2020年12月28日月曜日

不祥事根絶のカギは“アップデート” 千葉県教育委員会

不祥事根絶のカギは“アップデート” 千葉県教育委員会

 

2020年12月28日(月) 13:40 千葉テレビ

 

 相次ぐわいせつやセクハラ、体罰などの不祥事を根絶するため、千葉県教育委員会は教職員の意識と学校の体制を“アップデート”するとしています。

 

 千葉市美浜区にある県総合教育センターでは25日、教育現場の不祥事防止対策を話し合う有識者会議が開かれ、わいせつやセクハラ、それに体罰などといった不祥事の根絶を目指す取り組みについて話し合われました。

 

 会議では、急激に変化する現代社会の中で教職員1人ひとりの意識やそれを支える学校側の体制の更新が求められるとして、「アップデート」をキーワードに不祥事根絶に向けた対策が検討されました。

 

 その結果、不祥事を起こして処分を受けた職員の研修の徹底に加え、法律家や精神科医など幅広い分野の有識者が専門的な立場から不祥事根絶に向けた取り組みについて動画配信を通じてレクチャーするなど、これまでの枠組みにとらわれない取り組みを機動的に行うことなどが確認されました。

 

 また、教職員だけでなく児童・生徒に対しても「水着で隠れる部分」を示す「プライベートゾーン」を守ることの大切さを周知して、何がわいせつやセクハラ行為に該当するのか理解を深める指導も徹底する方針です。

 

 県教委は「忍耐強く継続的に対策を実行することで、不祥事根絶を目指したい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

行政としても教師の不祥事を形式的な処分や指導だけでなく、
いろいろと取り組んでみようとするのは評価出来ます。
「現場を知らない有識者に何が分かるのか?」とも思えますが、
先ずはやってみて、それから態勢について再検討するのも良いと思います。
ただ机上の空論で解決策を検討するだけより、
実行すれば結果も形となって現れるでしょうから。

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