2022年8月16日火曜日

嫌がる部下の手握り続け 大阪府の58歳職員、セクハラで停職6カ月

嫌がる部下の手握り続け 大阪府の58歳職員、セクハラで停職6カ月

 

2022年8月16日() 16:10 毎日新聞(近藤諭

 

 大阪府は16日、部下の女性職員1人にセクハラやパワハラを繰り返したとして、財務部の課長補佐級の男性職員(58)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性職員の上司2人も訓告とした。

 

 府によると、男性職員は20215月~223月、部下の自宅最寄り駅で待ち構えて家に連れて行くよう強要したり、電車内で嫌がる部下の手を約5分間握ったりした。別室に呼び出して「顔が見たいからマスクを外して」と求め、飲食に誘うメールを繰り返し送ったこともあった。誘いを断られると不機嫌になり、部下を萎縮させたという。

 

 男性職員は「部下を苦しめている可能性は認識していた。長期間にわたり苦しめる結果となり申し訳なかった」と話しているという。



※ 他社のニュースも掲載致します

20代女性職員に「マスクを外して」 58歳大阪府職員を懲戒処分
 「手を握り5分間」「駅で待ち伏せ」などセクハラ・パワハラ繰り返す

 

2022年8月16日() 18:07 朝日放送

 

 部下の手を握って約5分間離さない、自宅に連れて行くよう強要するー。

こんなセクハラ行為を繰り返したとして大阪府は16日、府財務部に勤務する58歳の課長補佐級の男性職員を、停職6ヵ月の処分としました。

 

府の発表によりますと、職員は去年5月から今年3月にかけて、20代の女性職員に対し、

・駅で待ち構えて自宅に連れて行くよう強要し、拒否されると肩をつかんだ。

・帰りの電車で手を握り、離そうとする部下の手を約5分間離さなかった。

・繰り返し飲みに誘い、容姿に関することなど仕事と無関係なメールを送った。

・仕事の名目で部下を別室に呼び出し、「顔が見たいからマスクを外して」と言った

・部下が誘いを断ったり、メールを返信しなかったりすると、機嫌が悪くなり部下を委縮させた。


といったセクハラとパワハラ行為を繰り返したということです。

 

女性がハラスメント被害を職場に申し出て発覚。

「停職6ヵ月」は、職員の懲戒処分の中では免職に次いで重い処分です。

 

府の調査に対して職員は、部下の女性が怖がっていることに気づいていたとして、「部下を苦しめている可能性は認識していた。長期間にわたり苦しめる結果となり申し訳なかった」と話しているということです。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者は「部下を苦しめている可能性は認識していた」とのこと。
自分の娘の様な年齢の女性部下への恋愛感情を
この様な形で露わにするのですから正常とは思えません。
そして、ここまで作為的な職場内のセクハラが
府庁舎内外で継続していたとは本当に恐ろしいことです。
それでも加害者は免職にならないのですから、
今でも刑事事件化出来ないセクハラは軽く見られている証しです。
加害者の辞職までは伝えられておりませんので、
6か月経ったら復職するのでしょう。
被害者にとっては再度苦痛の日々とならない様な処置を採られる事を
祈念しております。

被害者の方へ
とんでもない上司に見初められてしまったものです。
加害者が復職後に公私共に接触がし難い措置を願い出るのも
一つの予防策かも知れません。

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