2020年12月17日木曜日

「仕事来なくていい」  部下2人に暴言繰り返した消防署副署長を減給処分 神奈川・綾瀬

 「仕事来なくていい」
 部下2人に暴言繰り返した消防署副署長を減給処分 神奈川・綾瀬

 

2020年12月17日(木) 20:00 神奈川新聞

 

 神奈川県綾瀬市は17日、部下2人にパワーハラスメント行為をしたとして消防本部消防署の男性副署長(58)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。副署長は退職願を提出し、受理された。

 

 市によると、副署長は今年6~9月に、消防車両の運転手を養成するための訓練中に、参加した30代と20代の男性署員が操作ミスなどをした際「(この仕事に)向いていない」「仕事に来なくていい」などの暴言をそれぞれ数回にわたり浴びせた、としている。

 

 同僚が署長に報告して発覚した。副署長は「指導の延長線上だった」とパワハラ行為があったことを認めたという。

 

 市は監督責任で署長(60)も17日に戒告の懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

報道内容からすると、パワハラとしては優しい部類の気がします。
30代の署員となれば消防吏員として少なくても数年のキャリアあるはずです。
その署員が操作ミスをしたのですから上司としては叱りたくもなるでしょう。
同じ様なミスを繰り返すならば「この仕事に向いてない」と言いたいでしょうし、
あまりにも酷いミスをすれば「もう帰れ」「明日から来るな」とも言うでしょう。
それらは免職や謹慎を意味しているのではなく叱咤激励だったのかも知れません。
或いは、怒っている度合いを示す内容だったのかも知れません。
しかし、今ではその様な発言もパワハラと看做されてしまいますので
管理監督者をはじめ上席者や先輩も叱咤激励の発言でも要注意です。

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