夏に気になるスメルハラスメント対策は?
他人への指摘のしづらさや自分で気付かないケースも...
においのプロに聞く向き合い方=静岡市
2026年8月6日(木) 20:01 静岡放送
職場や学校などでにおいにより不快感を与えてしまうスメルハラスメント=スメハラへの意識が高まっています。
他人への指摘のしづらさや、自分では気付かないケースなど一筋縄ではいかないにおいの問題と向き合うポイントを専門家に聞きました。
■■約半数が「自分のにおいが不快感を与えていないか不安」...
においについて、まちで聞いてみると...。
<街の人>
「通勤ラッシュにかぶると、電車の中はちょっと、におい。自分が大丈夫かなというのもそうだし、周りのにおいも気になったりする」
<街の人>
「汗かいたあと、におわないかなとだいぶ心配です」
<街の人>
「お客さん相手ににおいがきついと困ったり、仕事に支障が出たりしてしまうので、例えば強い香水はつけないようにしている」
日本ハラスメントリスク管理協会の調査では、「自分のにおいが不快感を与えていないか不安に感じる」と回答した人の割合が約半数をしめています。
喫煙場所の制限や、ポイ捨てに関する法律など、世の中をきれいにする動きが進みにおいに敏感になる人が増えているといいます。
■■売り上げ1.5倍の対策グッズは
暑さが増すなか、特に気になるのが汗のにおいです。
<ハンズ静岡店 和田聖子さん>
Q. どんな商品が人気なんですか?
「2026年で人気なのは、ドライシャワーという商品で、髪と頭皮と体に使って、かいた汗をスッキリさっぱりさせてくれる商品。特に無香料タイプが人気」
店ではにおい対策グッズの売り上げは、すでに2025年の1.5倍に伸びています。
<ハンズ静岡店 和田さん>
「スメルハラスメントという言葉も耳にするようになっていて、自分が人のにおいで嫌な気持ちになったから、自分も人に嫌な思いをさせないようにする」
■■専門家が「不快なにおい」を再現
不快なにおいは、体臭に口臭、たばこ臭や香水、柔軟剤のにおい、さらには職場でのお弁当のにおいなども挙げられるといいます。
においを研究する臭気判定士の望月さんに不快なにおいを再現してもらいました。
<杉本真子キャスター>
「お洗濯ものの生乾きのにおいがします。周りの人からしたらかなり不快では?」
<ハルインダストリ 臭気判定士 望月幸之介さん>
「自分で身に着ける服の場合、慣れてしまう事があるので、意外と自分は気にならなかったりする」
他人からは指摘しづらいこともあり、思いがけないハラスメントのリスクが潜んでいます。
■■直接言いにくい体臭は産業医や上司への相談も
今できる一番の対策はー
<ハルインダストリ 臭気判定士 望月さん>
「汗臭の原因が服に潜んでいる状態で汗をかくと濡れてにおいが発生する。洗濯をしっかりしてあげるとか、干すときにしっかり乾くようにしてあげることが大事。不快に感じる人がいるのは事実なので、お互いが気持ちよく過ごすための配慮」
においは、相性もあるため非常に難しい問題です。香水や柔軟剤、タバコ臭などは、抑える工夫が自分でできます。
日本ハラスメントリスク管理協会の金井絵理代表によりますと、体臭などコントロールできない部分で相手に指摘しづらいという時には、直接伝えると仕事のしづらさにつながることもあるので、まずは産業医や上司に相談し、「健康上の問題」として本人に伝えてもらう。
相手への配慮としてもにおいを気にする時代に変化しています。
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