実現不可能な業務を強要し
「なんでできないんだ、なめてるのか、幼稚園児か」と暴言、
北海道の52歳男性職員、減給1か月「部下のことを思って…」
2024年3月29日(金) 17:21 北海道放送
北海道は29日、水産林務部の52歳の男性職員が、部下に対するパワーハラスメントをしたとして、減給の懲戒処分としました。
北海道によりますと、処分を受けた水産林務部の52歳の男性職員は、部下の複数の職員に対し、感情的に問い詰め、実現不可能な業務を強要するなどパワーハラスメントをしました。
そして思い通りに動かない部下に対し「なんでできないんだ、一体どうするつもりだ」「お前、なめてるのか」「幼稚園児か」などといった暴言を浴びせていたということです。
道が設置したハラスメント窓口に通報あり、発覚しました。
道の聴き取りに対し、52歳の男性職員は「部下のことを思って言ったつもりだが、反省している」と話しているということです。
道は、部下に著しい精神的な苦痛を与えたとして、この男性職員を減給(10分の1)1か月の懲戒処分としました。
また、共益費や駐車場代を家賃に含めて賃貸契約し、5年に渡り、住居手当27万8000円を不正に受給していた留萌振興局の51歳の女性職員を戒告処分としました。
このほか、親族が死亡したと偽って、忌引き休暇を取得した空知総合振興局の54歳の男性職員を戒告処分とするなど、道は9件の懲戒処分を発表しました。
【懲戒処分】
《停職3か月》
留萌振興局 男性職員(50)酒気帯び運転
《停職1か月》
空知総合振興局 男性職員(39)救護措置義務違反
《減給(10分の1)3か月》
総務部 男性職員(34)速度違反
《減給(10分の1)1か月》
水産林務部 男性職員(52)パワーハラスメント
《戒告》
桧山振興局 男性職員(25)職務怠慢
胆振総合振興局 男性職員(52)職務怠慢
留萌振興局 女性職員(51)住居手当の不正受給
空知総合振興局 男性職員(54)休暇の不正取得
空知総合振興局 男性職員(24)速度違反
0 件のコメント:
コメントを投稿