パワハラ疑惑のシルバー人材センター
臨時理事会で「パワハラとは思っていない」
2023年1月10日(火) 12:47 千葉テレビ
「松戸市シルバー人材センター」の理事長による職員へのパワーハラスメント疑惑の報道を受け、シルバー人材センターは1月6日、臨時の理事会を開催しました。
市によりますと、高齢者に就業の機会を提供する「松戸市シルバー人材センター」は市の外郭団体で、市からは補助金として年間約4000万円が支給されています。
6日の理事会は、理事長の解任などを議題に非公開で行われ、理事長が職員を大声で叱責したことを認めた一方で、一部職員によって業務が滞ったのも事実と認定しました。
そのため、双方が反省すべきとして、理事長を解任するかどうかは、採決しなかったということです。
理事会終了後に取材に応じた理事長は、「職員を注意する際に大声を出したのは事実でやり過ぎた部分はあったが、パワハラとは思っていない」と話しました。
人材センターでは、2022年10月から11月にかけて、30代から40代の職員2人が退職し、40代の職員1人が休職しています。
これを問題視した市は、2022年11月、副市長から理事長に対し、注意するよう指導したということです。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2022年12月26日付記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: シルバー人材センター理事長、複数職員にパワハラか 千葉・松戸 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
加害者とされる理事長は「パワハラとは思っていない」とのこと。
しかし、加害者側に加害の意識が無くても、
受け手が「ハラスメントだ」との認識を持ち、
また、メンタルヘルス不調者や退職者が現れているのならば、
「パワハラがあった」と認識されてもやむを得ないでしょう。
今般の事案が該当するか不明ですが、
叱責されて当然の部下であっても、叱責の方法を誤れば、
ハラスメントとされてしまう点に関係者は留意をして欲しいです。
業務の進捗が悪い事と大声での叱責は
それぞれ独立して扱うべきです。
被害者の皆様へ
理事会では「喧嘩両成敗」で済ます気配があります。
叱責をされるのは当然の行為であっても、
何をどうされても構わない訳ではありません。
御自身の権利をしっかりと主張されて宜しいと思います。
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