2024年9月28日土曜日

パワハラ行為で消防署長補佐を戒告処分 岐阜・各務原市消防本部

パワハラ行為で消防署長補佐を戒告処分 岐阜・各務原市消防本部

 

2024年9月28日() 8:12 岐阜新聞

 

 各務原市消防本部は27日、部下にパワハラ行為をしたとして、北分署の50代の男性署長補佐兼救急第2係長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同本部などによると、男性署長補佐は、東部方面消防署長補佐兼警防第2係長だった4月以降、訓練中などに部下の男性職員に「仕事を辞めてしまえ」と言ったり、親を侮辱したりする発言を行った。同僚職員が市に報告し発覚した。管理監督責任があったとして、東部方面消防署の60代の男性署長と同署の50代の男性主幹も訓告とした。

 

 また、市と市教委は27日、小学校給食室の改修工事など3件の設計業務に絡み、契約期間内に業務を終えられなかった委託先2社に催促しなかったとして、資産税課の50代の男性課長を戒告の懲戒処分とし、市教委学校施設課の40代の男性課長補佐、担当者だったいずれも30代の男性主任技師2人を訓告とした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

人格否定の発言繰り返す パワハラで消防職員を懲戒処分 各務原市

 

2024年9月28日() 0:22 岐阜放送

 

  各務原市と市消防本部は27日、部下に対してパワーハラスメントを行った50代の男性消防職員を戒告処分にしたと発表しました。

  処分を受けたのは、各務原市の東部方面消防署北分署に勤務する50代の職員です。

  発表によりますと、この男性職員は4月から8月にかけて、部下に対し「仕事を辞めてしまえ」などと人格を否定するような発言を繰り返したということです。

  市と消防本部は、精神的苦痛を与えるパワハラ行為に当たるとして、男性職員を27日付で戒告の処分にしました。

  また、管理監督責任を果たしていなかったとして、消防署の主幹と署長の2人を訓告の処分としました。

  各務原市の消防長は「この事態を深刻に受け止め、組織全体でハラスメント防止に向けた取組みを徹底し、信頼回復に努めてまいります」とのコメントを発表しました。


《カウンセラー松川のコメント》

昔は比較的簡単に先輩や上司による「辞めてしまえ」発言がありました。
仕事には向き不向きがあり、それは採用試験の成績と無関係な部分にも
存在していたりします。
不向きな仕事を当人が嫌々続けていても、それが時間の無駄になったり、
効率が悪い任務遂行では、労使共に損失があります。
組織の多くは定員や実質的な定員がありますので、
やる気の無い人を雇っているのも無駄と言えます。
しかも、公安職であれば業務に危険性を伴うので、
注意が散漫しての受傷事故を起こして欲しく無いのも事実でしょう。
その為の親切心から「辞めてしまえ」発言が出る場合もあります。
しかし、人事権を有している訳でもない者ならば、
今では越権行為とも解釈出来ますので、
咄嗟に退職を促す発言は回避したいものです。
また、どんなに親しい間柄でも、家族や交際相手について
批判的な言及するのはトラブルの元です。
本人ならば我慢出来ても、家族等のことは我慢の限界を超えても
当然と言えます。
その点でも、この加害者は下手を打ったと言えましょう。

被害者の方へ
失礼な物言いの人は何処にでも居ます。
それを真正面から問題視しても時間と労力と心の無駄です。
言いたい者には言わせておいて、
馬耳東風を決め込むのが良いかも知れません。
勿論、被害は被害として記録したり申告するのも有りです。


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