2022年8月4日木曜日

「息子は上司のパワハラで自殺」8900万円の損害賠償請求 被告の会社は両親の訴えを全て認める 大分

「息子は上司のパワハラで自殺」8900万円の損害賠償請求
 被告の会社は両親の訴えを全て認める 大分

 

2022年8月4日() 19:24 大分放送

 

大分県豊後大野市の工場で働いていた当時21歳の男性が上司のパワハラにより自殺したとして、遺族がおよそ8900万円の損害賠償を求めた民事裁判で、被告の会社は4日、原告の請求を全て認め、裁判を終えました。

 

この裁判は豊後大野市の家具製造工場で働いていた当時21歳の男性が20198月、上司から受けたパワハラなどにより自殺したとして、両親が工場の本社などに対しおよそ8900万円の損害賠償を求めていたものです。

 

訴えによりますと男性は上司から度重なる嫌がらせを受けた後「お前なんかいらない」などと告げられ、その2日後、自殺したとしています。

 

4日開かれた第1回口頭弁論で会社側は原告の両親の請求を全て認める認諾を行い、裁判は終結しました。

 

(男性の父親)「一応お金を払ったからそこで終わりみたいな幕引きは予想だにしていなかった。心の方がついていかない感じです」

 

4日の裁判の中で会社側は今後、男性の両親の家を訪ね自殺に至った経緯や再発防止に向けた取り組みについて伝えたいという意向を示しました。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

工場勤務の21歳男性自殺
 会社側が“上司からのパワハラ”原因認める 大分

 

2022年8月4日() 19:11 テレビ大分

 

大分県豊後大野市内の工場に勤めていた男性が自殺したのはパワハラなどが原因だとして、両親が会社側を相手取り8900万円あまりの損害賠償を求めた裁判が4日、大分地裁で開かれました。

会社側は遺族の請求を全て認め裁判は終結しました。

 

訴えによりますと2019年、豊後大野市内の工場に勤務していた当時21歳の男性が自殺しました。男性の両親は上司からのパワハラなどが原因として、工場の本社などを相手取り合わせて8900万円余りの損害賠償を求めています。

 

4日は大分地裁で第一回口頭弁論が開かれ、会社側は両親の請求を全て認め裁判を終結する認諾の手続きを取りました。

今後、両親のもとを訪ね再発防止に向けた取り組みなどを報告するとしています。




パワハラ自殺で賠償訴訟 会社側は訴えを全面的に認める

 

2022年84日(木) 1825分 NHK

 

3年前、豊後大野市の家具の製造工場で、当時勤務していた男性が自殺したのは、上司によるパワーハラスメントが原因だったとして、男性の両親が工場の本社などに対して損害賠償を求めた裁判で、会社側は訴えを全面的に認め、4日で裁判が終わりました。

 

豊後大野市にある家具の製造工場で勤務していた当時21歳の男性は、3年前の8月、農薬を飲んで自殺しました。

 

これについて両親は上司からのパワーハラスメントが原因だったとして、愛知県にある工場の本社などを相手に、あわせて8900万円あまりの損害賠償を求めて提訴していました。

 

男性の自殺について、豊後大野労働基準監督署は去年12月、「上司からの必要以上の叱責があり、うつ病を発症していた」として労災認定しています。

 

4日は、大分地方裁判所で初めての口頭弁論が開かれ、この中で家具会社の社長が「指導を超えたハラスメントがあり、責任はすべてわれわれにある。2度と同じことを起こさぬよう精進したい」と述べ、訴えを全面的に認める「認諾」の手続きを取りました。

 

この結果、裁判はこの日で終わりました。

 

裁判のあと原告の父親は、「勝訴はしたが事実関係が明らかになっていないので、納得できたわけではない」と話していました。

 

一方、家具会社の社長は、「意見陳述で述べたとおりです。今後遺族に対し真摯に向き合いたい」と話していました。


《カウンセラー松川のコメント》

被告は認諾と言う方法を選び原告と争わず
「提訴内容のとおりである」としました。
これにより、裁判の長期化は避けられましたが
法廷で数々の証拠について提示される事も無くなり
被告としても痛くもない腹を探られる心配が無くなりました。
いや多分痛い腹だと思いますけど。

御遺族の皆様へ
これで結審となりますが
裁判の長期化による様々なデメリットも回避出来ましたので
これはこれで良かったと考える方が得策かも知れません。


《カウンセラー松川のコメント》

《カ



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