2024年3月31日日曜日

▼駅伝大会の運営費、競馬などに 発覚恐れ工作 市職員を懲戒免職

駅伝大会の運営費、競馬などに
 発覚恐れ工作 市職員を懲戒免職

 

2024年3月31日() 8:41 毎日新聞(佐藤浩)

 

 神奈川県厚木市は29日、所管するスポーツ大会の運営費から約250万円を引き出して私的に流用していたとして、元市教委スポーツ推進課で市環境事業課の男性主査(41)を懲戒免職処分にした。

 

 市によると、主査は2017~22年度、あつぎ駅伝競走大会実行委員会の運営費の口座から計約250万円を無断で引き出して流用した。競馬・競輪や飲食代、友人に貸すために使ったといい、同額を借金などで戻していた。異動の際、通帳記録で不正が発覚しないよう出金を繰り返して新しい通帳を発行させていた。市は厚木署に被害届を出す予定。

 

 管理監督責任を問い、元上司5人を減給10分の1(1カ月)とした。副市長と教育長も給料の一部を自主返納し、山口貴裕市長も条例改正の上で給料を一部減額する。

 

 また市は29日、同じ部署の職員に「小学生でもできるよ」などの発言や大声で叱責するパワーハラスメントをしたとして、市民課斎場管理担当課長(55)ら2人を戒告とした。

2024年3月30日土曜日

▼上官も“ニックネーム”で…「ハラスメント対策」にも効果あり 海自・徳島基地独自の教育に密着

上官も“ニックネーム”で…「ハラスメント対策」にも効果あり
 海自・徳島基地独自の教育に密着

 

2024年3月30日() 18:44 日本テレビ

 

嫌がらせなど、いわゆる「ハラスメント」が相次ぐ自衛隊。一人ひとり声を上げられる環境作りを目指して、ハラスメント防止の面でも効果がある、海上自衛隊の徳島基地が行う独自の教育に日本テレビが密着取材しました。

 

徳島県にある海上自衛隊の基地。航空機の搭乗員を育成する部隊です。隊員およそ500人のトップは稲崎一等海佐です。有事に対応するためにも、上官の命令に従うことが法令で義務と定められている自衛隊。一目で上下関係が分かるよう、制服には階級章が縫い込まれています。

 

稲崎1佐より3階級下の小坂一尉。

 

小坂祥人一等海尉

「上官の命令にしっかり従うように、こうしたい、こうするべきだってのはあるんですけど、押し殺すようにはしてます」

 

そんな組織で問題になっているのがパワハラやセクハラなどのいわゆるハラスメント。

 

風通しのよい部隊を作るため、徳島基地が力を入れているのは──

 

教育を担当する森寛隊員

「階級とか年齢を意識せずに皆さんが平等な場に立って、びびらずコールネーム(ニックネーム)で呼び合ってください」

 

コミュニケーションを円滑にするための独自の教育です。

 

メンバーは、1佐から5階級下の3尉まで。まず行うのは、制服を脱ぎニックネームをつけること。

 

教育が行われる2日間、稲崎1佐は「イナ」、小坂1尉は「チャピ」に。

 

肩書を外した隊員たちが挑戦するのは、木材から落ちずに並び順を替えるミッション。外したはずの階級に遠慮し、若手はなかなか口を開けません。

 

しかし、ミッションが進むと…

 

イナ(稲崎一佐)

「俺が乗り越えればいいんだな?」

 

サカナ(佐藤一尉)

「イナさん、ちょっとこっちに来られます?」

 

イナがまわりとフラットに接することで若手からも声が出るようになりました。

 

サカナ

「話しやすい環境だなとすごく感じてきたので、言えるようになったかなと」

 

チャピ(小坂一尉)も―

 

チャピ

「ヒラ、またがれた方がいいんちゃう?」

 

教育を担当する森寛隊員

「もっと声出して言ったらいい。思っていても伝わらなければチームのためにならない」

 

チャピ

「ヒラ、またがれた方がいいんちゃう?」

 

チームがその通りに動くと、移動が成功。

 

チャピ

「今ので思いましたね。もっと言わないといけないなと」

 

続いては、全員でフープを下げるミッション。

 

森寛隊員「離れたかなと思ったら、その人に言ってあげてください」

 

指から離れたら失敗です。ところが…階級の上下にかかわらず、メンバーのミスは指摘できません。

 

チャピ「なかなか言えなかったですね。相手が嫌な思いをしないような言い方とか見つけていかないと」

 

改善すべき点も浮き彫りになりました。

 

徳島基地がこの教育を始めたのは6年前。隊員間のコミュニケーション不足から航空機の衝突事故になりかねない事案が発生し、再発防止のために導入されました。

 

しかし、一人ひとりが声を上げられる環境作りは、ハラスメント防止の面でも効果があると分かったといいます。

 

プログラム終了後、制服に戻った幹部たち。ちゃぴこと小坂一尉は。

 

小坂一尉

「今後、群のホームページをこちらの方に変更したいと考えております」

 

基地トップに対し、自ら提案を行った小坂1尉。

 

稲崎一佐

「それでよろしくお願いします。お疲れ様でした、チャピ」

 

小坂一尉

「思い切って言ってよかったです。自分が思ったことはしっかり発信して、群司令に決めていただけばいいと、考えが変わりました」

 

稲崎一佐

「自分が口出しすることが若手の発言の機会を萎縮させてしまう。若手の意見を引き出して、若手にリーダーシップを取らせて、進めていくことの重要さを改めて学ぶことができた」

2024年3月29日金曜日

▼転居隠し通勤手当多く受領の看護師も…富山大学が職員2人を懲戒処分 事務局職員は周囲に恐怖等のパワハラ

転居隠し通勤手当多く受領の看護師も
…富山大学が職員2人を懲戒処分
 事務局職員は周囲に恐怖等のパワハラ

 

2024年3月29日() 20:19 富山テレビ

 

富山大学は29日、職員2人をそれぞれ懲戒処分したと発表しました。

 

懲戒処分を受けたのは富山大学事務局の事務職員と富山大学附属病院の看護師の2人です。

 

事務職員は業務上関わりのある教員を長時間拘束し、暴言を吐くなどの行為をおよそ1年にわたり続けたほか、勤務する室内で備品を壊し周囲に恐怖を与えるなどのパワハラ行為があったということです。

 

また、看護師は1210カ月にわたって転居を届け出ず、通勤手当を42万円あまり多く受け取っていました。

不正が発覚した後、看護師は多く受け取った手当全額を大学に返金したということです。

 

富山大学は事務職員と看護師をいずれもけん責処分とし、「法令遵守やハラスメント防止について周知徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

 

 

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事務職員が教員を長時間拘束し暴言を繰り返す、
執務室で備品殴りつけるハラスメント行為も
 富山大学 職員2人を懲戒処分

 

2024年3月29日() 18:06 チューリップテレビ

 

教員に対する“パワハラ行為”や42万円余りに及ぶ通勤手当の不正受給があったとして、富山大学は29日、職員2人を「けん責」の懲戒処分にしたと発表しました。

 

富山大学によりますと、1人は大学の事務職員で、教員に対して1年間のうちに複数回にわたって長時間拘束して、暴言を吐くなどしていました。被害を受けた職員が大学に相談して、事態が発覚しました。この事務職員はほかにも、執務室で近くにあった備品を殴りつけて周囲の職員に恐怖を与えるなどハラスメント行為をしていたということです。この職員は313日付けで「けん責」処分を受けています。

 

もう1人は、附属病院の看護師で、引っ越しにともなう住所変更の届け出をせず通勤手当を1210か月にわたって不正に受け取っていました。規定よりも多く受け取っていたのは42万円余りで、すでに全額戻しているということです。この職員は2023420日付けで「けん責」処分となっています。

 

大学は、全職員に対しハラスメント防止や法令順守の周知を徹底するとしています。

▼威圧的な発言など「指導の一環だった」 高松海上保安部が54歳の係長級男性職員を停職処分【香川】

威圧的な発言など「指導の一環だった」
 高松海上保安部が54歳の係長級男性職員を停職処分【香川】

 

2024年3月29日() 19:43 岡山放送

 

高松海上保安部に勤務する54歳の係長級の男性職員が、後輩の男性職員に対し、暴力をふるったり威圧的な発言をするなどのパワーハラスメントを行ったとして、3月29日付で停職1カ月の懲戒処分を受けました。

 

海保によりますと男性職員は、坂出海上保安署に勤務していた2022年7月から12月までの間、5回にわたり、後輩の20代の男性職員に対しヘルメットの上から頭をたたいたり、「こんなこともできないのか」などと威圧的な発言をしたということです。

 

海保の聞き取りに対し「指導の一環だったが、行き過ぎた部分があった」などと話しているということです。

 

 

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高松海上保安部の職員
 暴言や侮辱などのパワーハラスメント行為で停職処分 香川

 

2024年3月29日() 15:50 瀬戸内海放送

 

 高松海上保安部は29日、54歳の男性職員を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

 

 男性職員は、坂出海上保安署に勤務していた20227月から12月にかけて、20代の職員に対し、頭をヘルメットの上から素手で叩くなどの暴力や、「こんなこともできんのか」「何をやってんだ」などの暴言など、パワーハラスメント行為を複数回したということです。20代の職員から申し出があり、調査して処分が決まったということです。

 

 また、パワハラを防ぐことができなかったとして、当時の上司(50)を戒告処分にしました。

高松海上保安部は「職場内のハラスメント行為が発覚し、処分されたことは誠に遺憾。職場環境の改善と職員への教育・指導を徹底し、再発防止に努める」としています。

▼実現不可能な業務を強要し「なんでできないんだ、なめてるのか、幼稚園児か」と暴言、北海道の52歳男性職員、減給1か月「部下のことを思って…」

実現不可能な業務を強要し
「なんでできないんだ、なめてるのか、幼稚園児か」と暴言、
北海道の52歳男性職員、減給1か月「部下のことを思って

 

2024年3月29日() 17:21 北海道放送

 

 北海道は29日、水産林務部の52歳の男性職員が、部下に対するパワーハラスメントをしたとして、減給の懲戒処分としました。

 

 北海道によりますと、処分を受けた水産林務部の52歳の男性職員は、部下の複数の職員に対し、感情的に問い詰め、実現不可能な業務を強要するなどパワーハラスメントをしました。

 そして思い通りに動かない部下に対し「なんでできないんだ、一体どうするつもりだ」「お前、なめてるのか」「幼稚園児か」などといった暴言を浴びせていたということです。

 道が設置したハラスメント窓口に通報あり、発覚しました。

 道の聴き取りに対し、52歳の男性職員は「部下のことを思って言ったつもりだが、反省している」と話しているということです。

 道は、部下に著しい精神的な苦痛を与えたとして、この男性職員を減給(10分の1)1か月の懲戒処分としました。

 

 また、共益費や駐車場代を家賃に含めて賃貸契約し、5年に渡り、住居手当278000円を不正に受給していた留萌振興局の51歳の女性職員を戒告処分としました。

 

 このほか、親族が死亡したと偽って、忌引き休暇を取得した空知総合振興局の54歳の男性職員を戒告処分とするなど、道は9件の懲戒処分を発表しました。

 

【懲戒処分】

《停職3か月》

留萌振興局 男性職員(50)酒気帯び運転 

 

《停職1か月》

空知総合振興局 男性職員(39)救護措置義務違反

 

《減給(10分の1)3か月》

総務部 男性職員(34)速度違反

 

《減給(10分の1)1か月》

水産林務部 男性職員(52)パワーハラスメント

 

《戒告》

桧山振興局 男性職員(25)職務怠慢

胆振総合振興局 男性職員(52)職務怠慢

留萌振興局 女性職員(51)住居手当の不正受給

空知総合振興局 男性職員(54)休暇の不正取得

空知総合振興局 男性職員(24)速度違反

2024年3月28日木曜日

【速報】ワクチン未接種の消防職員にハラスメント 消防本部トップと消防次長を停職処分に

【速報】ワクチン未接種の消防職員にハラスメント
 消防本部トップと消防次長を停職処分に

 

2024年3月28日() 20:18 京都新聞

 

 甲賀広域行政組合消防本部(甲賀消防、滋賀県甲賀市)が新型コロナウイルスワクチン未接種の職員を接種済み職員と区別して業務にあたらせた問題などのハラスメントを巡り、同組合は28日、適格性に欠けた判断をしたなどとして消防本部トップの消防長(60)を停職3カ月、消防次長(53)を停職6カ月の懲戒処分とした。消防長は同日付で依願退職した。

 

 組合によると、消防長は20215月、ワクチン接種を拒否した職員を隔離する業務区分を容認し、個人が特定できる文書を全職員に回覧した。職員は同8月末に依願退職した。ほかにも、機材を破損させた職員に修繕費用の半額にあたる約38万円を支払わせるなどした。

 

 消防次長は18年以降、特定の職員に対し降任を迫ったり、根拠のない反省文の作成を強要した。職員や家族の人格を否定する発言や、職員の首をつかんで押すなどの暴力的行為もあったという。

 

 組合は消防長が76件、消防次長が177件のハラスメントを行ったと認定。2人は一部を認めているという。組合は同日付で消防長と消防次長を降任する分限処分も行った。

 

 組合のハラスメントを検証していた第三者委員会が15日、厳正な処分を求める最終報告書を提出していた。

 

 組合管理者の生田邦夫・滋賀県湖南市長は「苦しい思いをされた人に辞められたことは申し訳ない。組織の課題をなるべく早く解決したい」と述べた。

 

 

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甲賀消防ハラスメント問題 消防長ら懲戒処分

 

2024年3月28日() 19:12 びわ湖放送

 

新型コロナウイルスのワクチン接種を受けなかった職員らに対するハラスメント問題で、甲賀広域行政組合は28日、消防長と消防次長を懲戒処分としました。

 

処分の内容について、組合によりますと、消防長は、新型コロナワクチンを受けなかった職員に対する隔離や執拗な接種の要請などを行わせたとして「適格性に欠けた判断をした」とし、ほかの職員に対しても職員の面前でバインダーを叩きつける行為などがあったとしました。

 

また、消防次長については、職員や家族の人格を否定する不適切な発言や物を投げつける行為、新型コロナワクチンを受けなかった職員への対応に関するアンケート調査で、余計なことを書かないように職員に求めたなどを理由としてあげました。

 

組合では今後、第三者委員会の答申でハラスメントを行ったと認定された残り1人を含む計26人についても処分を検討するとしています。なお今回の処分を受け、消防長は本日付で依願退職しました。

 

 

 

“ワクチンハラスメント”で消防長らを懲戒処分
 接種拒否の職員を廊下で仕事させる 滋賀・甲賀広域行政組合

 

2024年3月28日() 19:12 朝日放送

 

 新型コロナのワクチン接種を受けなかった職員に庁舎の廊下脇で仕事をさせるなどしたのは「ワクチンハラスメント」にあたるとして、滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部の消防長らが懲戒処分を受けました。

 

 滋賀県の甲賀市と湖南市でつくる甲賀広域行政組合の消防本部に勤務していた女性職員(30代)は、2021年に新型コロナワクチンの接種を呼びかけられた際、「自分は体質的なことで打ちたくない」と申し出ました。

 

 女性はその後、上司らから繰り返し接種するよう説得され、拒否すると庁舎の廊下に席を移されたり、更衣室の使用を禁じられたりし、心身の不調を訴えて依願退職しました。

 

 組合は28日、「感染対策を管理監督する者として適格性に欠く判断をした」などとして、消防長の男性を停職3ヵ月、消防次長の男性を停職6ヵ月の懲戒処分にしました。

 

 3月15日には組合が設置した第三者委員会が、消防本部の対応はワクチンハラスメントにあたると認定していました。

 

 

 

コロナワクチン非接種者へのハラスメント、消防長を停職と降格処分 

 

2024年3月28日() 18:13 毎日新聞(村瀬優子)

 

 滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部(甲賀市)で、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けなかった女性職員が「接種拒否者」として廊下脇で勤務させられるなどした問題で、同組合は28日、感染対策として不適切な判断をしたなどとして、本田修二消防長(60)を停職3カ月の懲戒処分、部長級から課長級に降任する分限処分をしたと発表した。消防長は同日付で依願退職した。

 

 消防本部は2021年、接種を辞退した30代の女性職員に対し、全職員との接触を制限。「ワクチン接種拒否者への業務区別」とする消防長名の内部文書で全職員に知らせ、職員は退職した。問題は23年に毎日新聞の報道で発覚し、第三者委員会が「違法で不当、不適切だった」とハラスメントだと指摘する報告書を出した。

 

 消防本部内でのハラスメントに関する第三者委のアンケート調査には、職員ら208人のうち68人が被害を申告した。消防長に対しては24人から137件の申告があり、組合の懲戒審査委員会は76件を認定。暴力行為や暴言、休日出勤の強要などがあったという。同組合によると、消防長は「未接種の職員につらい思いをさせた」と謝罪したが、ハラスメント行為の多くを否定しているという。

 

 また組合は、第三者委のアンケート調査に余計なことを書かないよう複数の部下に求めたなどとして、消防次長(53)を停職6カ月の懲戒処分、係長級に降任する分限処分をした。




消防長76件、消防次長は177件のハラスメントを認定
…甲賀の消防本部が懲戒処分

 

2024年3月29日() 11:17 読売新聞

 

 滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部(甲賀市)で幹部職員らによる職員へのパワーハラスメントが認定された問題で、同組合は28日、消防長(60)を停職3か月と消防次長(53)を停職6か月とし、それぞれ降任させる懲戒、分限処分を発表した。今回認定されたパワハラを含むハラスメントは消防長が76件、次長は177件に上った。消防長は、同日付で依願退職した。

 

 発表では、消防長は、2012年と16年、消防署内で部下をどなってロッカーを蹴ったり、書類のバインダーを机にたたきつけたりしたほか、消防長だった21年には新型コロナウイルスワクチンを接種しなかった職員を他の職員から離した部下の行為を不適切に容認したりした。

 

 消防次長は18年以降、「仕事ができないなら降格しろ」と部下に暴言を放ったり、19年には部下の首をつかんで押したりしたほか、第三者委員会が実施したハラスメントのアンケートについて、部下に「協力したら職場にいられなくする」などと発言したりした。

 

 この日、同本部で記者会見した組合管理者の生田邦夫・湖南市長は「ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわびする」と謝罪し、副管理者の岩永裕貴・甲賀市長と川島辰道・組合事務局長とともに頭を下げた。

 

 4月1日から新たに消防長として着任する川島事務局長は「職員が安心して市民の負託に応えられるよう組織再編に努めたい」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ3月15日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【速報】「離れた机で勤務」ワクチン非接種の消防職員への差別的対応 最終報告書を提出「第一に取り組むべきはパワハラ蔓延する風土との決別だ」強く糾弾 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
懲戒処分と分限処分の対象となった消防長と消防次長。
二人共にパワハラ常習者だったことが判明。
トップ二人が加害者では、なかなか対応も難しかったでしょう。
そして、この様な幹部が存在する事で、職場のパワハラが容認される土壌にもなります。
「俺の言う事を聞かないと、どうなるか思い知らせてやる」
こんな意識がはっきりと見えて来ます。
甲賀消防としては、ここからどれだけ職場を健全化出来るかが
本当の苦労だと思います。

被害者の方へ
漸く加害者の懲戒処分となりました。
第三者委員会の報告書提出からの動きは早かったですが
被害発生からは数年を要し、やはり時間を要したと言えるでしょう。
貴方の犠牲が決して無駄ではない事が、唯一の救いではないでしょうか?

▼「ノリで」懇親会で同僚の頭に水…相模原市52歳職員を戒告処分

「ノリで」懇親会で同僚の頭に水…相模原市52歳職員を戒告処分

 

2024年3月28日() 19:17 テレビ神奈川

 

相模原市は、職場の懇親会で同僚の頭に水をかけるなど「イジリ」と称したハラスメントを行ったとして、52歳の男性職員を戒告の懲戒処分にしました。

 

328日付けで戒告の処分になったのは、相模原市教育局学校教育部・主査の52歳の男性職員です。

 

男性職員は去年12月、職場の飲み会の席で「水を注いであげる」と言い、それに応じてコップを差し出した同僚職員に対し頭から水をかけたということです。

別の日には同じ同僚に対し、「イジリ」と称して「相模原市の教育をどう思っているか575で言え」「何か面白いことを言え」などと言い、精神的な攻撃を行ったということです。

市の内部調査の中でこれらの言動が「パワハラ」と認定されました。

 

市の聞き取りに対し職員は、「水はその場のノリでかけた。 コンプライアンス意識が欠如していた」などと話したということです。 市は「市民の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわび申しあげます」とコメントしています。

▼県の外郭団体でパワハラか 退職者相次ぐとして調査求める活動

県の外郭団体でパワハラか 退職者相次ぐとして調査求める活動

 

2024年328日(木) 18:24 NHK

 

高知県の外郭団体、「高知県UIターンサポートセンター」で、パワーハラスメントが行われていたとして、インターネットの署名サイトで調査を求める活動が行われています。センターはパワーハラスメントは確認できなかったとする一方、引き続き調査を行う方針です。

 

インターネットの署名サイト「Change.org」で、高知県の外郭団体、「高知県UIターンサポートセンター」で、パワーハラスメントによって退職者が相次いでいるとして、第三者委員会による調査を求める活動が行われています。

 

この問題について、28日、高知市内で開かれたセンターの理事会で辻和生理事長はセンターで調査や聞き取りを行った結果、「明確にパワーハラスメントにあたる客観的事実は確認できなかった」と述べました。

 

ただ、問題の広がりを受けて、被害者の意向を聞きながら、第三者委員会の設置を検討することも含めて、引き続き調査を行う方針を明らかにしました。

 

また、退職者が相次いだことやハラスメントの未然防止が十分ではなかったとして、辻理事長自身を文書による厳重注意処分するとともに、新年度からは全職員への研修やアンケートの実施などの取り組みを行うことにしています。

 

理事会後、辻理事長は、「切実な訴えがあり、耳を傾ける必要がある。今後どういう手順で解決に向けて進めていったらいいかというあたりは専門家にも相談しながらということになる」と話しています。


2024年3月27日水曜日

東京消防庁、暴行などで3人懲戒 部下の頭をモップの柄でたたく

東京消防庁、暴行などで3人懲戒 部下の頭をモップの柄でたたく

 

2024327日(水) 2154分 東京新聞(共同通信)

 

 東京消防庁は27日、職員が有志で集めていた食材費約12万円を盗んだり、部下の頭をモップの柄でたたくなどの暴行を加えたりしたとして、三鷹消防署の男性消防士長(36)と町田消防署の男性消防司令補(47)を停職1カ月の懲戒処分とした。部下の首をつかむなどした赤羽消防署の男性消防司令(60)も減給とした。


 同庁によると、三鷹消防署の消防士長は昨年8月下旬、食材購入費として共用ロッカーで管理していた約12万円を盗んだ。3月27日付で依願退職した。


 町田消防署の消防司令補は2022年10月ごろ~23年9月、部下の頭や脚などをモップでたたき、腕立て伏せをしている際に頭を踏みつけていた。


《カウンセラー松川のコメント》

男性消防司令補について
モップの柄でたたいたんですか?
47歳って、もう子供じゃないのですから、バカな事はしないでください。

被害者の方へ
こう言う軽いノリの人は、また忘れた頃に無自覚で行うので要注意です。


男性消防司令について
部下の首を掴むって、相手は猫じゃないのですから、もう少しマシな対応を。

被害者の方へ
逆恨みそれる可能性もあるので、今後も要注意です。

▼「市の職員がこんなことを?」 越前市の課長級職員のパワハラ 市民から厳しい声

「市の職員がこんなことを?」
 越前市の課長級職員のパワハラ 市民から厳しい声

 

2024年3月27日() 20:13 福井放送

 

越前市の課長級の職員2人が部下にパワハラ行為を繰り返したとして減給処分を受けました。部下に飲み会代を払わせる。あざがつくほど体をつねる。管理職の行き過ぎた行為に市民からは厳しい声が相次ぎました。(327日)

 

 

■会社員(40代)

「ちょっと信じられない。市の職員がこんなことしてるの?」

 

越前市がきのう発表した職員のパワハラ問題。市役所の同じ課に所属する50代の課長級の職員2人が3人の部下にパワハラ行為を繰り返したといいます。

 

このうち職員A2021年から去年にかけて78回にわたって飲み会代を払わせたほか、あざがつくほど体をつねったり職員数人がいる前で大声でどなったりしたということで、減給10分の13か月の懲戒処分を受けました。

 

一方 職員Bは「指導のため」という名目で退職届を無理やり書かせたり、本人の同意なく自宅を訪問したりするなどの行為をしたということです。市はこの職員を減給10分の11か月の懲戒処分としました。

 

本来ハラスメントを防止すべき管理職による今回の行為。市民からは厳しい声が聞かれました。

 

■市民(30代)㊧

「はたから見て聞いた限りでは減給で済まないと思う」

■会社員(40代)㊧

「パワハラセクハラの職員研修って市なら受けてますよね。うちの職場でもある。それを含めてこれなんですね。残念」

■会社経営者(60代)

「市の聞き取りに対して"スキンシップのつもりだった"と言っている」「よくある言い訳ね。上司の意識を変えていかないとパワハラはなくならない」

 

なお越前市では「市政への信頼を大きく損ねたことを市民に深くおわびし職場環境の改善に努める」とコメントしています。

高松市消防局の男性職員2人を懲戒処分「男性部下の耳をなめるセクハラ」や「インターネットで誹謗中傷」【香川】

高松市消防局の男性職員2人を懲戒処分「男性部下の耳をなめるセクハラ」や「インターネットで誹謗中傷」【香川】

 

2024年3月27日() 19:27 山陽放送

 

高松市消防局の職員2人が、インターネットでの誹謗中傷や部下へのハラスメント行為で、懲戒処分を受けました。

 

減給10分の11か月の処分を受けたのは、係長の男性(45)です。男性は自転車で通勤する際に、ほかの車の運転に腹を立て、20227月以降インターネットのサイトに、車のナンバーや特徴など複数台について投稿したということです。

 

運転手のあとをつけて特定した住所を公開し、誹謗中傷した例もあり、警察に名誉棄損の疑いで書類送検されましたが、被害者と示談が成立し昨年不起訴となったということです。

 

一方、戒告処分を受けたのは、副主幹の男性(49)です。男性は2人の男性部下に対して、耳や手をなめる行為や過度なボディータッチなどのセクハラ、パワハラをしたもので、この副主幹は「コミュニケーションのつもりだった」と話しているということです。

 

高松市消防局は、服務規律の順守の徹底やハラスメントに対する教育など、再発防止に努めるとしています。

 

 

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部下の耳をなめたり上半身裸で安全器具を装着させたりする
ハラスメント行為など
 職員2人を懲戒処分 高松市消防局

 

2024年3月27日() 16:06 瀬戸内海放送

 

 高松市消防局はネット上の誹謗中傷や部下へのハラスメント行為を行ったとして職員2人を懲戒処分しました。

 

 高松市消防局は27日付でともに消防司令補を務める男性係長(45)を減給10分の11カ月、男性副主幹(49)を戒告の処分にしました。

 

 男性係長(45)は自転車で通勤する際、同じ車が何度も至近距離を通過したことに腹を立て、20227月ごろからインターネット上にスマホで撮影した車のナンバーや特徴、その後、特定した運転手の住所や誹謗中傷などを投稿しました。

 

 被害者の関係者から警察に名誉毀損の被害届が提出され、警察の事情聴取でほかにも78台の車についても同じような投稿をしていたことが確認されました。

 被害者とは示談が成立し、202312月に不起訴処分となっています。

 

 また男性副主幹(49)は複数の男性部下に対して2022年頃から事務所内で耳や手をなめたり、過度なボディータッチ、また、火災現場などで使用する安全器具を上半身裸の状態で装着させ。写真を撮るなどのセクシャルハラスメントやパワーハラスメントを行いました。

 

 副主幹はコミュニケーションのつもりだったと述べ、被害を受けた部下も強い処分感情を持っていないということですが、消防局は、「部下に嫌悪感を抱かせ、職場環境を悪化させた行為は断じて許されない」として戒告処分にしました。

 

 消防局は「全ての職員に対し公務員としての立場やハラスメントの有害性を再認識させ、再発防止に努めたい」としています。

 

 

 

男性職員の耳や手をなめたり、自分で口にくわえている菓子を食べさせたり
…部下にハラスメントの消防局員を懲戒処分

 

2024年3月28日() 17:00 読売新聞

 

 高松市消防局は27日、インターネットに市民を誹謗中傷する書き込みをした男性係長(45)を減給10分の11か月)、部下2人にハラスメント行為をした男性副主幹(49)を戒告の懲戒処分とした。

 

 発表では、男性係長は自転車で通勤途中に追い越してきた車に立腹し、20227月以降、ネットサイトに車のナンバーやドライバーの住所とともに、運転について批判的な内容の書き込みをした。県警に名誉毀損容疑で書類送検された後、ドライバーと示談が成立し、昨年12月に不起訴となった。

 

 男性係長は「腹が立って追いかけて住所を特定した。ほかにも78台の車についても書き込んだ」と話しているという。

 

 一方、男性副主幹は22年頃から、男性職員の耳や手をなめたり、自分で口にくわえている菓子を食べさせたりした。男性職員が管理職に相談して発覚。別の男性職員にも同様のハラスメント行為のほか、上半身裸で命綱を固定するハーネスを着けさせ、写真を撮影していたという。

 

 男性副主幹は「性的欲求を満たすためでなく、悪ふざけのつもりでやってしまった」と話しているという。

 

 福山和男消防局長は「公務員としてあってはならない行為。職員の指導・監督を強化し、信頼回復に努める」と陳謝した。


《カウンセラー松川のコメント》

報道では二人の処分が記されていますが、
ハラスメントを起こした副主幹について言及します。
他人に身体を舐められるなんて気持ち悪い事案です。
そして、パワハラの他に同性に対してセクハラも行ってます。
加害者の言い訳では「性的欲求を満たすためでなく」とのことですが
・相手の身体を舐める
・自分が口にした食物を相手に食べさせる
・相手を裸にして写真を撮る
どれも性的な嗜好と言える行為であり、単なる悪戯で済ませるのは危険です。
この様な嗜好は簡単に変えられる訳ではないので、
今後も要注意な事案と言えます。

被害者の皆様へ
本当に気色悪い事案に巻き込まれ災難だったと思います。
性的嗜好は簡単に変えられませんので
今後も加害者の行動には注意を払った方が良いと思います。

▼パワハラ行為で職員を懲戒処分 部下に人格や能力を否定するような言動【長野・中野市】

パワハラ行為で職員を懲戒処分
 部下に人格や能力を否定するような言動【長野・中野市】

 

2024年3月27日() 18:40 長野朝日放送

 

部下に対するパワハラ行為があったとして、中野市は50代の職員を減給10分の1.1カ月の懲戒処分としました。

くらしと文化部の職員で2022年度、当時の部下に人格や能力を否定するような言動があったということです。市は職員研修などを通して再発防止と信頼回復に努めるとしています。

▼部下に退職願の作成強要、自宅も訪ねる…福井・越前市の課長級職員を減給処分

部下に退職願の作成強要、自宅も訪ねる…
福井・越前市の課長級職員を減給処分

 

2024年3月27日() 15:40 読売新聞

 

 福井県越前市は26日、職員へのパワーハラスメントがあったとして、50歳代の課長級職員2人を減給10分の1(3~1か月)の懲戒処分にした。

 

 市によると、課長級職員の一人は2021~23年、同じ部署の職員3人に、あざができるほど腕をつねる暴行をしたり、スマートフォンにショートメッセージで暴言を送ったりした。別の課長級職員は昨年6~10月、部下1人に退職願の作成を強要し、自宅も訪ねたとしている。

 

 市は課長級職員2人の所属や性別を公表していない。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

パワハラで市職員を懲戒処分 部下に飲み会代78回支払わせる
 50代の課長級2人「スキンシップのつもりだった」
 体をつねる、退職届を書かせるなどの行為も 越前市役所

 

2024年3月26日() 20:57 福井放送

 

越前市役所の50代の課長級職員2人が、部下に飲み会代を払わせたり、体をつねったりするなどのパワハラ行為を繰り返したとして、懲戒処分を受けました。(326)

 

懲戒処分を受けたのは越前市役所の同じ課に所属する50代の課長級職員2人です。市によりますと、このうち1人は2021年から2023年にかけて、同じ部下に対して78回も飲み会代を払わせたり、体をつねったりしたということです。もう1人は20236月から10月にかけて、同じ部下に、退職届を無理やり書かせたり、自宅を訪ねたりしたということです。

 

去年9月、パワハラを受けた職員から退職届が提出され、問題が発覚したもので、この部下の他にも2人が体をつねられたり、大声で怒鳴られたりしたと訴えているということです。

 

市の聞き取りに対し、処分を受けた2人は「スキンシップのつもりだった」などと話しているということです。

 

越前市では、飲食代の強要などを行った職員を減給10分の13か月。もう1人を減給10分の11か月の懲戒処分としました。また、監督責任者である60代の部長級職員を書面訓戒としました。

 

市は「市政への信頼を大きく損ねたことを市民に深くお詫びし、職場環境の改善に努める」としています。

▼必要以上に厳しい叱責、ほかの職員の前でも繰り返す パワハラで50代幹部職員を減給の懲戒処分=静岡市

必要以上に厳しい叱責、ほかの職員の前でも繰り返す
 パワハラで50代幹部職員を減給の懲戒処分=静岡市

 

2024年3月27日() 11:29 静岡放送

 

部下に長時間にわたって叱責を繰り返すパワーハラスメントをしたとして、静岡市は326日、災害対策を担う危機管理総室の50代の男性幹部職員を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 

<静岡市 難波喬司市長>

「調査結果を踏まえてハラスメント行為があったことを確認しました」

 

減給1か月(10分の1)の懲戒処分を受けたのは、危機管理総室の50代の男性幹部職員です。

 

静岡市によりますと、50代の男性幹部職員は特定の職員に対して業務を指示する際、必要以上に厳しい叱責やほかの職員の面前で叱責を繰り返したということです。

 

危機管理総室をめぐっては、2023年度中に職員3人が退職、2人が長期の病気休暇を取得していて、市は一部の職員について男性幹部職員によるパワハラ行為との因果関係を認めています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

長時間叱責や人格否定… パワハラで50代幹部を減給、静岡市初

 

2024年3月27日() 9:46 毎日新聞(丹野恒一)

 

 静岡市は26日、危機管理総室の50代の男性幹部職員が特定の職員に対して繰り返しパワーハラスメントを行ったとして、同日付で減給1カ月(10分の1)の処分をしたと発表した。市人事課によると、パワハラによる市職員の懲戒処分は初めてという。

 

【図でチェック】パワハラに当てはまる行動とは?

 

 同室では今年度、職員3人が退職、2人が長期の病気休暇を取得する状況が生じ、パワハラの訴えもあったため、市は同室職員へのアンケートや聞き取り調査を実施した。その結果、幹部職員が業務を指示する際、他の職員の前で人格や能力を否定するような言葉を使い、時には長時間にわたって繰り返し叱責していたことが分かった。また、「時間外勤務が認められない」と訴えがあったことについても調査。同室では昨年4~12月の9カ月間で、職員22人のうち14人がこの幹部職員の承認手続きを受けずに防災訓練や予算編成事務で計約2080時間の時間外勤務をしていたことが分かった。幹部職員が拒否した事実は確認できなかったが、市は時間外勤務の申し出をしづらい雰囲気があったのが原因とみて、計約606万円を4月に追加で支給することを決めた。

 

 記者会見で発表した難波喬司市長は「(時間外勤務は)とんでもなく長い。心の健康に大きく影響する異常な時間だ」と指摘しつつ、昨年4月の市長就任以降に、同室などが担当する危機管理体制の強化に力を入れたことと今回の問題の関連性も認めた。「前年度までのレベルが低すぎた。大きな変化を求めたため結果的にこうした事態が発生したということはある」と述べた。