2026年8月7日金曜日

「ポンコツだな」大阪地検特捜部で"パワハラ"受け辞職した元男性検事の手記 大阪高検は「十分な調査を行い適切な捜査処理を行っている」との考え示す

「ポンコツだな」大阪地検特捜部で"パワハラ"受け辞職した元男性検事の手記
 大阪高検は「十分な調査を行い適切な捜査処理を行っている」との考え示す

 

2026年8月7日() 17:54 関西テレビ

 

大阪地検特捜部内でパワハラを受けその後、退職を余儀なくされたとする検事の手記が公開された問題。

 

大阪高検はきょう=8月7日「十分な調査を行い、適切な捜査処理を行っている」との考えを示しました。

 

今月3日、大阪地検の元検事正北川健太郎被告(66)からの性被害を訴えているひかりさん(仮名)は、同僚だった元検事から提供を受けた手記を公開しました。

 

手記などによると、元検事の男性は大阪地検特捜部での研修中、当時の主任検事から見立てに沿う自白調書の作成を指示されました。

 

また、「お前、ポンコツだな」などと連日罵倒されたほか被疑者のスマホの録音データを見つけた際、研修期間内での起訴を優先するため上司に報告しないようにと指示されたということです。

 

元検事は体調を壊し、ことし検察庁を辞職。その後、適応障害と診断されました。

 

大阪高検は調査でパワハラを認定したものの、主任検事を注意するのみだったということです。

 

7日、大阪高検は手記が確認できたため考えを示すとして、メディアを集めました。

 

「建物への出管理、プライバシーを考慮した」としてカメラ撮影は認めない形で、畑中良彦次席が説明を行いました。

 

畑中次席は手記について「十分な調査が行われず、不適切な捜査処理がなされたのではないかとの疑いをもたれかねない表現がなされている」としました。

 

そのうえで「速やかに調査を行い結果に相応する指導を対象者に対して行うとともに申告者に説明した」「録音データの内容を含めて証拠を十分に検討した上で処理したものであって有罪が確定している」などとしています。

 

実際にパワハラに該当したのかどうか、どのような処分を行ったのか、なぜ公表しなかったのかについては「すべて答えられない」としています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【速報】大阪高検「不適切な事案はあった」
 大阪地検特捜部で“パワハラ”受け男性検事が辞職
 手記の公表を受け大阪高検がコメント

 

2026年8月7日() 18:49 読売テレビ

 

 大阪地検の元検事正から性被害を受けたと訴え、検察組織の問題についての発信を続ける大阪地検の女性検事・ひかりさん(仮名)が、同じ大阪地検の元検事だった男性Aさんが上司からパワハラを受けていたとする手記を公表したことを受け、大阪高検は7日、コメントを発表しました。

 

今月3日に公表された元検事のAさんの手記には、大阪地検特捜部での研修中に、上司から人格否定を伴う指導を執拗に受け、辞職に追い込まれたとする内容が綴られているほか、当時の取り調べで、同じ上司から事件の証拠となる可能性がある音声データを隠すよう指示された内容などが記されています。

 

Aさんが手記に激白した「3つの問題点」

 

①「ポンコツ」「サボり」人格否定の指導

 Aさんは当時の指導担当だった上司の主任検事から「ポンコツだな」「事件を潰す気か」「仕事をサボってきたから、ろくな調べができない」「3時間睡眠で仕事を回せるだろ」などと言われ続け、研修のため大阪地検内に泊まり込むこともあり、次第に自信を失っていったということです。

 

②「自白調書を作れ」 違法捜査強いられたとする訴え

 手記では、捜査手法についても問題提起しています。

 

 取り調べをしていた容疑者が否認していたにもかかわらず、主任検事からAさんに対し、あらかじめ想定された筋書きに沿った「自白調書」を作成するよう求められたと綴っています。

 

③「音声データはネグれ(無視しろ)」証拠隠し指示か

 Aさんが深刻な問題として訴えているのが、「証拠隠し」の指示です。

 

 手記によりますと、容疑者のスマートフォンから大量の通話録音データが見つかり、事件の見立てに影響する可能性があったため、主任検事に報告したといいます。

 

 しかし、主任検事からは、「上司には報告せずネグれ(無視しろ)」「音声データの存在は報告しない」などと指示されたと主張しています。

 

 Aさんは悩んだ末、別の先輩検事に相談。説得を受けて上司に録音データの存在を報告したということです。

 

 Aさんは研修を受け、不眠や動悸、食欲不振や過食などの症状に悩まされ、検事としての仕事を続けることが困難になったとして今年辞職。適応障害と診断されたということです。

 

■内部調査で「パワハラ認定」も処分なし

 

 手記などによりますと、Aさんは辞職時に検察に被害を申告し、大阪高検が内部調査を実施しました。

 

 その結果について、検察幹部からは「パワハラ認定された」と説明を受けた一方、「証拠隠し」については認定されず、「(元検事が)勘違いしてしまう発言があった」とされたとしています。

 

 さらに、処分については「主任検事の言動は問題ではあるが、パワハラと認定したのは1回目だから、今回は許すことにした」などと説明を受けたといい、主任検事への懲戒処分は行われなかったということです。

 

 ひかりさんによりますと、Aさんは「一人で抱えきれなくなった」としてひかりさんに被害を相談。その際Aさんは、「検察では辞職すれば、何も言わなければ“なかったこと”になってしまう。調査をしても救われないし何も変わらない、組織を離れた方がいいと思った」と話し、検察組織全体への抗議とともに、問題が隠蔽されていくことへの悲痛な胸のうちを語ったといいます。

 

■性被害訴える女性検事が手記公表を決意 「辞めれば“なかったこと”になる…」ひかりさんに相談

 

 手記を公表したひかりさん(仮名)は、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告から性被害を受けたと訴えている女性検事で、20189月、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告から、酒に酔って抵抗できない状態のひかりさんに対し、職場上の立場を利用して性的暴行を加えられたと訴え、北川被告は20247月に準強制性交の罪で起訴され、現在大阪地裁で裁判が行われています。

 

 202410月に始まった裁判では、初公判で北川被告は当初、起訴内容を認めていたものの、その後一転して、無罪を主張する方針を明らかにしています。

 

 ひかりさんは大阪地検に対し、「第三者委員会」を設置して検察内で事件を検証し再発防止策を講じるよう再三にわたって要望していましたが、大阪地検から十分な回答が得られなかったとして、今年4月に辞表を提出しました。

 

■大阪高検がコメント「不適切な事案はあった」

 ひかりさんによる手記の公表を受け、大阪高検は7日、コメントを公表しました。大阪高検は「手記の内容は、検察において非違行為の疑いを認識しながら十分な調査が行われていないのではないか、不適切な捜査処理がなされたのではないかとの疑いを持たれかねない表現がなされている」としたうえで、「調査の求めがあったものについては、調査を行い、結果に相応する指導を対象者に対して行っている」「手記にある事件については証拠を十分に検討した上で処理をした」などとしました。

 

 また、大阪高検は読売テレビの取材に対し「不適切な事案はあった」と認めたうえで、「プライバシー保護の必要性が高い事案のため、パワハラ認定した内容や、処分の詳細などは差し控える」と答えています。

 

■ひかりさん「“組織的な背景”が問題」第三者委員会設置を訴え

 大阪高検のコメントを受け、ひかりさんが7日、読売テレビの取材に応じました。ひかりさんは「重大な違法捜査の強要とパワハラで被害職員(Aさん)の心身を壊したにもかかわらず、懲戒処分や訓告にせず、相応の注意に終わらせてるのが問題だ。特捜部の筆頭検事が違法捜査を強要しパワハラ行為をし、熱意のある優秀な検事を辞職に追いやった。その組織的背景が問題なのに、蓋をして隠蔽するところが検察の自浄作用のなさだと思う」とコメント、検察に対し、「第三者委員会」を設置するよう引き続き訴えていくとしています。

 

 

 

「お前、ポンコツだな」元検事のパワハラ主張で大阪高検が上司を「指導」と公表 

 

2026年8月7日() 19:34 産経新聞

 

大阪地検特捜部内で上司からパワハラを受けたとする元検事の手記が公表されたことを受け、大阪高検は7日、公表以前に元検事の求めで調査を行い、当時の上司に「結果に相応する指導を行った」とするコメントを発表した。元検事は特定の事件で「違法捜査を強要された」とも訴えたが、高検は強要の有無には触れず「証拠を十分に検討した上で処理し、公判でも事実関係を争われることなく有罪が確定した」とした。

 

高検の畑中良彦次席検事がコメントを報道陣に読み上げた。手記について「不適切な捜査処理がなされたのではないかとの疑いを持たれかねない」と言及。ただ調査結果や指導内容は「お答えを差し控えるべきもの」として、具体的には明らかにしなかった。

 

手記によると、元検事は令和5年度に大阪地検特捜部で研修中、上司から、否認している容疑者の「自白調書」の作成や通話データの隠蔽(いんぺい)を指示された。また「お前、ポンコツだな」などと連日、人格否定をされたという。

 

元検事の申告を受け、高検は調査でパワハラを認定したが、懲戒処分は行わなかったという。元検事は「組織に対して諦めの気持ち」を抱いて辞職したとつづった。

 

手記は今月3日、大阪地検の元検事正から性被害を受けたと訴える女性検事が「元検事から託された」として公表した。

 

 

 

“違法捜査を指示された”元男性検事の手記に大阪高検
「対象者に指導、申告者に説明も行った」

 

2026年8月7日() 19:36 毎日放送

 

大阪地検特捜部の検事に違法捜査を指示されたなどとする元男性検事の手記に対し、大阪高検は「指導を行い、説明も行った」としました。

 

元男性検事の手記によりますと、2023年大阪地検特捜部で行われた「脱税事件」の捜査研修で指導担当だった検事から自白を強要する「作文調書」の作成を指示されたほか、容疑者に有利な録音データが見つかった際にも、証拠を隠蔽するよう指示されたと主張しています。

 

大阪高検は調査はしたものの、懲戒処分は行っていないということです。

 

大阪高検は87日、「速やかに調査を行ったうえで、結果に相応する指導を対象者に行うとともに申告者に対して説明を行った」としています。

 

また証拠隠ぺいの指摘については「証拠を十分に検討したうえで処理したものであって、公判でも事実関係を争われることなく有罪が確定している」と説明しました。

 

大阪高検は、人事院の公表指針に従って適切に対応していて、指針に従って公表することとしなかった事案については関係者のプライバシーなども考慮し、答えを差し控えるべきものであることを前提としているとしています。

 

そのため、パワハラや証拠隠滅の指示、自白を強要するプロセスを事実として認定したかどうかについて「答えられない」としています。

 

 

 

「ポンコツだな」“暴言”浴びせたパワハラ検事
 大阪高検が出した処分とは…

 

2026年8月7日() 21:41 朝日放送

 

 大阪地検特捜部の研修中にパワハラなどを受けたとする元検事の手記が公表されたことについて、大阪高検は「速やかに調査をした上で相応する指導を行った」などとするコメントを発表しました。

 

 この手記は大阪地検の元検事正からの性被害を訴える女性検事が、元検事の男性から提供されたとして今月3日に公表していました。

 

 手記によりますと男性は2023年、大阪地検特捜部の研修中に主任検事から「お前、事件を潰す気か」「ポンコツだな」と「3時間睡眠で仕事回せるだろ?俺もそういうようにやってきた」などと人格否定をする内容や長時間労働を強いる言葉を言われ続けたということです。

 

 このほか男性は手記の中で容疑者が否認していたにもかかわらず、主任検事が想定する自白調書を作成するように言われたり、事件の証拠になり得る新たな証拠について、「録音データがあることは上司には報告せずネグれ」などと隠すように指示を受けたりしたということです。

 

 男性は研修後、心身の状態が悪化するなどして、去年1月に辞職しました。大阪高検は7日、「手記にある内容のうち申告者から調査の求めがあったものについては、速やかに関係者からの聞き取り等の調査を行った上で、その結果に相応する指導を対象者に対して行うとともに、申告者に対してその説明を行っている」「手記にある個別事件については、言及されている音声データの内容を含めて、証拠を十分に検討した上で処理をしたものであって、公判でも事実関係を争われることなく有罪が確定している」などとするコメントを発表しました。

 

 男性は主任検事のパワハラが認定されたと説明を受けたことを明らかにしています。

 

 一方で「主任検事の言動は問題ではあるが、パワハラと認定したのは1回目だから、今回は許すことにした」などとも言い渡されたということです。

 

 

 

「ポンコツだな」大阪地検特捜部で"パワハラ"受け辞職した元男性検事の手記
 大阪高検は「十分な調査を行い適切な捜査処理を行っている」との考え示す

 

2026年8月7日() 21:54 関西テレビ

 

大阪地検特捜部内でパワハラを受けその後、退職を余儀なくされたとする検事の手記が公開された問題。

 

大阪高検はきょう=8月7日「十分な調査を行い、適切な捜査処理を行っている」との考えを示しました。

 

今月3日、大阪地検の元検事正北川健太郎被告(66)からの性被害を訴えているひかりさん(仮名)は、同僚だった元検事から提供を受けた手記を公開しました。

 

手記などによると、元検事の男性は大阪地検特捜部での研修中、当時の主任検事から見立てに沿う自白調書の作成を指示されました。

 

また、「お前、ポンコツだな」などと連日罵倒されたほか被疑者のスマホの録音データを見つけた際、研修期間内での起訴を優先するため上司に報告しないようにと指示されたということです。

 

元検事は体調を壊し、ことし検察庁を辞職。その後、適応障害と診断されました。

 

大阪高検は調査でパワハラを認定したものの、主任検事を注意するのみだったということです。

 

7日、大阪高検は手記が確認できたため考えを示すとして、メディアを集めました。

 

「建物への出管理、プライバシーを考慮した」としてカメラ撮影は認めない形で、畑中良彦次席が説明を行いました。

 

畑中次席は手記について「十分な調査が行われず、不適切な捜査処理がなされたのではないかとの疑いをもたれかねない表現がなされている」としました。

 

そのうえで「速やかに調査を行い結果に相応する指導を対象者に対して行うとともに申告者に説明した」「録音データの内容を含めて証拠を十分に検討した上で処理したものであって有罪が確定している」などとしています。

 

実際にパワハラに該当したのかどうか、どのような処分を行ったのか、なぜ公表しなかったのかについては「すべて答えられない」としています。

 

 

 

大阪地検特捜部の検事を「パワハラ」で口頭指導
…「お前、ポンコツだな」元検事の手記公表巡り

 

2026年8月8日() 11:30 読売新聞

 

 大阪地検特捜部の先輩検事からパワーハラスメントを2023年に受けたと訴える元検事の手記が公表されたことを受け、大阪高検の畑中良彦次席検事は7日、報道陣に対し、「当時、関係者からの聞き取り調査を行い、(先輩検事の発言が)不適切だったことから口頭指導を行った」と明らかにした。

 

 元検事の男性の手記は、元大阪地検検事正(準強制性交罪で公判中)から性被害を受けたと訴えている女性検事が3日に公表した。手記によると、元検事は23年、特捜部での研修で脱税事件の捜査をした際、先輩検事から「お前、ポンコツだな」と叱責(しっせき)されるなどのパワハラ被害に遭ったという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ8月3日付記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「大阪地検特捜部でパワハラ」退職の検事が手記 別の女性検事が公表
これの続報です。

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