「奥さんを教育しておけ」 パワハラ発言で消防司令補を停職処分
2025年8月22日(金) 18:56 毎日新聞(朝比奈由佳)
東京消防庁は22日、パワハラや盗撮をしたとして、品川、金町両消防署の男性消防司令補2人を懲戒処分にしたと発表した。
品川消防署の消防司令補(52)は2023年~24年6月ごろ、部下の頭をヘルメットの上から殴ったり、家族の体調不良で休暇を取得した別の部下に「奥さんを教育しておけ」「できないなら離婚しろ」などとパワハラ発言をしたりしたとして、停職4カ月とした。
また、金町消防署の消防司令補(43)は、7月16日午後9時40分ごろ、JR我孫子駅(千葉県我孫子市)のエスカレーターで、20代女性のスカート内をカバンの中に入れたスマートフォンで撮影したとして、停職3カ月とした。千葉県警に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで現行犯逮捕されていた。
同庁服務監察課の海野幸太課長は「事案を重く受け止め、教育・指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
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休暇取得の部下に「妻を教育しておけ」、職員を停職処分 東京消防庁
2025年8月23日(土) 15:00 朝日新聞(長妻昭明)
家族の体調不良で休暇を取った部下に対して「妻を教育しておけ」などと暴言を吐くといったパワハラ行為を繰り返したとして、東京消防庁は22日、品川消防署の男性消防司令補(52)を停職4カ月の懲戒処分とし、発表した。
同庁によると、2023年11月から24年6月、訓練中にヘルメットの上から部下を殴ったり、家族の体調不良で休暇を取った部下に「妻を教育しておけ。理解できなければ離婚しろ」などと発言したりした。上司にも「言い方に気をつけろ。何様なんだ」と発言したという。
消防司令補は「搬送訓練中に落とされて、反射的に手が出た。発言はハラスメントのつもりはなかった。被害者に謝罪したい」と話しているという。
また、同庁は22日、駅のエスカレーターでスマートフォンを使って女性のスカート内を盗撮したとして、金町消防署の男性消防司令補(43)も停職3カ月の懲戒処分とした。処分を受け、依願退職したという。
《カウンセラー松川のコメント》
金町消防署の件は、盗撮なので刑法犯事案ですから、拙ブログの対象外です。
しかし、品川消防署の件は、典型的なパワハラとマタハラです。
消防の仕事の多くは休暇による欠員補充が必要なので、
上司や管理職も突然の休暇使用に対して感情的になってしまったのでしょう。
でも、家族を看病するのを他に託せなければ、仕事を休むしかありません。
本人であれ家族であれ、突発的な事柄で急遽の休暇は起こりうること。
それに目くじらょを立てていたのでは、先輩上司は務まりません。
被害者の皆様へ
どうも昭和脳な脳筋職員がまだ生存していたのですね。
被害に遭ったのは本当に災難としか言えません。
しかし、再発もありますから、今後も要注意です。
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