2024年3月27日水曜日

高松市消防局の男性職員2人を懲戒処分「男性部下の耳をなめるセクハラ」や「インターネットで誹謗中傷」【香川】

高松市消防局の男性職員2人を懲戒処分「男性部下の耳をなめるセクハラ」や「インターネットで誹謗中傷」【香川】

 

2024年3月27日() 19:27 山陽放送

 

高松市消防局の職員2人が、インターネットでの誹謗中傷や部下へのハラスメント行為で、懲戒処分を受けました。

 

減給10分の11か月の処分を受けたのは、係長の男性(45)です。男性は自転車で通勤する際に、ほかの車の運転に腹を立て、20227月以降インターネットのサイトに、車のナンバーや特徴など複数台について投稿したということです。

 

運転手のあとをつけて特定した住所を公開し、誹謗中傷した例もあり、警察に名誉棄損の疑いで書類送検されましたが、被害者と示談が成立し昨年不起訴となったということです。

 

一方、戒告処分を受けたのは、副主幹の男性(49)です。男性は2人の男性部下に対して、耳や手をなめる行為や過度なボディータッチなどのセクハラ、パワハラをしたもので、この副主幹は「コミュニケーションのつもりだった」と話しているということです。

 

高松市消防局は、服務規律の順守の徹底やハラスメントに対する教育など、再発防止に努めるとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

部下の耳をなめたり上半身裸で安全器具を装着させたりする
ハラスメント行為など
 職員2人を懲戒処分 高松市消防局

 

2024年3月27日() 16:06 瀬戸内海放送

 

 高松市消防局はネット上の誹謗中傷や部下へのハラスメント行為を行ったとして職員2人を懲戒処分しました。

 

 高松市消防局は27日付でともに消防司令補を務める男性係長(45)を減給10分の11カ月、男性副主幹(49)を戒告の処分にしました。

 

 男性係長(45)は自転車で通勤する際、同じ車が何度も至近距離を通過したことに腹を立て、20227月ごろからインターネット上にスマホで撮影した車のナンバーや特徴、その後、特定した運転手の住所や誹謗中傷などを投稿しました。

 

 被害者の関係者から警察に名誉毀損の被害届が提出され、警察の事情聴取でほかにも78台の車についても同じような投稿をしていたことが確認されました。

 被害者とは示談が成立し、202312月に不起訴処分となっています。

 

 また男性副主幹(49)は複数の男性部下に対して2022年頃から事務所内で耳や手をなめたり、過度なボディータッチ、また、火災現場などで使用する安全器具を上半身裸の状態で装着させ。写真を撮るなどのセクシャルハラスメントやパワーハラスメントを行いました。

 

 副主幹はコミュニケーションのつもりだったと述べ、被害を受けた部下も強い処分感情を持っていないということですが、消防局は、「部下に嫌悪感を抱かせ、職場環境を悪化させた行為は断じて許されない」として戒告処分にしました。

 

 消防局は「全ての職員に対し公務員としての立場やハラスメントの有害性を再認識させ、再発防止に努めたい」としています。

 

 

 

男性職員の耳や手をなめたり、自分で口にくわえている菓子を食べさせたり
…部下にハラスメントの消防局員を懲戒処分

 

2024年3月28日() 17:00 読売新聞

 

 高松市消防局は27日、インターネットに市民を誹謗中傷する書き込みをした男性係長(45)を減給10分の11か月)、部下2人にハラスメント行為をした男性副主幹(49)を戒告の懲戒処分とした。

 

 発表では、男性係長は自転車で通勤途中に追い越してきた車に立腹し、20227月以降、ネットサイトに車のナンバーやドライバーの住所とともに、運転について批判的な内容の書き込みをした。県警に名誉毀損容疑で書類送検された後、ドライバーと示談が成立し、昨年12月に不起訴となった。

 

 男性係長は「腹が立って追いかけて住所を特定した。ほかにも78台の車についても書き込んだ」と話しているという。

 

 一方、男性副主幹は22年頃から、男性職員の耳や手をなめたり、自分で口にくわえている菓子を食べさせたりした。男性職員が管理職に相談して発覚。別の男性職員にも同様のハラスメント行為のほか、上半身裸で命綱を固定するハーネスを着けさせ、写真を撮影していたという。

 

 男性副主幹は「性的欲求を満たすためでなく、悪ふざけのつもりでやってしまった」と話しているという。

 

 福山和男消防局長は「公務員としてあってはならない行為。職員の指導・監督を強化し、信頼回復に努める」と陳謝した。


《カウンセラー松川のコメント》

報道では二人の処分が記されていますが、
ハラスメントを起こした副主幹について言及します。
他人に身体を舐められるなんて気持ち悪い事案です。
そして、パワハラの他に同性に対してセクハラも行ってます。
加害者の言い訳では「性的欲求を満たすためでなく」とのことですが
・相手の身体を舐める
・自分が口にした食物を相手に食べさせる
・相手を裸にして写真を撮る
どれも性的な嗜好と言える行為であり、単なる悪戯で済ませるのは危険です。
この様な嗜好は簡単に変えられる訳ではないので、
今後も要注意な事案と言えます。

被害者の皆様へ
本当に気色悪い事案に巻き込まれ災難だったと思います。
性的嗜好は簡単に変えられませんので
今後も加害者の行動には注意を払った方が良いと思います。

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