「花嫁修業に苦労」「出生率下がる」発言
前町田署長を処分 警視庁
2025年8月19日(火) 5:00 朝日新聞
警察官の寮に入る女性署員に対して「自炊をしないので花嫁修業に苦労する」といったセクハラ発言をしたなどとして、警視庁町田署の男性署長(59)が警視総監注意の処分を受けたことが、同庁への取材でわかった。処分は8月7日付。異動発令日だった18日付で辞職した。
警視庁によると、発言があったのは今年4月の署員との懇親会。女子寮に住む署員に、前署長は「寮は食事が出るので自炊をしない。自炊をしないと料理ができない」「花嫁修業で苦労する」などと述べたほか、「出生率が下がる」とも発言したという。
別の場でも、化粧を落とした女性署員に対して「元に戻ってしまった」といった発言があった。別の女性署員には「小学生みたいな顔をしている」とも伝えたという。これらの発言について、警視庁は「セクハラ」に当たると認定した。
監察業務を担う警視庁人事1課に匿名の情報提供があり、同課が調査していた。調査に対して、前署長は「職員との接し方には気を付けていたつもりだった」「本当に申し訳ないと思っている」と釈明したという。
警視庁の署長がセクハラ発言で警視総監注意の処分
…懇親会で女性署員に「寮は…花嫁修業で苦労する」 18日付で辞職
2025年8月19日(火) 10:21 フジテレビ
警視庁町田署の前署長(59)が、「花嫁修業で苦労する」などと女性署員にセクハラ発言をしたとして警視総監注意の処分を受けていたことが分かりました。
町田署の前署長は、2025年4月に行われた署員との懇親会で、女性署員に対し「寮は食事が出るので自炊をしない。花嫁修業で苦労する」と発言したほか、「出生率が下がる」などと述べていたということです。
警視庁はこれらの発言が「セクハラ」にあたると認定し、8月7日付で警視総監注意の処分としました。
前署長は「本当に申し訳ない」と話しているということで、18日付で辞職しました。
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