「はよせんかい」などと部下を執拗に叱責 パワハラで職員2人を処分 兵庫県
2020年12月22日(火) 21:04 関西テレビ
兵庫県の男性職員2人が、部下に対しパワーハラスメントを行っていたとして、懲戒処分を受けました。
兵庫県によりますと、県土整備部の男性職員(53)は、今年6月から8月ごろにかけて、部下の職員に対し、「はよせんかい」「違うやろ」などと執拗に叱ったほか、「なんでこんなんしたんや」と一方的に非難したということです。
今年9月初めに部下の職員が病気休暇を申請した際、発覚しました。
男性職員は、県の聞き取りに対し、新型コロナウイルスの影響で期限が迫った業務がたまっている状況だったと説明したうえで、「余裕がなくなってかなり厳しい督促を行った」と話しているということです。
ほかにも、同じ部署の男性職員(52)は、今年4月から8月ごろまで、部下に対し、時間外にも関わらず緊急性の低い業務に対する質問を繰り返したり、特定の職員に対する非難を複数の職員に聞こえるように話したりしていたということです。
県は、2人を4カ月の減給処分にしていて、「改めてパワハラ防止の徹底を図っていきたい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
20世紀の部下指導は通用しない時代になりました。
それにしても、時間外に緊急性の低い業務に対する質問を繰り返すのは
単なる嫌がらせと解釈されてもやむを得ません。
「人は感情の動物」と言われますが、
上席者になったら下位の者へは感情で動かない様に自制しないと、
簡単にハラスメントの加害者になってしまうので要注意です。
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