2023年1月21日土曜日

▼市長から「全然あかん」と言われ、床に放った資料を拾わされた…元職員が提訴

市長から「全然あかん」と言われ、床に放った資料を拾わされた…元職員が提訴

 

2023年1月21日(土) 13:14 読売新聞

 

 奈良市役所に勤務し、仲川げん市長の秘書を担当していた元職員の男性が、市を相手取り、市長らのパワーハラスメントに対する慰謝料や未払い賃金など計約1230万円の支払いを求め、地裁に提訴したことがわかった。男性の代理人弁護士が20日、明らかにした。提訴は19日付。

 

 訴状などによると、男性は秘書広報課で市長担当になった昨年4月以降、仲川市長から「全然あかん」などと言われ、床に放り投げた資料を拾わされたり、別の職員の前で叱責(しっせき)されたりするなどパワハラを受けたと主張している。また、同課の上司からも机を蹴ってどなられるなどして、精神的苦痛を被ったとしている。男性は不眠などに悩まされるようになり、昨年秋に退職したという。

 

 さらに、男性は在職中、慢性的に時間外勤務をしていたが、正当な手当の支払いを受けなかったとして、未払いの手当などの支払いも求めている。

 

 提訴を受け、仲川市長は「訴状を確認しておらず、現段階でコメントできない」との談話を出し、市も「係争中のためコメントを控える」としている。

 

 

 

「奈良市長からパワハラ」 秘書広報課勤務の元職員が市を提訴

 

1/21(土) 13:00 毎日新聞

 

 奈良市の仲川げん市長らからパワーハラスメントを受けて退職を余儀なくされたなどとして、元市職員の男性が19日、市を相手取り、慰謝料や残業代の未払い分など計約1230万円の支払いを求める訴訟を奈良地裁に起こした。

 

  訴状などによると、男性は秘書広報課に勤務していた2022年4月以降、仲川市長や同課の上司から複数回にわたってパワハラを受けたとしている。仲川市長からは資料を床に投げつけられたり、激しく叱責されたりしたという。異動を懇願したが上司や人事課は適切な対応をせず、市は安全配慮義務を怠ったと主張している。男性は同年秋に退職した。

 

  男性の代理人弁護士によると、男性は「ほかの職員に同様の思いをしてほしくない」と話しているという。

 

  仲川市長は「訴状を確認していないので現段階ではコメントできない」とする文書を出した。【林みづき】

 

 

 

市長に書類投げられ叱責され…奈良市元職員がパワハラ受けたと提訴

 

1/21(土) 11:55 読売テレビ

 

 奈良市役所の元職員の男性が仲川げん市長らにパワハラを受け、退職を余儀なくされたとして裁判を起こしました。

 

  弁護士によりますと、男性は去年4月ごろから、仲川市長に渡した書類を床に投げられたり、他の職員の前で叱責されるなどしたうえ、体調不良を訴えると、人事課から「病休をとるか、転職を考えるといい」と言われ、去年、退職しました。

 

  男性は、奈良市に対し、慰謝料と未払いの時間外労働手当など合わせて約930万円を支払うよう求めています。奈良市は、代理人を通して対応するとしています。

 

 

 

奈良市長を元市職員がパワハラで提訴 奈良地裁

 

1/20(金) 22:00 産経新聞

 

奈良市の仲川げん市長や上司からのパワーハラスメントで精神的苦痛を受けて退職を余儀なくされたとして、元市職員の男性が400万円の損害賠償などを市に求め、奈良地裁に提訴した。19日付。

 

訴状によると、男性は秘書広報課で勤務していた昨年4月以降、仲川市長から床に書類を投げられたり、他の職員の前で叱責されたりしたほか、上司からも机を蹴られるなどしたとしている。男性は不眠などの症状が出たため人事課に異動を求めたが、「病休を取るか転職を」と返答され、昨年秋ごろに自主退職したという。

 

男性の代理人弁護士は20日の記者会見で「職場環境の改善を促すことにつながる訴訟。誠実で速やかな解決を求めたい」と話した。

 

仲川市長は「訴状を確認しておらずコメントできない。双方代理人を通して対応したい」としている。

 

 

 

「仲川市長によるパワハラで不眠、退職を余儀なくされた」 奈良市元職員が慰謝料など求め奈良市を提訴

 

1/20(金) 19:27 関西テレビ

 

奈良市の仲川げん市長によるパワハラなどが原因で退職したとして、元職員が提訴しました。

 

訴状によると、元職員の男性は去年4月ごろから仲川市長に資料を床に投げつけられたり、ほかの職員の前で叱責されたりするパワハラを受けたということです。

 

その後、パワハラによる精神的な苦痛から不眠などになり、去年秋ごろに退職を余儀なくされました。

 

元職員の男性は、奈良市が市長のパワハラに対する適切な対応を怠ったとして、慰謝料など400万円のほか、未払いの賃金などを求め奈良地裁に提訴しました。

 

仲川市長は、「元職員の訴えについては、訴状を確認しておりませんので、現段階ではコメントできません」としています。

 

 

 

秘書広報課の元職員が『市長のパワハラ』訴え…市の対応も不適切と主張 市長は否定

 

1/20(金) 19:25 毎日放送

 

 奈良市の元職員が、仲川げん市長らからパワハラを受けたとして、市を提訴しました。

 

 訴えによりますと、奈良市秘書広報課に勤めていた元職員の男性は、去年4月以降に仲川市長から書類を床に投げられたり職員の前で叱責されたりするなどパワハラを受けたということです。男性は不眠などの症状が出たため、上司に相談すると睡眠薬を渡され、人事課には「病休をとるか転職を考えるといい」と言われたということです。

 

 男性は去年秋に退職していて、退職は市長らのパワハラが原因で市も適切な対応を怠ったとして、慰謝料など約400万円を求め、今年1月19日に奈良地裁に提訴しました。

 

 (元職員男性の代理人 三橋和史弁護士)

  「(男性は)まだまだ奈良市に尽くしたかったという思いでありましたけれども大変悔しい思いをしていると。同じように被害を受けるような職員さんが出てほしくないという思いで提訴に至ったと」  一方で仲川市長は1月20日の朝、次のように答えました。

 

 (奈良市 仲川げん市長)

  「パワハラがあったという訴えについては、ちょっと思い当たるふしがあまりないので。相手によっては普通に伝えたつもりでもきつく捉えているということはあったりするかもしれません。市としては当然誠意のある対応をさせていただきたいと思っています」

 

 男性は未払いの時間外勤務手当などがあるとして800万円余りの支払いも求めています。

 

 

 

「市長からパワハラ」 奈良市元職員が提訴

 

1/20(金) 18:43 奈良テレビ

 

 奈良市の元職員の男性が仲川市長や上司によるパワハラで、精神的苦痛を受けたなどとして19日、市を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。

 

 訴えを起こしたのは去年秋頃まで奈良市の秘書広報課に勤務していた元職員の男性です。訴状などによりますと去年4月以降、元職員の男性が仲川市長に書類を手渡した際、市長が書類を放り投げ男性に拾わせるなどのパワハラを受けたということです。男性は人事課に相談しましたが、適切な措置は講じられなかったといい、退職を余儀なくされたなどとして慰謝料など約400万円の損害賠償を求めています。そのほか530万円あまりの時間外勤務手当などが未払いだとして、未払い賃金の支払いも求めています。

 

三橋和史・代理人弁護士

 「今なお在職中の職員さんがいらっしゃる訳で、同様の被害を生んで欲しくないという思いで原告は訴訟提起を決意された。被告の奈良市においては誠実な対応を望み、速やかな解決を求めて参りたいと考えています。」

 

 一方、仲川市長は「訴状を確認しておりませんので、現段階ではコメントできません。双方代理人を通して対応したいと思います。」と発表しました。

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