原告「22件のパワハラ受けた」
陸自海田市駐屯地パワハラ訴訟、国と科長は請求棄却求める
広島地裁で第1回弁論
2024年9月9日(月) 14:36 中國新聞
陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)の女性防衛技官3人が上司の科長からパワーハラスメントを受けて「適応障害」となり休職を余儀なくされたとして、国と科長に計990万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、広島地裁であった。国と科長側は請求棄却を求めた。
元上官からパワハラ受けたと女性自衛隊員3人が損賠訴え
広島地裁で裁判始まる 国と上官側は争う姿勢
2024年9月9日(月) 17:47 テレビ新広島
元上官にパワハラを受けたとして、陸上自衛隊海田市駐屯地の隊員3人が、国と上官に損害賠償を求めている裁判が広島地裁で始まり、国と元上官側は、訴えの棄却を求め争う姿勢を示しました。
訴状などによりますと陸上自衛隊海田駐屯地所属の女性隊員の3人は、2018年7月から2022年6月までの間、元上官から繰り返し叱責されるなど22件のパワハラを受け、適応障害で休職を余儀なくされたとして、1人330万円の損害賠償を請求しています。
3人は、防衛省が行った特別防衛監察でもパワハラの認定がされず、適切な処置が取られていないと主張しています。
9日、広島地裁で始まった裁判で、国と元上官側は訴えの棄却を求め、争う姿勢を示しました。
裁判後、隊員3人は記者会見を開き胸の内を明かしました。
【裁判を起こした隊員】
「症状が変わらないということ自体が、私が受けたパワハラの重さのあかしだと思いますので、私もこれから先この裁判の中で明らかにしていければと」
次回の裁判は11月18日に予定されています。
「パワハラがあったことを認めて欲しい」
国側は請求棄却を求める
陸上自衛隊海田市駐屯地の女性技官3人 パワハラで休職と訴え
広島地裁で初弁論
2024年9月9日(月) 13:12 中国放送
上司からのパワハラで休職を余儀なくされたとして、自衛隊で働く女性技官3人が国などに慰謝料を求めた裁判が9日、広島地裁で始まりました。
訴えを起こしたていたのは、陸上自衛隊海田市駐屯地で働く女性技官3人です。
訴えによりますと3人は2018年から23年にかけて、直属の上司から怒鳴りつけられたり、一方的に責任を押しつけられたりするなどのパワハラを恒常的に受け、休職を余儀なくされたとして、国と上司に一人あたり330万円の慰謝料を求めています。
3人はパワハラに対して周囲の自衛官は見て見ぬふりをするなど適切な対応を取らず、さらに特別防衛監察でもハラスメント認定がなされなかったと主張しています。
9日の第1回口頭弁論で国側は、訴えを退けるよう求めました。
その後、広島市中区で開かれた会見で、原告の3人は国側に対し「パワハラはあったと思っているので、そこを認めてほしい」と改めて訴えました。
次回の裁判は11月18日に行われます。
陸上自衛隊パワハラ訴訟 防衛技官3人が提訴 広島
2024年9月9日(月) 11:53 広島ホームテレビ
陸上自衛隊の上官からパワーハラスメントを受けたとして防衛技官3人が提訴した裁判が始まりました。
訴状によりますと、海田市駐屯地業務隊に所属する原告3人は、2018年から2022年にかけて上官の科長から怒鳴り散らされるなどのパワハラを受けたとして1人330万円の損害賠償を請求しています。
9日の裁判で原告側は「国は心身の変調など安全配慮義務をおうところ、適切な措置を講じていなかった」などと主張しました。
一方、被告の国と上官は訴えの棄却を求めました。
原告「いろんな場面でフラッシュバックがあって、こんなに体に影響を及ぼしているのはどれだけのパワハラがあったのかという証拠だと自分の中で思っている」
パワハラが原因だとして3人は休職していますが、自衛隊内での調査ではハラスメントと認定されていません。
陸自パワハラで初弁論 3技官、国側は棄却求める
2024年9月9日(月) 11:24 共同通信
陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)で、当時の上官から計22件のパワーハラスメントを受け、適応障害から休職を余儀なくされたとして、女性防衛技官3人が国と上官に対し慰謝料など計990万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、広島地裁(大浜寿美裁判長)で開かれた。国と上官側は請求棄却を求めた。
訴状などによると、3人は30~50代で、海田市駐屯地業務隊に所属。2018年夏~22年夏に、当時の上官から激しく責め立てられたり、繰り返し叱責されたりし、適応障害を発症、休職した。
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