「俺をなめているのか」
奈良市元職員が市長や上司からパワハラと訴え…市と和解
当時の上司が不適切言動と謝罪
2024年3月8日(金) 16:59 毎日放送
奈良市の元職員が訴えたパワハラ裁判が和解しました。
奈良市秘書広報課に勤めていた元職員の男性はおととし4月以降、市長や当時の上司からパワハラを受けたとして慰謝料を求める訴えを起こしていました。
代理人弁護士によりますと、8日付けで和解が成立し、奈良市は当時の上司が「俺をなめているのか」と言ったことなどを不適切な言動と認めて謝罪するということです。
一方、市長のハラスメント行為については原告側が請求を放棄していました。
また男性が訴えていた未払いの賃金について、市は1時間15分未満の残業を勤務とみなしていなかったとして、未払い分の90万円を男性に支払うということです。
(原告代理人の三橋和史弁護士)
「奈良市の職員は訴訟提起をしなければ、適正な賃金支払いを受けることができない。これは変えていかなければならない」
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