2023年1月14日土曜日

職場に持参した魚、部下に調理強要…後頭部もたたいた消防司令長

職場に持参した魚、部下に調理強要…後頭部もたたいた消防司令長

 

2023年1月14日() 6:31 読売新聞

 

 北海道福島町の渡島西部広域事務組合は、福島消防署の50歳代男性消防司令長を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は1日付。

 

 発表によると、消防司令長はいずれも2020年、勤務時間中に部下の背中を強くたたき、悲鳴を上げると「うるせえ」などと高圧的な言葉を発した。また、別の部下には自分が職場に持参した魚の部位を調理するよう業務外のことを強要した上、後頭部をたたくなどし、肉体的、精神的な苦痛を与えた。

 

 昨年3月、消防司令長のパワハラ行為に関する通報が16件相次ぎ、うち2件がパワハラと認定された。


《カウンセラー松川のコメント》

昨年3月に通報があり、しかも16件相次ぐとは、
複数の被害者が示し合わせて一気に通報したか、
誰かの通報を知って我も我もと通報したのでしょう。
渡島西部広域事務組合の消防吏員の階級に関する規則によれば
トップの消防長が消防監の階級であり、
消防司令長は消防監に次ぐ階級ですので、
同消防本部では高級幹部と言えます。
そして、署の消防司令長ならば署長でしょう。
署長となれば一国一城の主とも言えますので、
相当な我が儘勝手も通り易いでしょう。
それも度が過ぎた為にパワハラの横行となり、
今般の通報に至り、処分となったのだと推測出来ます。
この懲戒処分を機に加害者が改心してくれるのを願っております。

被害者の皆様へ
16件の通報中、パワハラと認定されたのは2件。
これが少ないのかどうかは報道だけでは判断出来ませんが、
組織がパワハラを認定した点は評価に値すると思います。

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