2022年8月26日金曜日

女性部下を蹴る、長時間叱責パワハラ 市職員を懲戒処分、岐阜・可児市

女性部下を蹴る、長時間叱責パワハラ
 市職員を懲戒処分、岐阜・可児市

 

2022年8月26日() 10:01 岐阜新聞

 

 岐阜県可児市は25日、部下を蹴ったり叱責(しっせき)し続けたりするパワーハラスメントをしたとして、市民部の男性職員(62)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした、と発表した。

 

 市によると、男性職員は730日、市の関係団体が主催するイベント会場で、部下の女性職員が自分の指示と異なる対応をしたことに腹を立て、背後から右足を2回蹴った。

 

 また、83日には、事務所で同じ女性職員に対して、普段の言動について1時間以上にわたり叱責を続け、我慢できずに早退しようとした女性職員の進路をふさぎ、右手を引っ張り、引き戻した。部下にけがはなかった。

 

 女性職員が元上司に相談して発覚。市の聞き取りに、男性職員はパワハラを認め「考え方の違いがあった。申し訳ない」と話したという。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者は被害者に対して「言う事を聞かない」「仕事が出来ない」との
負の感情を特に抱いていたのでしょう。
加害者の談「考え方の違いがあった」のは強ち嘘でもないでしょう。
ジェネレーションギャップでイライラしても異常ではありません。
但し、物理的な攻撃に出るのは絶対にダメです。
特に足を使う[蹴り]は攻撃性の高い行為ですので、
言い訳も許されません。
そして、1時間以上の叱責も通常はパワハラと看做されます。
「昔は当たり前」では済まないのが現代社会です。

被害者の方へ
加害者から完全に目を付けられてましたね。
ボタンの掛け違いでもあったのでしょうか?
この様な状態になると仲介者が不在では
関係が悪化するばかりでしょうから大変だったと思います。
このまま再発しない事を祈念しております。
尚、心身に不調を感じたら心療内科や精神科への受診をお勧めします。

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