部下に退職願の作成強要、自宅も訪ねる…
福井・越前市の課長級職員を減給処分
2024年3月27日(水) 15:40 読売新聞
福井県越前市は26日、職員へのパワーハラスメントがあったとして、50歳代の課長級職員2人を減給10分の1(3~1か月)の懲戒処分にした。
市によると、課長級職員の一人は2021~23年、同じ部署の職員3人に、あざができるほど腕をつねる暴行をしたり、スマートフォンにショートメッセージで暴言を送ったりした。別の課長級職員は昨年6~10月、部下1人に退職願の作成を強要し、自宅も訪ねたとしている。
市は課長級職員2人の所属や性別を公表していない。
パワハラで市職員を懲戒処分 部下に飲み会代7~8回支払わせる
50代の課長級2人「スキンシップのつもりだった」
体をつねる、退職届を書かせるなどの行為も 越前市役所
2024年3月26日(火) 20:57 福井放送
越前市役所の50代の課長級職員2人が、部下に飲み会代を払わせたり、体をつねったりするなどのパワハラ行為を繰り返したとして、懲戒処分を受けました。(3月26日)
懲戒処分を受けたのは越前市役所の同じ課に所属する50代の課長級職員2人です。市によりますと、このうち1人は2021年から2023年にかけて、同じ部下に対して7~8回も飲み会代を払わせたり、体をつねったりしたということです。もう1人は2023年6月から10月にかけて、同じ部下に、退職届を無理やり書かせたり、自宅を訪ねたりしたということです。
去年9月、パワハラを受けた職員から退職届が提出され、問題が発覚したもので、この部下の他にも2人が体をつねられたり、大声で怒鳴られたりしたと訴えているということです。
市の聞き取りに対し、処分を受けた2人は「スキンシップのつもりだった」などと話しているということです。
越前市では、飲食代の強要などを行った職員を減給10分の1、3か月。もう1人を減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。また、監督責任者である60代の部長級職員を書面訓戒としました。
市は「市政への信頼を大きく損ねたことを市民に深くお詫びし、職場環境の改善に努める」としています。
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