転居隠し通勤手当多く受領の看護師も
…富山大学が職員2人を懲戒処分
事務局職員は周囲に恐怖等のパワハラ
2024年3月29日(金) 20:19 富山テレビ
富山大学は29日、職員2人をそれぞれ懲戒処分したと発表しました。
懲戒処分を受けたのは富山大学事務局の事務職員と富山大学附属病院の看護師の2人です。
事務職員は業務上関わりのある教員を長時間拘束し、暴言を吐くなどの行為をおよそ1年にわたり続けたほか、勤務する室内で備品を壊し周囲に恐怖を与えるなどのパワハラ行為があったということです。
また、看護師は12年10カ月にわたって転居を届け出ず、通勤手当を42万円あまり多く受け取っていました。
不正が発覚した後、看護師は多く受け取った手当全額を大学に返金したということです。
富山大学は事務職員と看護師をいずれもけん責処分とし、「法令遵守やハラスメント防止について周知徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
事務職員が教員を長時間拘束し暴言を繰り返す、
執務室で備品殴りつけるハラスメント行為も
富山大学
職員2人を懲戒処分
2024年3月29日(金) 18:06 チューリップテレビ
教員に対する“パワハラ行為”や42万円余りに及ぶ通勤手当の不正受給があったとして、富山大学は29日、職員2人を「けん責」の懲戒処分にしたと発表しました。
富山大学によりますと、1人は大学の事務職員で、教員に対して1年間のうちに複数回にわたって長時間拘束して、暴言を吐くなどしていました。被害を受けた職員が大学に相談して、事態が発覚しました。この事務職員はほかにも、執務室で近くにあった備品を殴りつけて周囲の職員に恐怖を与えるなどハラスメント行為をしていたということです。この職員は3月13日付けで「けん責」処分を受けています。
もう1人は、附属病院の看護師で、引っ越しにともなう住所変更の届け出をせず通勤手当を12年10か月にわたって不正に受け取っていました。規定よりも多く受け取っていたのは42万円余りで、すでに全額戻しているということです。この職員は2023年4月20日付けで「けん責」処分となっています。
大学は、全職員に対しハラスメント防止や法令順守の周知を徹底するとしています。
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