2022年8月17日水曜日

元警察署長を訓戒 部下にハラスメント 大阪府警

元警察署長を訓戒 部下にハラスメント 大阪府警

 

2022年8月17日() 20:16 時事通信

 

 部下にパワハラ、セクハラ行為を繰り返したとして、大阪府警は17日、枚方署長を務めた男性警視(60)を本部長訓戒の処分とした。

 

 警視は同日付で依願退職した。パワハラを認める一方、セクハラは「そんな覚えはない」と話しているという。

 

 府警監察室によると、警視は昨年4月~今年6月、同署の部下4人に対し、大声で叱責して机をたたくパワハラを繰り返した。6月の酒席では、隣に座った部下の女性に体を密着させたり、不必要に腕を触ったりしたとされる。女性警察官が別の上司に被害を申し出て発覚した。

 

 田畑修治・府警監察室長の話 署長として極めて不適切な行為で、厳正に処分した。職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努めていく。



※ 他社のニュースも掲載致します

前署長が女性署員に体を密着、
おにぎりを「あーん」と言いながら食べさせる

 

2022年8月18日() 6:41 読売新聞

 

 大阪府警は17日、飲み会で女性署員にセクハラしたなどとして、前枚方署長の榎原章人警視(60)(警務部付)を本部長訓戒の処分としたと発表した。榎原警視は同日付で依願退職した。

 

 府警によると、榎原警視は署長だった6月23日、居酒屋で女性署員1人と男性署員2人の計4人で飲酒した際、隣に座った女性署員に体を密着させたり、手で持ったおにぎりを「あーん」と言いながら食べさせたりした。

 

 女性署員が同日中に上司に相談。数日後に情報を把握した府警本部が調査し、7月4日、「職務の継続は適切ではない」として署長を更迭、警務部付とした。

 

 その後の調査で、榎原警視が署長室で、決裁に訪れた課長ら4人に「もっとちゃんとしろ」などと大声で叱責(しっせき)する行為を繰り返していたことも判明したという。榎原警視は、セクハラについて「そんなことをした覚えはない」と話し、パワハラは認めているという。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者もパワハラは認めるのは、警察のパワハラ体質が当たり前であり、
「多少のパワハラなら許される」そんな風潮があるからでしょう。
それに比べて、セクハラは破廉恥な行為ですので
権威者としては認めたくないのも理解出来ますし、
「おにぎりを食べさせたくらいでセクハラにはならない」と
考えていれば当然「セクハラなんてしていない」と思って当然です。
しかし、ハラスメントは被害者の受け取り方次第です。
「たかが、この程度」と思っても、それまでの経緯や関係性が影響します。
だから、おにぎりを食べさせただけでなく、
それよりも前に何かあったのかも知れません。
階級社会で上位者は王様かもしれませんし、
その場では誰も注意しないので問題無いと油断していると
後から正論で反撃される場合も多々ありますので、
自身の振る舞いには注意したいものです。

被害者の皆様へ
加害者は依願退職と言う形で職場から消えましたし、
他所から意趣返しをしく来ることも無いでしょうから、
本件については安心して良いと思います。

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