2020年12月24日木曜日

女性部下に「便所掃除のおばさん」「世間知らず」パワハラで市男性職員処分

女性部下に「便所掃除のおばさん」「世間知らず」パワハラで市男性職員処分

 

2020年12月24日(木) 9:43 岐阜新聞

 

 岐阜県各務原市教育委員会は23日、同僚の女性にパワハラやセクハラ発言をしたとして、教育委員会事務局少年自然の家の男性主幹(53)を停職1カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 

 市人事課によると、男性は観光交流課中山道鵜沼宿町屋館・脇本陣に勤務していた2018年8月から19年2月までの間、部下の女性に「便所掃除のおばさん」「ばか」「世間知らず」などの発言を繰り返した。当時の上司から注意を受けたが続いたため、女性が市のハラスメント処理委員会に申し出た。男性は発言を認め反省しているという。

 

 市は管理監督責任を問い、当時の上司2人を厳重注意と訓告処分とした。浅野健司市長は「再発防止に万全を期し、職場風土を改革する」などとコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

上司から注意を受けたにも関わらず暴言を繰り返しておきながら、
ハラスメント処理委員会が対処したら反省しているとは、
本当に反省しているとは思えません。
他人を馬鹿にする事で自分の地位を上に感じる者も少なくないです。
そう言う性格であり、思考回路を持っているのですから、
相当に懲りない限りは再発する可能性も大きいです。
また、注意をした上司についても再発防止に努められなかったのですから、
上司の職責を果たしていないのですから、何らかの処分もやむを得ないでしょう。
しかし、強く叱責すると一転してパワハラの加害者となり得るので、
問題ある部下を抱えた上司も大変な時代になりました。


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