2026年5月18日月曜日

▼田川市長の性交渉などセクハラ認定、第三者委 市長は「不倫」主張

田川市長の性交渉などセクハラ認定、第三者委 市長は「不倫」主張

 

2026年5月18日() 10:01 朝日新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長(55)をめぐり、市長秘書だった50代の女性がセクハラ被害を訴えた問題で、事実関係を究明する第三者調査委員会は18日、調査結果の報告書を市側に提出した。

 

 報告書は、村上市長が公用車で手を握った行為や、その後の性交渉などの四つの行為について「セクシュアルハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」と結論づけた。

 

 村上市長はこの日、市議会厚生委員会の冒頭で報告書の提出に触れ、「中身を精査した上で、その後の対応について皆様方にお示しさせていただきたい」と語った。

 

 この問題をめぐっては、不倫関係だったとする村上市長に対し、女性は上下関係のため断れない「強いられた同意」型のセクハラだったとし、主張が対立していた。

 

■「自らの力が強大だと自覚を」

 

 第三者委員会は弁護士3人で構成された。

 

 セクハラに該当すると判断した市長の行為は、

 

 (1)懇親会後に公用車の中で手を握った

 

 (2)カラオケ店内でキスなどをした

 

 (3)初回の性交渉

 

 (4)以後の継続した性交渉

 

 ――の4点。

 

 いずれも事実関係に争いはないものの、「同意に基づくものとは言い難い」と判断した。

 

 第三者委が重視したのは市長と秘書という「圧倒的な力の差がある関係性」だった。

 

 報告書によると、初めて性交渉を持つ前、市長は女性が拒否しても電話やLINEで頻繁に交際を申し込んだり、性交渉を受け入れてほしいという趣旨の説得を続けたりした。

 

 女性は妻子ある市長との交際に強い抵抗を感じ、明示的に意思を示していた。

 

 最終的に女性は、市長から「一度関係を持ったら離婚するまで我慢できる。一度だけ関係を持たせてくれ」と言われたという。

 

 こうした発言から第三者委は「一度関係を持てば収まるのではないかと考えたという女性の供述も、理解できる心情といえる」とした。

 

 市長と女性はその後1年ほど関係が続いていた。だが報告書は、女性が市長と2人きりで会う際も一貫して「市長」と呼んでいたことなどから、「対等な個人間の恋愛関係と認めることはできない」と指摘した。

 

 また「一般的に関係を1回持ってしまうと以後は断るのは簡単ではなくなる」などとする精神科医への聴取結果なども踏まえ、セクハラに当たると認定した。

 

 その上で、「優位な立場にある者は自らの力が強大であることを自覚し、相手方が抵抗や拒否などの真意を表明することは基本的に難しいということを理解し、自覚に基づいた言動を取ることが必要である」として、外部相談窓口の設置やハラスメント研修などの再発防止策を提言した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

市長と職員の「不倫」、第三者委がセクハラ認定
…「職員の任意の同意は認め難い」

 

2026年5月18日() 13:32 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長(55)が、不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられ、事実関係を調査していた第三者委員会は18日、市長の行為をセクハラと認定した。

 

 福岡市で記者会見した第三者委の森山大輔委員長は、村上市長の行為について、▽公用車内で手を握った▽カラオケ店内での肉体的接触▽初回の性交渉▽その後の継続した性交渉――の4点をセクハラと認定。「いずれも対象職員の任意の同意は認め難い」との判断を示した。

 

 村上市長は昨年2月、公務出張先で女性職員と不適切な関係を繰り返したとする一部報道を認め、「不倫関係だった」と謝罪し、来年4月までの任期中の給与を50%減額にした。

 

 これに対し、女性側は昨年3月、「強いられた同意」に基づく関係だったとセクハラを主張。女性側の要請もあり、市は同8月に弁護士3人による第三者委を設置し、村上市長は調査結果を待って進退などを検討する方針を示してきた。

 

 市幹部によると、村上市長は調査結果を精査した上で、今後の対応を公表する方針。この日午前の市議会厚生委員会に出席した村上市長は「(第三者委の調査結果について)詳細が分かり次第、中身を精査してお伝えする」と述べた。

 

 市議会はこれまでに村上市長の問責決議案を可決した一方、不信任案は2度にわたって否決している。

 

 

 

田川市長のセクハラを認定 50代女性職員に交際要求

 

2026年5月18日() 17:56 共同通信

 

 福岡県田川市の50代女性職員が、村上卓哉市長(55)から上司と部下の関係の中で交際を求められたのはセクハラに当たるなどと訴えた問題で、市設置の第三者委員会は18日、村上氏の行為の一部をセクハラと認めた報告書を市に提出した。

 

 女性側代理人は記者会見し「訴えをほぼ認めていただいて、ほっと安心いたしました。前を向いて歩いていけるのではないかと思います」などとする女性の直筆コメントを公表した。

 

 報告書は「職務上の圧倒的な力関係の差異を背景として、拒否を伝えられる対等な関係性があったとは認められない」などと指摘。性的な行為や、公用車内で手を握った行為などについて「セクハラに該当すると判断せざるを得ない」と結論づけた。

 

 

 

「公用車内で手を握る」「カラオケ店でキス」
田川市長の行為を4つの行為をセクハラと認定 福岡

 

2026年5月18日() 18:08 福岡放送

 

福岡県田川市の市長が女性職員からセクハラ被害を訴えられていた問題です。第三者委員会は18日、市長の一部の行為をセクハラと認定した報告書を市に提出しました。

 

18日午前10時すぎ、田川市の安藤正之副市長が第三者委員会の調査報告書を受け取りました。

 

この問題は、田川市の女性職員が村上卓哉市長に交際を強いられたと訴えているものです。

 

村上市長は去年2月の会見で、女性との関係を「不倫だった」と説明しました。

 

一方、女性職員側は、「不倫ではなくセクハラだった」と主張しています。

 

第三者委員会は18日に公表した報告書で、村上市長の行為のうち「公用車内で手を握る」「カラオケ店でキスや体を触る」「公務出張などの際の性行為」など4つの行為を、セクハラと認定しました。

 

■第三者委員会 委員長・森山大輔弁護士

「確かに、対象職員が市長の肉体的接触に対して明示的に抵抗したり、嫌がった行動をしていないという点はあったが、そのことを根拠に自身に好意があるのではないかと安易に考えて、行動をエスカレートさせた事実が本件の最大の要因として考えられます。」

 

女性職員は第三者委員会の聞き取りに対し「市長からの呼び出しを自由に断れるような心理状態ではなかった」などと話していて、報告書は「職務上の圧倒的な力関係の差異を背景に“拒否”を伝えられる関係性があったと認められない」と指摘しています。

 

さらに。

 

■第三者委員会 委員長・森山大輔弁護士

「声を上げられないとか、上げても仕方がないといった、職員全体のハラスメントに関する意識や組織風土それ自体に問題の本質があるのではないか。」

 

女性職員は代理人弁護士を通し「認めていただいたことで前を向いて歩いていける」「第三者委員会からの提言を受けて田川市役所には変わってほしいと心から願っている」とコメントを発表しました。

 

村上市長は先ほどコメントを発表しました。

 

「改めて深くおわび申し上げます。今後については整理が済み次第、報告します」としています。

 

 

 

田川市長不倫問題 第三者委がセクハラ認定

 

2026年5月18日() 19:22  TVQ九州放送

 

田川市の村上市長と女性職員との関係をめぐる問題で、第三者調査委員会は市長による複数の行為をセクシュアルハラスメントと認定しました。

 

調査委員会は田川市に調査報告書を提出しました。報告書によりますと、市長が2023年8月以降、秘書業務を担当していた女性職員に対して公用車内で手を握る行為や継続的な性的関係など4つの行為について、委員会が「セクシュアルハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」と結論づけました。この問題をめぐっては市長が「不倫関係」と説明していたのに対して女性は「上下関係の中で強いられたセクハラ」と主張が食い違っていました。委員会は市長と職員という立場の違いから女性が拒否しにくい関係だったと指摘。「市長をチェックできない組織風土など、自治体全体のガバナンスに問題があった」と総括しました。

 

 

 

福岡・田川市の村上卓哉市長セクハラ認定、
調査報告書「相談し難い組織風土」指摘

 

2026年5月19日() 8:43 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた元秘書の女性職員からセクハラを訴えられた問題で、市の第三者調査委員会は18日、市長の行為をセクハラと認定するとともに、被害を防げなかった組織上の問題点も指摘した。村上市長の責任を追及する声もあり、今後の対応が注目される。(小山田昌人)

 

 「(被害者の女性職員に)交際を求めるLINEや電話が頻繁に行われていた。市長としての認識が不十分だ」

 

 福岡市で同日開かれた第三者委の記者会見。弁護士の森山大輔委員長は、ハラスメントを防ぐべき立場の市長による一連の行動を非難し、被害防止に向けて組織を改善する必要性にも言及した。

 

 調査報告書によると、市役所のハラスメント相談窓口には、2023~25年度にセクハラ関連の相談が1件しかなかった。職員アンケートも踏まえ、「相談し難い組織風土」「市長に逆らうと人事上の不利益を懸念する職員もおり、軽視できない」と指摘。外部相談窓口の設置や特別職のハラスメントを禁止する条例の制定などを提言した。

 

 報告書を受け取った安藤正之副市長は「とても重大な事態と受け止めている。市政の安定と信頼回復、再発防止に全力で取り組んでいく」と語った。

 

 女性職員は代理人弁護士を通じて公表した談話の中で、「再発防止に向けた提言を受け、田川市役所には変わってほしいと心から願っています」とした。

 

 今後は村上市長の対応とともに市議会の動向も注目される。市議会はこれまでに市長の問責決議案を可決した一方、不信任案は2度にわたって否決。その際、第三者委の調査結果を待つべきだとの意見もあった。

 

 ある議員は「セクハラと認定された以上、不信任案の提出は避けられないのではないか」と指摘。陸田孝則議長は「市長の説明を見守りながら、議会の対応を協議したい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2025年7月24日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼福岡・田川市長の不倫疑惑 市が第三者委設置 セクハラ有無調査へ
これの続報です。


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