県の外郭団体でパワハラか 退職者相次ぐとして調査求める活動
2024年3月28日(木) 18:24 NHK
高知県の外郭団体、「高知県UIターンサポートセンター」で、パワーハラスメントが行われていたとして、インターネットの署名サイトで調査を求める活動が行われています。センターはパワーハラスメントは確認できなかったとする一方、引き続き調査を行う方針です。
インターネットの署名サイト「Change.org」で、高知県の外郭団体、「高知県UIターンサポートセンター」で、パワーハラスメントによって退職者が相次いでいるとして、第三者委員会による調査を求める活動が行われています。
この問題について、28日、高知市内で開かれたセンターの理事会で辻和生理事長はセンターで調査や聞き取りを行った結果、「明確にパワーハラスメントにあたる客観的事実は確認できなかった」と述べました。
ただ、問題の広がりを受けて、被害者の意向を聞きながら、第三者委員会の設置を検討することも含めて、引き続き調査を行う方針を明らかにしました。
また、退職者が相次いだことやハラスメントの未然防止が十分ではなかったとして、辻理事長自身を文書による厳重注意処分するとともに、新年度からは全職員への研修やアンケートの実施などの取り組みを行うことにしています。
理事会後、辻理事長は、「切実な訴えがあり、耳を傾ける必要がある。今後どういう手順で解決に向けて進めていったらいいかというあたりは専門家にも相談しながらということになる」と話しています。
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