で得た経験は大きいと思います。
これからも良き消防人としての人生を歩んで頂きたいと願っております。

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