窓口で1時間半怒鳴る、呼び鈴を連打…別の課でも繰り返す
――都城市長「看過できない」 “パワハラ疑惑”市議の徹底調査求める
2025年8月28日(木) 21:05 南日本新聞
宮崎県都城市の池田宜永市長は28日開いた定例会見で、市障がい福祉、こども家庭両課の窓口で温水智久市議による不当要求やパワハラと疑われる行為があったことについて、「看過できない」と述べ、29日から本格的な審査が始まる市議会政治倫理審査会による厳正な判断をあらためて求めた。
池田市長は「内容を精査した結果、それが事実なら看過してはならない問題だと判断した。議会として事実関係をちゃんと把握してほしいし、市民に公表してほしい」と述べた。
市総務課によると、温水市議は7月31日午後3時15分から約1時間半、市障がい福祉課窓口で、対応への不満を大声で怒鳴り、呼び鈴を連打するなどの行為をした。その後、業務時間外に、こども家庭課を訪れ、同様の行為をした。
窓口の呼び鈴連打し市職員をどなる・大声上げ机たたく
…宮崎県都城市議員が認めたが「パワハラではない」
2025年8月30日(土) 15:58 読売新聞
宮崎県都城市議会の温水智久議員(38)(1期目)が市職員にパワーハラスメントや不当要求に該当する言動を行った疑いがあるとして、市が事実確認を求めたことに絡み、市議会の政治倫理審査会(政倫審)が29日、市役所で開かれた。温水議員は自身の言動はパワハラや不当要求に当たらないとの認識を示した。
市は温水議員について、7月31日、障がい福祉課の窓口の呼び鈴を連打し、複数の職員に市の業務への不満を大声でどなるなどしたとしている。
温水議員は政倫審の委員の聴取に対し、障害者に関わる件で同課の窓口を訪れて呼び鈴を連打してどなったことや、別室で応対した職員に大声を上げ、机を1回たたいたことを認める一方で、「約束の時間に(窓口に)職員がいなかった」「パワハラや不当要求の心当たりはない」とし、職員側も議員に1回どなったとした。
政倫審は市が市議会に事実確認や再発防止を求めたことを受け、今月7日に設置。温水議員や市職員に事実関係を確認し、11月中旬までに報告書をまとめる。
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