2023年1月17日火曜日

歯ブラシくわえたまま入室した隊員、腹立てた1等空曹が平手打ち…懲戒処分

歯ブラシくわえたまま入室した隊員、腹立てた1等空曹が平手打ち…懲戒処分

 

2023年1月17日() 7:43 読売新聞

 

 航空自衛隊岐阜基地は16日、第2補給処の男性1等空曹(54)を停職10日の懲戒処分にしたと発表した。

 

 発表によると、1等空曹は2021年4月16日、玄関前に立ってあいさつをする任意の活動に参加しなかった同処の隊員に対し、理由を確認するため事務室に呼んだ際、歯ブラシをくわえたまま入室してきたことに腹を立てて頬を平手でたたいた。隊員は軽傷を負った。

 

 1等空曹が自ら上司に報告して判明した。「多くの方々に多大なご迷惑をかけ、深く反省している」と話しているという。同基地司令の山本光伸空将補は「誠に遺憾。規律の維持、再発防止に努める」とのコメントを出した。



※ 他社のニュースも掲載致します

1等空曹の54歳男性を停職処分 隊員にパワハラ 航空自衛隊岐阜基地

 

2023年1月16日(月) 14:22 岐阜放送

 

  航空自衛隊岐阜基地は16日、部隊で行っていた活動に参加しなかった理由を隊員に確認する際平手打ちしけがを負わせたとして、第2補給処に勤務する1等空曹の54歳の男性を停職10日の処分としました。

 

  岐阜基地によりますと1等空曹は2021年4月16日、部隊で実施していたあいさつ運動に参加しなかった理由を確認するため隊員を事務室に呼んだ際、この隊員が歯ブラシを加えたまま入ってきたことに激高し、左の頬を平手で叩くパワーハラスメントをしたということです。隊員は頭部打撲の軽傷を負いました。

 

  1等空曹が上官に報告したことで発覚し岐阜基地は16日、1等空曹を停職10日の処分としました。


《カウンセラー松川のコメント》

事案の発端となったのは任意の活動に参加しなかった事とのこと。
任意の活動であれば参加の有無を問い質される必要も無いでしょう。
その点では加害者の行為は職権を逸脱しているとも思料されます。
本来ならば呼び出される筋合いでも無いので、
被害者としても不本意ながら出頭したのは目に見えています。
しかし、上司の所に出頭するとなれば、本意不本意に関係なく礼儀も必要です。
その点では、歯ブラシを咥えたままの出頭は常軌を逸しているとも言えます。
無礼に対して無礼に返すのでは大人の対応とは言えないでしょう。
或る意味で「殴られても当然」の覚悟で臨むべき行動です。
暴力を肯定はしませんが、因果応報の面が有るのも否定出来ません。
しかし、2年近く前の事案の処分が今ですか。
自衛隊での処分に対する時間の要し方も常識の範囲を超えている気がします。


被害者の方へ
制服着用、階級制度、上意下達、外部の目が届き難い職場の世界では、
大なり小なり力によるコントロールが発生し易い環境です。
少なくても相手から暴力を振るわれない態度を取る様に心掛けるのが
大人の対応だと思います。

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