2024年3月31日日曜日

▼駅伝大会の運営費、競馬などに 発覚恐れ工作 市職員を懲戒免職

駅伝大会の運営費、競馬などに
 発覚恐れ工作 市職員を懲戒免職

 

2024年3月31日() 8:41 毎日新聞(佐藤浩)

 

 神奈川県厚木市は29日、所管するスポーツ大会の運営費から約250万円を引き出して私的に流用していたとして、元市教委スポーツ推進課で市環境事業課の男性主査(41)を懲戒免職処分にした。

 

 市によると、主査は2017~22年度、あつぎ駅伝競走大会実行委員会の運営費の口座から計約250万円を無断で引き出して流用した。競馬・競輪や飲食代、友人に貸すために使ったといい、同額を借金などで戻していた。異動の際、通帳記録で不正が発覚しないよう出金を繰り返して新しい通帳を発行させていた。市は厚木署に被害届を出す予定。

 

 管理監督責任を問い、元上司5人を減給10分の1(1カ月)とした。副市長と教育長も給料の一部を自主返納し、山口貴裕市長も条例改正の上で給料を一部減額する。

 

 また市は29日、同じ部署の職員に「小学生でもできるよ」などの発言や大声で叱責するパワーハラスメントをしたとして、市民課斎場管理担当課長(55)ら2人を戒告とした。

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